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やばい

新城島がやばい理由は禁足地があるから?人魚神社の事件が驚愕?

島と岩

新城島は別名パナリ島とも呼ばれる沖縄の島です。沖縄と言えばリゾート地であり、そこにある島であれば観光客も多いように思いますよね。

けれども「新城島がやばい」、「人形神社行ってはいけない」などというワードも。どうやら禁足地があるようで、怖い事件があったとも噂されています。

新城島がやばい理由や禁足地についてリサーチしてみました。可愛らしい名前の人魚神社も気になりますね。そこでの驚愕の事件とは果たしてどんなものでしょうか?

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新城島とは?

新城島

新城島は上地島と下地島の2つの島の総称

この辺りの八重山地方の方言で、「離れ」のことを「パナリ」と言います。新城島は隣り合って離れのような島の総称のため、別名「パナリ島」です。

上地島と下地島の間は400mほどしかありません。サンゴ礁が広がって、さまざまな海洋生物が生息します。

2つの島のリーフは昔は干潮のときには歩いて渡ることができたようです。
新城島にはツアーなどで入島が可能です。

けれども新城島がやばいと言う噂も聞こえてきます。観光に行くなら、事前にしっかりとリサーチしておきたいですね!

新城島がやばい理由は?

海人魚

新城島がやばいと言われるのは、結論を言えば
禁足地があることやいくつかの都市伝説の事件のためです。

順番に見ていきましょう。

禁足地がある?

新城島の禁足地として有名なのが、「人魚神社」です。

年に一回の祭りの日も、島民以外の観光客などは一切禁足されているんですね。

話は琉球王朝時代までさかのぼります。その時代、この辺りにたくさんジュゴンが生息していたそうです。

琉球王は島人に「ジュゴンを捕まえて肉や皮などを供えるように」と言いました。

命じられた通り島人がたくさん捕獲したため、この辺りのジュゴンはいなくなったとされています。

当時ジュゴンの骨をお供えした東御嶽(あーりーうたき)を、今は人魚神社と呼ぶようになりました。

しかしながら人魚神社には島民も、年に1回の祭りの日しか入れません。

そして島には撮影などを禁じた看板があちこちに見られます。足を踏み入れてはいけない場所があることから、新城島はやばいと言われるようです。

アカマタクロマタ事件

禁足地である人形神社で、1年に1回行われているのが秘祭である「豊年祭」。

その祭りに侵入しようとした者が事件や事故に遭ったようで、その理由で新城島はやばいと噂されているんですね。

その事件の名称が、アカマタクロマタ事件と言われています。

豊年祭とは、アカマタ・クロマタの仮面を被った神が現れ、五穀豊穣を感謝し豊作を祈ります。

先ほども紹介しましたが、この祭りには島人以外は絶対に入ってはいけません。

とは言えどんな祭りなのか気になりますよね。

豊年祭で起きた侵入しようとした人たちが遭った、恐ろしい事件や事故は以下のような内容。

  • 豊年祭を取材しようと訪れたテレビ局のカメラマンらが、船で上陸する時に、島の男らに取材道具を全て海に投げ込まれたという噂
  • 祭り当日に島民とトラブルを起こした島外部の者が、その後行方不明になったという都市伝説
  • 1968年7月、波照間島から豊年祭を見に来た青年が、島民に集団暴行を受ける。

噂や都市伝説は真実かは分かりません。
けれども1968年の暴行事件は実際に起きています。

実際に1968年7月には暴行事件すら起きている。同年8月17日付の八重山毎日新聞によると、新城島のアカマタ・クロマタを覗き見た波照間(はてるま)島の青年が暴行を受けた。親族が「殴られたショックで精神障害になった」になったと訴え出たことで、八重山署が集団暴行の疑いで捜査したという。

引用:撮影禁止の看板が埋め尽くす秘祭「アカマタ・クロマタ」。石垣島で私が見たものは…

しかしながら、沖縄には歴史ある神が宿る神聖なスポットがあります。島民はその地の神を崇め、その存在を守ってきたわけです。

そのことに対して、外部の人間はしっかりと理解することが大切と言えるでしょう。

新城島の口コミや評判

海中の魚

新城島には禁足地があるとは言え、シュノーケルを楽しんだり通常観光できる島です。実際に訪れた人の声を聞いてみましょう。

新城島はシュノーケリングできるスポットも人気です。素晴らしい海の絶景を満喫できますよ!

新城島を観光する際の注意点は?

私用土地

シュノーケリングなどで新城島を観光する際には、マナーやルールを守りましょう。

上地島には御嶽や拝所が点在していますが、その辺りには近づかないほうが安心です。

御嶽はそもそも神聖なる場所で、島民しか入れない所が多いです。

家は数件で現在住んでいる島民は10名ほど。その多くは不在で雨戸も閉じていますが、お盆などに帰省して庭など綺麗にしています。

家屋にも迷惑がかからないようにしたいものです。留守であっても住宅街であることに変わりはありません。

  • シュノーケルの際は水着で歩き回らない。
  • 珍しがって家屋の敷地に入らない。不法侵入になります。
  • 世界的に貴重な生物固有種もあるので、動植物の採取は控えましょう。
  • ゴミは必ず持ち帰ること。

新城島の秘境スポット

展望島

新城島で特におすすめの秘境スポットを、上地島と下地島エリアそれぞれ紹介します

クイヌパナの展望台(上地島地区)

上地島の桟橋の西側にクイヌパナと呼ばれる展望スポットがあります。沖縄の方言でクイ(地名)、パナ(先端)という意味です。

新城島自体はフラットですが、クイヌパナだけ高台になっています。新城島の絶景が展望できるおすすめスポットです。

先島諸島火番盛タカ二ク(上地島地区)

上地島集落の北側に、上地島の先島諸島火番盛であるタカニクがあります。

分かりやすく言えば遠見番所。

琉球王国時代に薩摩藩の養成により設置されました。異国船の来航に伴い、海の様子や来船に関して知らせる役目をしていました。

1963年に下地島は廃村となっており、現在は雄大な牧草地です。

パナリ牧場(下地島地区)

下地島に広がる牧場で、数百頭の牛が放牧されています。牛は自由に島を歩いていますよ。

数百頭もの牛をたった2名の島民が管理しているというので驚きです。

先島諸島火番盛の波照間ムリ(下地島地区)

上地島の「タカニク」同様に、下地島の先島諸島火番盛がこの波照間ムリです。

パナリ牧場の中に位置します。近くで見ると圧巻で、上まで登ると雄大なパナリ牧場を見渡せます。

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新城島がやばい理由は禁足地があるから?人魚神社の事件が驚愕?まとめ

海と空

謎多き新城島ですが、こうして見てみるときちんと島のルールさえ守れば入島も心配なさそうですね!

禁足地である人形神社の事件も、島民がその地を守りたい強い思いによるものです。新城島がやばいと言われる根っこには、島民の島への愛が存在しています。

私たちも観光に行くときは島へのリスペクトを忘れない。この心がけが大事ですね!