「人は歩みを止めた時に、そして挑戦を諦めた時に年老いていくのだと思います」

こんにちはkeitoです。

〇 井上 尚弥(大橋)VS ルイス・ネリ(メキシコ)戦

やばかったですねー

石田 匠 選手(井岡)を心から応援していたのに

悔しかったです。

 

  そして、まだ入院ネタは続きます。

 

入院が決まった後のある日、

万一、Dr.の手元がくるいでもして

  keito殺傷

うっかり死んだらいかんなと思い

兄に電話をかけ憐憫を要求しました。

 ↓ ↓ ↓ 兄のこと書いた過去記事

【クリスマス🎄】サンタのためなら老々介護だってしたいと願う☆ -

 

兄は、

「keito、かわいそう。

 まためずらしい病気をひろったね。」

と、妹を憐れんだあと、

「keito、何か欲しいものある?」

ときいてくれたので

 「闘魂タオルマフラー!!」

とういうと、「.......ガウンは、いいのか?」

と、すかさずきいてくれました。

うん、闘魂ガウンはいいよ。手術着を着るから。

数日後、兄から届いた小包には

     たくさんのお菓子と

 闘魂タオル入っていましたl!!

そして、

「手術室へ行く時、タオルとこの曲をかけていけ!」と

アントニオ猪木さんの入場曲、

 『炎のファイター(イノキボンバイエ)』

2バージョン送られてきました。

炎のファイター/アントニオ猪木のテーマ INOKI BOM-BA-YE (生産限定盤)[Analog]

※ この時点で女性読者の離脱を覚悟しております。

↓ 野郎は全員ついてきてくれ!!!


www.youtube.com

※1998年4月4日東京ドーム アントニオ猪木引退試合後のスピーチ入ってます。

2:30~

『人は歩みを止めた時に

 そして挑戦を諦めた時

 年老いていくのだと思います。

 この道を行けば どうなるものか

 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし

 踏み出せば そのひとあしが道となり

 そのひとあしが 道となる。

 迷わずいけよ、行けばわかるさ。

 ありがとー!!    』

 

『出る前に負けること考える馬鹿いるかよ!!』

 

 ( இ﹏இ ) oniicyann

猪木さんの声をきいてkeitoは泣きました。

 

兄は昭和の時代から

プロレス専門誌を定期購読している

コアなマニアでありそのルーツは

兄妹でテレビにくぎ付けになった

小中学生の頃、ブッチャー、ファンク兄弟、

ハンセン、アンドレ、マスカラス、シン。

パイプ椅子やフォークぶっ刺しの反則や

アリ戦を同時代に目撃にした記憶です。

 

兄はいう。

「俺は、猪木の全盛期の試合をみると涙がでる。

 猪木が本当にかっこよくて、泣ける。」

 

そんな兄の還暦の誕生日に

妹はこの本をおくりました。↓ ↓  ↓

最後の闘魂

最後の闘魂

Amazon

 

くうぅぅぅぅ、かっこ良くて泣ける。

泣けるよお兄ちゃん。

 

誰かが応援してくれているという思いは

          心に火を灯し勇気となり

 闘うときは独りでも

              

誰もみていなくてもヤルけど

応援されたらなんとしても報いたい。

もう駄目だとあきらめかけて

膝をついてうなだれて それでも

立ち上がったことのある人は

窮地に立つひとを応援します。

全力をつくしたことがあるひとの強さとは

やさしさであると思います。

 

元気ですかー!!

 

ランキングに参加しています。

見守り応援、よろしくお願いします

 

【老害の考察】隣の病床で目撃した老女の観察記録・人のフリ見てわがフリ予防は可能か

こんにちは。keitoです。

入院中、強烈な印象を残した

隣のベッドの老害婦人のことを書きます。

※ 個人が特定されないよう配慮しています。

★プロフィール★

①年齢83歳

②家族構成 

 夫→他界  

 息子→医師(近居?)

 娘はいないと思われる。

③入院理由 

 〇〇発作で救急搬送。

④ADL → 自立(安全配慮でトイレ付き添い要)

認知症の有無 → 不明(境界域?日時は判る。)

介護保険介入状況 → 通所デイケア(要支援2~3?)

