伊藤園 お~いお茶新俳句大賞
娘の学校では、学校の授業で俳句を作って、賞に団体応募しようという試みをしていました。
テーマは自由なのでなんでもいいのですが、娘はこんな冬の寒い日に夏祭りについての俳句を作ってきました。
季節感ゼロ!!
一応、夏の季語は入ってますけどね。
よっぽど楽しかったのかな、夏祭り。
こんなに寒いのに、夏の暑い日のことを思い出しながら俳句を詠むって、情緒どうなってんの。
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俳句を学ぶ理由
俳句って、なぜ学ぶんでしょうね。
考えられる理由を以下に挙げてみます。
感性の養成
俳句は短い詩形でありながら、深い感性や観察力が求められます。俳句を学ぶことで、日常の中に潜む美や意味に気づく感性が養われます。
表現力の向上
俳句は簡潔な言葉で感情や風景を表現することを要求します。これにより、言葉の選び方や表現力が向上し、より効果的に自分の思いを伝えることができるようになります。
自然や季節感の理解
俳句には必ず季節感を表現する要素が含まれます。これを通じて、自然のサイクルや季節ごとの風物詩に対する理解が深まります。
言葉の遊び
俳句では音数や季語、切れ字などの要素を考慮して詠むことが求められます。これは言葉の遊びの一環であり、創造的な思考を促進します。
精緻な表現の訓練
俳句の短い形式の中で情景や感情を表現することは、非常に難しい技術を要します。俳句を学ぶことで、精緻で効果的な表現方法を磨くことができます。
文学や日本の伝統文化への理解
俳句は日本の伝統的な詩形であり、その歴史や文学の中で重要な位置を占めています。俳句を学ぶことで、日本の文学や文化に対する理解が深まります。
創造性の刺激
俳句は短いが、その中に多くの意味やイメージを詰め込むことが求められます。この制約の中で創造的に表現することは、創造性を刺激し、新しいアイデアを生み出す助けとなります。
これらの理由から、俳句を学ぶことは豊かな言葉の世界に触れ、感性や表現力を向上させる良い手段となります。
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俳句の作り方
俳句は日本の伝統的な詩形で、季節感や自然、感情などを簡潔な言葉で表現します。
俳句の作り方にもコツがあるようです。
季節感を取り入れる
俳句には必ず季節感を表現する要素が含まれます。春夏秋冬、あるいは具体的な季節の出来事や自然の光景を取り入れることが重要です。
自然や日常の小さな瞬間に注意を向ける
俳句は身の回りの自然や日常生活の中に潜む小さな美を捉えることが重要です。風景、動植物、風物詩、または身の回りの出来事などに焦点を当てましょう。
5-7-5の音数に従う
俳句の基本的な形式は、5音、7音、5音の合計17音です。これを守りながら言葉を選んで表現することが、俳句の特徴です。
季語や切れ字を利用する
季語は季節感を表現するための言葉で、俳句には必ず季語を含めることが望まれます。また、切れ字(切れ詞)を使って、詩の中で一瞬の間を意識的に作り出すと良いでしょう。
感情や意味を含める
俳句には作者の感情や意味が込められていることが多いです。簡潔であっても、作者の心情やメッセージが読み手に伝わるように工夫しましょう。
自分の経験や感じたことを元にする
俳句は個人の経験や感じたことを基に作られることが一般的です。自分が見聞きした風景や感じたことを元に、独自の俳句を作り上げてみてください。例えば、次のようなステップで俳句を作ることができます。
●テーマの選定
何についての俳句を作りたいかを決めます。
例えば、春の桜、夏の夜、秋の風、冬の雪など。
●季語の選定
選んだテーマに合った季語を選びます。
●言葉の組み合わせ
選んだ季語を含めながら、5-7-5の音数に従い、簡潔で表現力のある言葉を使って詩を構築します。
●感情や意味の追加
できるだけ自分の感情や意味を込めて、俳句に深みを持たせます。
繰り返しの練習を通じて、俳句の感覚や技術を向上させることができます。
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