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『そして、バトンは

渡された』



〜あらすじ〜

幼い頃に母親を亡くし、

父とも海外赴任を機に別れ、

継母を選んだ優子。

その後も大人の都合に振り回され、

高校生の今は二十歳しか

離れていない“父”と暮らす。

血の繋がらない親の間を

リレーされながらも、

出逢う家族皆に愛情を

いっぱい注がれてきた

彼女自身が伴侶を持つとき――。


大絶賛の2019年本屋大賞受賞作。






約400ページあり

少し長めの小説だなぁと

身構えていましたが


良い意味で

小説的な繊細な表現ではなく、

生活感がするりと

伝わってくる軽快な文章


物語も

それぞれの登場人物との

繋がりが少しずつわかってきて

わくわくする期待感


家族というものを

いろんな角度から

教えられて

新鮮で

かつ

考え深い作品でした