⑦好きな言葉

 「すみません」「ありがとう」「ごめんなさい」

⑧職歴 →なし(専業主婦)

 

院内環境

準個室は、4名がウッド調のシステム家具で

(デスク、クローゼット、収納棚、TV、冷蔵庫)

区切られて適度な距離もあり、美しい空間です。

本来なら同室者とは気配が伝わる程度かと

思われますが、彼女の声は昼夜やまずして

入院中、静かな環境は得られませんでした。

病院というところはそういうトコなので不満はありません。

keitoは彼女に興味津々で観察(傾聴)を続け

充実した時間をすごしました。

 

言動の特徴

ご婦人は一日中、

「すみません」「ありがとう」「ごめんなさい」

を、オウムのように唱えておられました。

彼女は、このみっつの言葉さえ添えれば、

ご自身の要求と正当性は担保され

全てがゆるされるという信仰でしょうか

念仏のように唱えておられました。

 

ナースコールをおす頻度は激しく

ナースを呼ぶ理由は

①トイレにいきたい。

②お茶をいれてください。

デイケアに行きたい。

④呼んでからくるのが遅い。

①、②、③、の要求は終日にして絶え間なく

呼ぶたびに①、②、③の要求と同時に④を訴え

毎回、ついでに人生の不満や怒りを上品に

延々と吐露することを試みておられましたが

彼女のパーソナリティーは、ナースたちの

日勤・夜勤の交代で完璧に申し送りされているのか

次第に、対応はテキパキ→サバサバ→ばっさりと

適切に洗練され(適度にあしらわれ)

それに伴い、病状は安定をたどるのに

彼女のメンタルは憎悪傾向に向かいました。

 

老女 「お茶をください。早くしてください。

    この前は熱すぎてやけどしました。

    ここは病院なのにやけどさせるなんて!!」

ナース「温度は自分で確認してから飲んでください。」

被害妄想と怒りの吐露は絶え間なく

素人目にも、感情失禁・情動失禁の症状かな?

と思われました。ご家族はきついだろうな、、、、

医療者は召使いではないと理解できないのでしょう。

www.ncgg.go.jp

以前、keitoの友人の看護部長職の方が

「老人独特のコミュニケーションの特徴はね

 自分の主張は、整然と強く主張するけど

 相手の文脈や論理を理解する知力が低下して

 理解できない。それを理不尽と感じて

 怒りにすり替えて攻撃的な反応をするの。」

と、教えてくれたのはこのことか!と思いました。

 

家族への不満、思い通りにならない怒り

孤独過ぎて人との関わり方を忘れてしまった。

人の気配に気づく度に口から反応的に出る

心のない「ごめんなさい」「すみません」は

命令のまくら言葉になって浮いていました。

 

リア王にはコーディリアがいましたが

それでも老いの孤独は残酷で、古今東西の悲劇です。

live-the-way.com

観察(傾聴)を続けたところ

理不尽な要求に対して、毅然と強く対応する

スタッフに対しては、おとなしくなり

その後にやってきた柔らかい対応をするスタッフに

その恨みや怒りを八つ当たりをして、

倍ぐらい暴言を吐いていました。

 

無意識なのでしょうけれど、あざとい (笑)

まさに 江戸のかたきを長崎で討つ

※ まったくかかわりのない場所や筋道の通らぬところで

   仕返しすることをいう。

 一説に、関係のない者を討ち取って気を晴らすこととも、

 他人を執念深く追い詰めて楽しむことをいうともいわれる。

 (引用:会話でつかえることわざ辞典より)

 

虐げられた者の抑圧は、他の弱者へ向かう。

あからさまな動物的本能を見せつけられて

(これ、なかなかリアルに見られないものですよ)

keitoはしみじみ、自分の過去を振り返り

生きたまま、ライオンに喰われる

シマウマのように、たやすく餌食になってきた

自分の弱さと偽善を恥じ、反省しました。

ぱくっ はむはむ 

 

           きゅー

ライオンやハイエナはいつだって

無抵抗な弱者を狙ってる。

  くるな

これからは、不当な扱いを受けても

自分を責めずに、理不尽から逃げようと決めました。

 

そしてまさかの事態!!

keitoが院内コンビニから戻ってくると

病室の前に医療者の人だかりができており

keitoの主治医の脳神経外科部長(偉いひと)まで

待機しているではありませんか。

老女、急変か?????

とおもいきや、コードホワイトでした。

※ 病院内で不審者等が暴れたり暴言を発する等

  トラブル発生を知らせる緊急コール

  主に警備員やガードマンが召集の対象となる。

   院内放送でコードホワイトのアナウンスがかかると

  男性職員を中心にスタッフが駆け付ける。

 

83歳で、コードホワイト招集

何をしたのだ ??>老女!!!

どれほどの言葉の暴力があったのだろう。

病床でここまで観察を継続したのに

居合わせられなくて不謹慎ながら残念でした。

 

keitoが退院する日の朝からずっと

老婦人はティッシュペーパーを切望しており

全てのスタッフに何度も要求していましたが

「これ以外はトイレットペーパーしか渡せません。」

 

と、院内ルールで備品のペーパータオルが手渡され

(医療スタッフは買い物代行や金銭預かりをしない。)

「これじゃない!ティッシュが欲しい。

 ティッシュも貰えないなんてここは病院なの!!

 ああ、うるさい。休めやしない。また音がした!!」

と、もう何が不満なのか自分でもわからなくなっており

スマホは持っているのに家族には頼まないご婦人。

 

息子と嫁が一度みにきていたのにさ

ティッシュとペットボトルくらい置いてけよ。

「お義母さん、何かほしいものない?」くらい

きいてこいよ!!!

