一周回って愛されていたことに気づく | 見える世界と、見えない世界

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目に見える体も、見えない心もどちらも大事。
ふたつのバランスが取れた時に幸せはやってくる。

こんにちは、まりもです☆彡

 

 

催眠療法の中に「年齢対抗催眠」と

いうのがあるのですが、

 

これは自分の子供の頃に戻っていって、

癒されていない思いを成仏して、

現在の自分のこだわりや思い込みを

外していくというものです。

 

 

ごく簡単に言えば、ですね。

 

 

 

私は、ごく当たり前の家に生まれ

育ってきたので、

子供の頃に家族に虐待されたとか、

育児放棄をされた、ということは

ありませんでした。

 

 

 

だから、

特別癒すものはないかなぁ、

と思っていたのです。

 

 

 

でも、よくよく考えてみると、

親の言葉に縛られていたこととか、

自分の思いや価値観と思っていたものは、

実は自分のものではなく親のものだった、

というのがあることに気づいたんですね。

 

 

親の言葉、と言っても、

とくべつ辛辣なものではなく、

普通の親が普通に言いそうな事。

 

たとえば、

あなたは○○がダメね、

とか、

〇〇だったらいいのにね、

とか、

 

そんな程度の言葉。

 

 

でもそれが、意外に根深かったりして、

その後の私の行動や考えを制限して

しまっていたのです。

 

 

年齢対抗催眠では、そういう部分を

ひとつずつ、丁寧に見ていくので、

ずっと気づかなかったことや、

面倒くさがって考えようとしなかったことが

表面に出てくるんですね。

 

 

そして、それが自分の傷になっていたんだ、

とわかることがあるのです。

 

 

催眠時って面白くて、

自分でも思ってもいなかった言葉が

出てきてビックリすることがあるんですよ。

 

 

自分で言っておきながら、

え!?って驚く。

 

私は、母の思いを聞いたときに

それがありました。

 

 

こんな単語、よく出てきたなぁ、

どこから出てきたんだろう、って。

 

潜在意識って面白いですね。

 

 

 

そして、子供の頃に抱いていた思い、

思い込んでしまったことを、

ひとつひとつ癒していきました。

 

 

 

 

 

私は愛されていた

 

私はどちらかというと甘やかされて

育ってきたので、

自分が愛されている、とは

思っていました。

 

 

親族の中では、

甘やかされて育ったわがままな子、

と思われていたみたいです。

(兄弟は姉がひとり)

 

 

自分でもそれがわかっていて、

なぜだか、そういう人を演じなきゃ

いけない、みたいなところも

あったんですよね…

 

 

私はわがままなんかじゃない!

という主張をするのではなくて、

わがままな子らしい発言を

わざとしていたというか。

 

 

人の貼るラベルって

怖いものですね。

 

 

あなたはこう、と言われたら

そうしなくちゃいけない気に

なってくるのですから。

 

 

そして、どんどん自分の本質から

離れて行って、本当の自分を

見せなくなっていったのでした。

 

 

あ、これ、今書いていて気づいた事です。

 

 

ちょっと話が逸れてしまいました。

 

 

 

そうそう、甘やかされて自由に

生きてきた自分のことですね。

 

 

そんな私だったので、

癒しなんて必要ない、と

思っていたのですが…

 

 

でも、実際に退行催眠を受けてみると、

傷を負っていた自分がいて、

それが癒されないまま大人に

なっていたのです。

 

 

 

その部分に自分で気づいて

癒しを得て、学びにしていくのが

退行催眠なのですね。

 

 

面白い事に、催眠中だけじゃなく、

事前カウンセリングの時にも、

自分で話しながら気づくことも

あるんですよね。

 

 

これが問題だ、と思っていても

話しているうちに自己解決してしまったり。

 

 

 

また、変化はその場でも現れますが、

しばらくしてから現れることも

あります。

 

 

 

母はああいう風に言ってたけど、

その言葉の裏側には色々な思いがあって、

母にも自信のないところがあったんだ、

 

私の事を思って保守的になっていたんだ、

 

私を守りたかったんだ、

 

幸せにしたかったんだ、

 

と、それまで気づかなかったことに

気づいたのです。

 

 

 

母だけじゃなくて、父の思いも。

父は、ひたすら何があっても私を

愛してくれていたんだなぁ、と。

 

亡くなって久しいけど、

霊視カウンセラーに以前視てもらった

ところ、父は亡くなってからずーっと、

片時も離れず私のそばで見守ってくれているそうです。

 

カウンセラーさんが

羨ましい、と言うほど。

 

 

 

両親だけじゃなく、祖父母からも

沢山愛されて、可愛いと思って

もらえたこと、

 

それがとても幸せな事だったのだ、

お金では買えない経験をしたのだ、

 

と今更ながら気づいたんですね。

 

 
もし退行催眠を受けなかったら、
自分が愛されていたことにも
気づけずに終わったかもしれない。
 
両親へも形だけの感謝で終わったかもしれない。
 
薄っぺらい人生で終わったかもしれない。
 
 
 
そう思うと、
催眠療法のパワーは
様々なところに及ぶんだな、と
思いました。
 
 
ただ、受け身で、変えてもらうのを
待っているんじゃ難しいかもですけどね。
 
 
自分が主体で人生を良いものに
していきたい、という場合は、
とても大きな力を貸してくれると思います。
 
 
 

 

 

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