ノルウェーのイースターはポースケといいます

生活

こんにちは!今日は今週末から始まるノルウェーのイースター休暇、påskeferie(ポースケフェーリエ)について書いていきたいと思います。

イースターとは

日本語ではキリストの復活祭と訳されるイースター。ノルウェーには現在国教があるわけではありませんが、ノルウェー人の多くはキリスト教に属していて、ノルウェーのカレンダーもキリスト教の祝日にならっています。

そもそもこのイースター休暇は日付が決まっているわけではなく、「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われる(Wikipedia参照)ため、毎年日付が変わります。Palmesøndagを皮切りにイースター休暇となるのですが、実はこのイースター休暇はずっと連休というわけではなく、Palmesøndag以降の月曜日から水曜日は平日で、木曜日から次の月曜日までが連休になります。なのでたいていのノルウェー人は月曜日から水曜日まで有給を使ったりして大型連休にするんですが、うちの夫みたいに有給は一気にたくさん取る派は普通に月曜から水曜までは働いたりしています。

ちなみに学校は公立の小中高校はお休みになり、大学は大学によって月曜から水曜までは講義をするところと、もうその週はイースター休暇として休みのところがあります。

ノルウェー人たちはこの休暇で海外に行く人もいれば、Hytteという別荘に行く人、または実家に帰省する人など様々ですが、クリスマスの時と同様、街から人はいなくなります笑
イースターの祝日に当たる日はお店、スーパーさえも休みのところが多いので、水曜日にうっかり買い物をし忘れるとpåskeaftenである土曜日まで待つか、日曜日も空いているスーパーで若干割高で買い物をしなければいけなくなったりします汗

イースターといえばなものたち

ノルウェーでポースケといえばオレンジ、Kvikklunsj(ノルウェー版のキットカット)とSoloと言うオレンジの炭酸飲料が代表的な食べ物です。あと忘れちゃいけないのがpåskeegg(たまご型のお菓子を入れる入れ物)で、イースターのモチーフがニワトリ、ひよこやうさぎなのですが、このpåskeeggにたくさんお菓子を詰め込んで休暇中に食べるのもイースターならではです。仕事でも休暇前に配られることが多いこのpåskeeggは夫も毎年貰ってきます。下の画像みたいにサイズもデザインも素材もたくさんあって集めたくなっちゃいます(オシャレとは…言い難いけれど…)。ちゃんとオシャレなやつもたくさんあるのでご心配なさらず。

また、キリストの復活祭ということで、祝日は資本主義的な広告やCMなどはクリスマスの時期同様ほぼなくなるのですが、テレビの中継も山からのレポートが多くなります。山でスキーをしたり家族や友人と過ごすノルウェー人たちにインタビューをして、自然の中で休暇を過ごす様子を映すことが多いです。

以前笑ってしまったのが、ノルウェーの国営放送がオスロ中心部に出向いてカフェで過ごす人にインタビューしていた際の第一声が、

「イースター休暇に山に行かないで、

なんでこんな市街地でコーヒー飲んでるの?」

もはや煽ってます笑

私自身はとりあえず一旦授業がストップするのでわからないところなどの復習をするくらいしか予定はありませんが、ゆっくりまったりしたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございます!☺

Vi sees!

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