「かあさん、個室にうつろうか^^」と

医者の息子はいわんのかい!!

keitoは老婦人の怒りに心を寄せていましたが

この義母にして息子の妻(嫁)が

関わりを避けている気持ちも察します。

keitoは隣の老女に新しいティッシュの箱を

渡すことにしました。

といいますのも、keitoの実母は54歳で他界しており

その緊急入院時、夜通し血痰を吐き続けたのですが

売店があいておらず、ティッシュが買えなくて

看護師さんに頼んでも、もらえなくて

トイレットペーパーを渡されて悲しかったし

母の命日も近いていたので、偽善を動機とする

実験を思いついたのです。

実際は新しのをコンビニで入手しました。

 

老女のエリアに入り、ずっと声だけきいていた、

彼女をはじめてみるとそれは、本当に老女で、

けわしい表情の人でした。

 

あんなにも

ティッシュティッシュ!!」と

欲しがっていたのに「困る、もらえない」と。

「退院するので荷物になるので」と頼み込むと

「お礼をしなきゃならないから名前を教えて。」と

けげんな顔をしておりました。

 

そういう論理なのか。。。。

 

keitoが、病室を出た後は(退院手続きを待っていた)

医療スタッフにティッシュをもらったことの

憤怒を延々と語っておりました。

しばらくスタッフはそれを浴びるのでしょう。

 

満たされない人は、何を与えられても

満たされないのだと思いました。

 

まとめ

老婦人が求めているのが、嫌われてでも

人と関わり、関心を持ってもらいたいという

存在への承認欲求であるならば、

誰がそれを満たせることでしょう。

もう少し若ければ、ブログを書いて

感情の吐露が出来るのに、惜しい世代です。

ほら、時々、ボヤキや嘆きがメインのブログがあり

それはそれで人気やニーズがあるではありませんか。

マウントブログやSNSだって人気がありますし

これ、完全に盛ってるよなーとわかりつつも

そういう自己演出も含めてキャラを面白がれる

読者はいるもので、keitoもそんなブロガーさんの

自己表現を愛おしいと思います。

 

後期高齢者団塊世代も、そうやって我を満たしたり

はらしたりできればいいのになあと思います。

ブログならなげっ!!と思えば

スクロールもできるし✖で閉じるもよし

実際、バブル世代(わたしたちのことよ w)は

そうやって、折り合いをつけているじゃ

ありませんか。

 

社会学的に

団塊世代より上は、保守的な専業主婦層が

圧倒的多数を占めており家父長制度の抑圧が

我々、均等法以降世代より大きいのでしょう。

こういう現象(病院の老女のリアル)をみると

この世代の国民年金・被3号保険者の女性達は

子を産む生まないに関わらず、すべからく

国の庇護と社会が面倒をみる生活扶助や

福祉の対象となりえるのだと錯覚しました。

親に従い、夫(主人)につかえ、子に従う。

生涯を他者に依存する存在として終えることの

抑圧と無力感は、いかばかりでしょう。

そして、彼女達は少子化の深刻化をよそに

まだまだ生きなければならないのです。

若い人たちが老後に怯えて備える時代に

我々、日本の老女は世界で一番長く生きるのです。

www.mhlw.go.jp

もうすぐ母の日です。

おかあさまがご存命のかたは

「元気?だいじょうぶ?」と声掛けをお願いします。

そのひとことで、お母さまもケアを担うひとも

しばらくは、救われるかもしれません。

 

ブックマークコメントの御礼

>サバさん

お互い、医療の恩恵をが身に沁みますね。

ご存命、なによりです。お互い、生きましょう!!

>会長どの

お声掛けと励まし、痛み入ります。

会長の期待にこたえられるよう、頑張ります!!

 

★見守り応援と生存確認ポチがうれしいです★

 

【脳ドッグのススメ】未破裂脳動脈瘤・カテーテル血管造影を終えて退院しました

こんにちはkeitoです。

たまたま検査で見つかった未破裂脳動脈瘤

アンギオグラフィー検査入院(脳血管造影カテーテル検査)を終え

退院してまいりました。

見守り応援くださったみなさま

本当にありがとうございました!!

↓ ↓ ↓ 前回までのお話

keito1.hatenablog.com

keito1.hatenablog.com

keito1.hatenablog.com

検査についてよくブログなどで情報がのっている

プロセスの疑問とkeitoの実体験をあわせて

かいておきます。

医療機関、医療者や個別の状況で

違うこともありますので

個人の経験談として、興味のある方の

今後の参考になれば幸いです。

 

▽ 検査機器です。

①検査当日は絶食?

直前の昼食まで普通に食事OK。

検査ガウンと肺塞栓症防止のソックスに

着替えてから病院食をいただきました。

 

②剃毛はするの?

全身脱毛済みのkeitoはなしでOK。

一般的には剃毛は必須となります。

翌日までT字帯かテープ止め紙おむつ使用なので

脱毛をやっておいて本当に良かったです。

 

③検査時間はどのくらい?

病棟を車いすで出てストレッチャーで

ベッドへ戻るまで約1時間でした。

「今までの患者さんの中で一番はやいかも!」

と、ナースがびっくりしてました。

検査担当のレジデントDr.の腕が良かったのでしょう。

④検査は痛い?

カテーテルを入れる鼠径部の局所麻酔注射が

かなり痛い!!という事前情報がありましたが

ぜんぜん平気で痛みのない検査でした。

予防接種より痛くなかったです。

 

⑤検査中はどんな感じ?

意識はあり、Dr.と会話できます。

日本ではまだ三台しかない最先端の機械と聞き

モニター画像に興味津々でキョロキョロ目を

動かしていたら、「撮影時は目を閉じて」と

指示がありました。もっと見たかった!!

血管画像は16枚撮影しました。

撮影の瞬間、閉じた瞼の中で

何かがキラっキラと美しく光ります。

Dr.に事前にきいていたので、

おお!これが!!と感激しました。

この現象にはいろんな説があって

脳のどこかが放射線や薬剤に反応してるとか。

 

撮影後、カテーテルを抜いたあとを

Dr.が10分?ほど手で圧迫して止血します。

この間に耐えきれず

「先生、何年目?」とか雑談を交わし

いろいろ教わりリラックスしました。

 

⑥検査後の6時間絶対安静は辛い?

両足をテープで固定して仰向けの姿勢キープ。

動脈から出血しないよう脚は曲げられません。

点滴、導尿、心電図ルートに繋がった状態ですが

スマホで映画を2本観てあっという間でした。

ナースのお気遣いでパン食に変更していただき

仰向けのままいただきました。

⑦検査結果はいつわかるの?

翌日、検査医と部長医から結果をきけました。

 

⑧検査結果は?

結果は予想どうりで、内頚動脈瘤の位置は

くも膜下出血を起こしにくい場所にあり

破裂したら目に出血して視力に影響あり。

(鼻から大出血の場合もある)

患部が脳の奥に位置するため、

頭蓋骨開頭クリッピング手術は出来ない。

即、血管治療をしなくてよいが、やる人はやる。

高リスクの治療なのでMRIで経過を観察し

増大傾向になったタイミングで塞栓治療でもよい。

血管治療は日々技術も機器も進歩しており

実際に10年前と今とでは全然違っている。

先送りにしたぶん、医療技術が進歩する可能も高く

そのベネフィットもある。

結論は今出さなくても良い。

 

⑨傷や跡は残るの?

カテーテルを入れる鼠径部が腫れたり

内出血がおきる方がいらっしゃるようですが

keitoはどこに入れたかわからないくらい

なにも跡が残っていません。

検査Dr.の腕と機器の発達なんでしょうね。

 

➉入院検査の費用は?

健康保険の高額医療限度額+準個室料金×2日分。

 

【総論】

検査プロセスで苦痛はありませんでした。

医療技術の進歩はすごいです!!

大腸内視鏡検査の方が、事前準備(下剤の服薬など)

があるぶん手間やストレスが大きいと感じました。

(脳血管のことなので、医療リスクとは別問題です)

 

【余談アナフィラキシー

検査終了後、7時間ほどで

造影剤の遅発アレルギーが出ました。

今まで何度も造影剤をやってたのに初めてです

アナフィラキシー(経度)蕁麻疹対応は

①アドレナリン(筋肉注射)

ステロイド(点滴・錠剤・塗薬)

③冷却(保冷剤)

さすがに三次救急医療機関です。

迅速に処置していただけました。

入院は一泊延長となり、退院後もアレルギーの

経過観察のため、数日おきに通院しましたが

現在はステロイドも終了し日常に戻っています。

 

退院して帰宅後にアレルギー反応をおこすことも

あるそうなので、検査中でもなかったし

入院中の発症で助かりました。

自宅で独りの時にあの状態になったら

かなり焦ると思います。

 

まとめ 

今回の入院前に、かかりつけ医に相談したところ

「そりゃ絶対にカテーテル検査をやった方がいい。

 先送りにして破裂してみんな後悔してるよ。」

と、アドバイスをいただいていたのですが

その通りだと思いました。

独り暮らしはヒートショックなどで

脳出血を起こしたらおそらく自己対応は困難です。

そのままポックリ逝けても遺体は発見されません。

ええ、腐敗まっしぐらでございますよ。

 

もし人がいるところで倒れたとしても

周囲が右往左往の末、中途半端に救急搬送されたら

深刻な後遺症や障害が残る確率があがります。

事前に既往の詳細画像や経緯とアレルギー

血管ルートが確認できていることは

生き残った際の後遺症リスクの確立軽減に

役立つことでしょう。

脳疾患は発症からの時間が勝負。

要介護にならないためにも

独り暮らしの老後に備えるなら

脳ドックの受益は大きいと思います。

 

今回、三次救急医療機関に情報を残せたことは

今後の安心に繋げられました。

診察券を所持していれば、ゆきだおれても

救急隊は優先的に搬送を試みるでしょうし

医療機関には入院中のキーパーソンなどの

家族情報が残るので身元不明者にはなりません。

 

最善を尽くすか放置するか

極端な二択のうち、今回、keitoはリスクに対して

逃げることをあきらめて突撃偵察することを選び

最善を攻める方向でいどみました。

低血圧で動脈硬化もなく低LDL・高HDLなので

脳疾患に対してたかをくくってきましたが

今回のことで血管は怖いなと判りました。

とはいえ、脳動脈瘤というのは原因が不明なので

予防策がなく早期発見しか事前対応ができません。

今回は精査だけで、治療はしていませんが

ふらっと、脳神経外科クリニックでMRIを受けて

最悪に備えられて良かったと思えています。

リスク、環境、価値観は人それぞれですが

MRI・MRAなら簡単な検査でリスクもなく

コストは日帰りバス旅行ぐらいです。

(健康保険3割負担の場合)

医師に薦められたならカテーテル検査も

やっておくことで、将来的に長いリハビリの時間や

療養・介護費用のリスク回避に繋がると思います。

 

要介護を回避するためにしておけること(検査・治療)

要介護の先送りのため生活習慣で努力できること(食事・運動)

要介護になった時のためにしておけること(貯蓄・脱毛・意志表示)

この三つを分けて考え、具体的な対応をして

子ども等やその家族の若いひとたちの時間を尊重し

負担をかけまいと一途になるのは、

まあ、その、、、わたしの唯一の愛情表現なんですよ。

keitoは、ほかに愛情を示す方法を知らんとです。

照れ屋なので 笑

 

病気や老化というのは

①お金 ②手間 ③心づかいを要する現象です。

①②③全部を他者にお願いね~と

いえるほど立派な自分ではありません。

①②は、自分で手を打っておいて極力解決し

③は少ーし「だいじょうぶ?」とかいってもらえたら

もうそれで充分と思っています。

その時、keitoはもちろん

「だいじょうぶ!!」といいますから。

 

今回のプロセスで引き続いて

ブックマークやスターで応援くださった皆様。

本当にありがとうございました。

皆さまのおかげで、投げやりにならずに

本当はやりたくなくてたまりませんでした。。。

keitoは検査をうけることができまして

恥ずかしながら戻ってまいりました(敬礼)!!

まだ未治療ですが、敵(リスク)が判明したので

闘うか逃げるか、あるいは和平を結ぶか?

生存戦略を再構築します。

引き続き、凋落日記 - 独り暮らしの老後に備えてで、

生存確認をどうぞよろしくお願いします^^

 

★見守り 応援ぽちがとてもうれしいkeitoです

 

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【脳血管疾患その後】お独りさまの入院と保証人

こんにちはkeitoです。

クリック応援、ありがとうございます。

脳血管疾患のその後を書きます。

↓ ↓ ↓  前回までのおはなし

keito1.hatenablog.com

keito1.hatenablog.com

↓ ↓ ↓ その後の転医状況

1 脳神経外科クリニック(個人クリニック)

MRI MRA)

2 既往症フォーロー中の総合病院(私立)

(造影CT)

3 総合病院(公立・三次救急)

MRI 心電図 血液検査 胸部レントゲン)

 

2)を経緯して紹介状と画像データを携え

実際に治療をする病院(3)へ再転医して

まずは脳血管造影のカテーテル検査の

一泊二日の入院日程が決まりました。

 

この病院に決めた理由

①症例治療実績で国内でベスト5に入る。

②三次救急機関で急に倒れた際に搬送対応可。

③自宅から電車、タクシーで20分。

④娘夫婦宅から徒歩圏内。

  

事前に紹介先(3)Dr.や同症例に関連する論文を

ローラー作戦で抽出し、激読みしておきました。

(医療はとにかく論文です)

ある程度の基礎理解をしておいて、

診察での意思疎通と時間短縮をはかります。

(些末な質問でDr.の時間を浪費しない患者です)

 

速やかにさっと受診して

Dr.   「どうする?少し経過みる?」ときかれ

keito「今、仕事休めるのでやります。」と即答。

Dr.    「カテーテル、腕からにする?鼠径部にする?

    苦痛の感じ方は人によります、、、、」

keito「今さら苦痛なんてべつに。。。

Dr.    「大きい病気を経験してるからね....

   塞栓術前提なら、動脈ルート確認のため

   シュミレーションで鼠径部からやろう。」

 

と、脳血管造影カテーテル検査(アンギオ)の

検査入院の予約をしました。

度々にブログでもお伝えしていますが

検査の苦痛なんて治療の負荷に比べたら一瞬です。

よく、マンモグラフィーや胃・大腸内視鏡でも

痛いつらいというかたもおられますが、

keitoは血圧測定と同じ感覚でこなします。

 

さすがに今回は脚の動脈から脳まで

カテーテルを通して造影剤を注入し

血管の詳細を撮影するという検査なので破裂や

梗塞の重篤な合併症リスクが気になりますが

どんな医療行為にも予測不能な合併症は

つきものなので、リスクはもう考えません。

くも膜下出血の可能性が(位置的にほぼ)なくなり

ぴんぴんコロリが叶わなくなった今、

生活の質と自由を損なう病は対応します。

死ねない病気の爆弾を抱えて生きるのは

わずらわしいもの。

 

入院手続きとおひとり様の保証人問題

その後、入院手続きで保証人の記載を求められ

長女の情報を記入すると、医事課職員のおじさんは

あからさまに満面の笑みを浮かべました。

それは娘が、①一親等親族 ②会社員 ③近居

という、手堅い三要素を満たしていて、

医療費の未収リスクがないからでしょう。

入院保証金は求められませんでした。

 

もし、成人した子がいなければ他県在住の兄の

名前を書かせてもうらことになるのでしょう。

兄妹でも「保証人」となると義姉の手前もあり

なかなか気をつかうだろうなと想像します。

一等親族のない方は事前に考えておくことをオススメします

 

高齢化社会がさらに進むとこういう問題はきっと

効率的に進化していくのだろうと思います。

身よりというのは、ないならないで

いざとなれば福祉や行政のシステムが

意外と機能するという話もよくききます。
ソーシャルワーカーの友人談)

 

緊急第一連絡先は長男にしました。

娘はその日、終日会議なので、

息子が連絡待機をして、必要であれば退院時に

迎えにきてくれるそうです。

 

以前の大病の告知の際や手術の日、医療者から

「家族はきていないのですか?」ときかれ

家族がきてると治療のエビデンスかわります?

と、強がったkeitoです。

今回もおそらくひとりで入退院するでしょう。

前回もそうでした。何もかもひとりでやりました。

この年齢ならまだそれができる。先はわからないけど。

家族はそれぞれの持ち場で責任を果たして欲しい。

心細さもないし、そういうことで愛情を

確認しなきゃならない関係性でもないですしね。

それに意外と医療者はエモイ家族への対応が

面倒くさいらしいです。

わかるわ~w

 

医療費について

高額医療限度額制度は手配済みなので

個室料金やその他もろもろを合計しても

検査入院で10万円はかからないでしょう。

間をあけてからの血管治療入院は(1週間)

3割負担でも何十万という金額だそうですが

高額医療費限度額制度で検査入院と同額程度に

収まるのではないかと思われます。

 

仕事は????

4月から休職しています。

老害お局のパワハラもタチの悪さが増していたし

アレに関わるのはもういいだろうと見切ります。

職場で倒れたら助かるものも助からないしね。

傷病手当を申請し、治療を終えたら退職して

他の職場で復帰する段取りがついたので

欠員状態で待っていてくれる方々のためにも

早く治療して、経過検査を終えて下期には

仕事に戻れるようがんばります!!

 

ほんと、ぴんぴんコロリと死ねないのなら

生存戦略を再確立し、子等に負担をかけないよう

やれることはやっておかなきゃ。

めんどくさいけど。。。

 

だめならその時はその時。

治療開始までは障害や死亡に備えて

身辺を整理しておこうと思います。

いきなり、失明することはなさそうだと

判明したのですが、まだあなどれません。

これがはじめてではない。

油断できない人生でしたから

こういうの、慣れました。

 

アニメ『進撃の巨人』の

ミカサ・アッカーマンの台詞で

だって、世界は残酷なのだから

というのが有名ですが

keitoが最も共感するのは

 

まただ・・・・」

 

というセリフです。(たびたびあります)

これは、ググってもミカサの名言として

あがってこないのですがとても共感します。

そして『進撃の巨人』というアニメの世界観に

keitoは懐かしさを覚えます。


www.youtube.com

自然に呼吸ができるような。

旧知の世界がそこにあって、

あるはずのないふるさとに戻ったような

そんなやすらぎのアニメーションです。

 

まただ。。。」

 

ミカサ アッカーマンという戦士ほど

共感を覚える存在を知りません。

 

★闘病中につき、見守り 応援が嬉しいです

 

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【憧れの団地暮らし】病気して後悔しないですんだこと

こんわにちは。keitoです。

今回、思いがけない病気が発覚する直前に

(動脈と静脈が繋がっていて大出血?しかねない)

団地への引っ越しを検討していました。

keito1.hatenablog.com

keito1.hatenablog.com

今回、検討した物件は都市部だった上うえ、

駅近で、ショッピングモール街まで徒歩の距離。

地元商店街も充実していて、銀行や役所も近い。

 

ほら、書籍やブログで紹介されているでしょ。

すてきな団地暮らし。

keitoも憧れていたのです。

アクセントカラーがセンスがよく

リフォーム済みの物件で、賃料も下がるし

浴室の設備は気になりましたが

娘に「どう思う?」とLINEで送ったりして

いよいよ来週見学しようかってところで

たまたま受けた脳MRIで病気がみつかって

越さなくてよかった!!

危なかったです。

 

広いのは魅力だけど、部屋と部屋の温度差と

浴室の冷気は、低血圧なわたしでも

命取りの予感がします。

いやコロっと逝ければいいですが

後遺症で子ども達に負担かける確率は

限界までへらしておかなきゃなりません。

 

そして、空き物件は3階と4階。

築古につきエレベーターはもちろんなし。

階段??? 大丈夫でしょ!!

このくらい平気というよりあえて駆け上がってるし

↓ ↓ ↓

趣味は?ときかれたら「なわ跳び」で

プロボクサー用の皮の重い縄跳びで週4~5回、

コロナ禍直前までは15分ノーミスでとんでました。

(今はマスクで息が乱れ15分は跳べなくなりました)


www.youtube.com

毎日、昇降していたら日々鍛えられるし

階段なんてジムがわりよね!!

3、4階くらいなんとかなるよね?!

と、前向きな発想しか出来ずに

うきうきと団地入居を検討しておりました。

 

住居費も下がるし、いっそファイヤー(隠居)?

退職して越そうかな。うんそれがいい!!

と、転居に舵をきりそうになってました。


でもその後にあらたな既往症が見つかって

自分が傲慢であったなと自省しました。

備える能力というのは、イマジネーション力。

自分が弱ったり老いたりするということの

現実を直視する能力でもあります。

これは、レジリエンスにも影響すると思いました。

↑ ↑ ↑ 目次より

序 章 レジリエンスとは何か?
第一章 楽観主義であること――現実を見つめ、明るい未来を信じる
第二章 恐怖と向き合う――その生物学的背景と対処法、活用法
第三章 道徳指針をもつ――正義を実践する
第四章 信仰とスピリチュアリティ――罪悪感、赦し、回復
第五章 社会的サポートを求める――相互に依存すること
第六章 ロールモデルを手本に行動する
第七章 トレーニング――健康を保ち身体を鍛える
第八章 脳の健康増進――知力と感情調整力を鍛える
第九章 認知と感情を柔軟にする
第十章 意味、目的を知る――人生の出来事を成長につなげる
終 章 レジリエンスの実践

 

健康寿命が尽きるといわれる75歳以降に

上階からゴミ置き場まで、こういう物を持って

バランスよくのぼりおりして

つまずきもしないし息切れもしないと

むかしとったきねづか?になりつつある

自分の身体能力に自信?過信をしていました。

 

階段昇降がつらくなっている自分や

災害時に給水車がきても運べないとか

街や駅の階段と、継続的な日常生活シーンとの相違を

イメージできなかったということそのものが

既に認知の老化であったのだと、

認めて反省。ごめんなさい。 

    

(一階は防犯的ににビビって眠れない)

この年齢からは無理とあきらめました。

もし私が、まだ50歳そこそこだったら

団地の階段も頑張れる時期まで頑張って

脚力や体力が弱ったらサ高住にいけばいいや!

その時まで家賃コスト下げて貯めよう!!

と、ふみきれたかもかもしれません。

keito1.hatenablog.com

ですが50代後半となったいまとなっては

複数回の転居をするのはコスパが悪いし

よほどの事情や、お宝物件に出会わない限り

今の環境を継続することにします。

keito1.hatenablog.com

自分がもし後期高齢まで生きてしまったら

訪問介護ヘルパーさんや、民間家事サービスや

デイサービスなどを利用しつつ

寿命ぎりぎりまで独り暮らしを続けたいと

本気で、マジで、ガチに願っています。

(ケアマネの友人にきいてみましたら

 階段は事業所から敬遠されるそうです。)

今は全然興味がもてないけれど

ご自宅で介護をされている方々から

親御さんがデイサービスを楽しみに

しておられるとよくうかがいます。

 

後期高齢者になる前に車いすを利用する

それもあるかもしれない。

実際、近頃、年下の友人達の骨折や

脳出血のリハビリ入院やリフォームの話しを

よく聞くようになりました。

住宅メーカーに勤務していた頃、

よくお客様にバリアフリーの説明をしましたが

その頃は自分事としてリアルに考えられず

介護の専門家からすればとんでもなく

稚拙な綺麗事を説明をしていたと思います。

勉強不足がお恥ずかしいです。

反省します。

 

幸い、今のマンションは

歩道からエントランスまでスロープで

玄関たたきの2cmの段差以外は

室内もオールフラットです。

ドアもキッチンの出入り幅もいけそうなので

失明だけなら独り暮らししようと思ってます。

ADLがさがり麻痺が顕著で排泄ままならず

認知機能が著しく低下して火の始末が

危うくなったら独居は不可能だけど

オーナーのご厚意で更新料もなく

住まわせていただいているので

いまいちど、感謝の気持ちをかみしめて

ここでやっていこうと思います。

 

団地暮らし、やってみたかったけどね。

工夫を楽しんで、畳で大の字になったりね。

まずは、入院治療して病気を治さないと!!

万一にも視力や言語に障害が及ばないことを

願うばかりでございますが

それはそれで覚悟もキメて準備中の

Keitoでした。

 

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【老後とレジリエンス】所有物が全て燃え、失ったとしてもそれはダメージじゃない。

こんにちは、keitoです。

レジリエンスということばをご存知ですか?

わたしが、自分のレジリエンスについて

考えたときの事をかきます。

50代前半に損切り離婚で、

夜逃げの速度で見知らぬ土地に転居して

住居、仕事、主治医、人間関係の全てを

ロスタートして二年が経過し

ようやく基盤が整った頃のある夜、

駅から自宅マンションに歩を進めると

何台もの、赤い大きな車が目に入りました。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/p/percent-1/20240328/20240328173021.png 

ん? ????

燃えた???

    

                  燃えた???

マンション前の赤い車両の連なりを

眺めながら徒歩3分の距離を近づく間に

また、いちからやろう。

と、思いました。

一度できたことは再現性があります。

やり方を知っているというのは強いです。

自己効力感もあったんでしょう。

今はどうだか怪しい w

 

実際は火事にはなっておらず、

赤い車両を横目に、マンション内に入り

いつものように鍵を差しドアを開け

いつものように窓を開けて

キッチンでお弁当箱を洗いながら

これはレジリエンスか?と思いました。

 

レジリエンスに関してはいろんなサイトが

   解説しておりますので興味のある方は検索下さい。

 

だとしたらわたしの能力や資質でなく

父の影響と経験値かと思います。

 

20年ほど前にkeitoの実家は、

隣家からの延焼で全焼しました。

その夜、何年も交流がなかった

同級生から着信があり

「keitoの家が火事。燃えてる!!」と。

兄に電話をかけると、

「家の前にいる。これはもう駄目だね。」と。

幸い、死傷病者はありませんでした。

父(80代・独居・経営者)も無事でした。

 

翌日の朝刊一面に、燃えさかる火柱の現場が

カラーで掲載されました。(後でみた)

燃えるって、凄まじいです。

なにせ、ガチの炎上

バーチャルじゃありません。

 

家財はもちろん、アルバムとか卒業証書とか

母のかたみなんかも全部燃えました。

父は仕事道具も含め物質は全てを失いました。

兄が送ってくれた消防署の現場検証画像。

すごかったです。

物って、燃えたら溶けるか灰、炭化?して

流通価値も、所有価値も です。

 

日本は木造家屋文化なので、火元は延焼被害に対して

なんら法的な賠償責任はありません。

 

父は鳴り響くサイレンと燃え盛る火柱を目前に

電話口でわたしに「再建するぞ」といいました。

昭和ヒトケタの父は学徒動員を瀬戸際でまぬがれ

思春期に焼野原をみている世代ですから

スクラップ&ビルドなんて言葉は知らないが

実体験で概念を得ていたのでしょう。

苦境の渦中に再生を想念する父の不屈

レジリエンスを感じました。

 

しかも、父は、経営に余念がなく

複数の火災保険と収入保障保険を加入しており

築35年越えの建物(自宅兼用)は全焼したことで

新築時の投資を遥かに超える価値が派生しました。

建物と保険証書は燃えましたが契約の事実は残りました。

つまり、父にとって火事リスクは想定内

対応済みであったからこそのレジリエンスでした。

(裏付けのないポジティブさでは生き残れません)

 

父は地盤調査の採掘と建物の設計図を依頼した後

専門家、友人に相談し80歳代の再建リスクを

納得して、振り込まれた損害保険金には手をつけず

厚生年金の範囲内の支出で2LDKの賃貸に住み

友人達と旅行したり、ボランティアに励んだり

おみこしを担いだりして遅い老後を愉しみました。

 

瓦礫を撤去した土地は更地となり

家仕舞いと父の終活は自動的にすすみました。

結果、兄夫婦はほっとしていたようです。

かくしゃくとした父は火事がなければ

仕事をやめなかったでしょうから、

父に「現役」の引導を渡さなくて済みました。

 

思い出を書きすぎました。

 

keitoは、一見、悪そうなことが起きた時に

ポジティブな解釈に変換して これ嫌い)

姑息なすり替えで現実逃避はしません。

けれど物事には側面もあると知っているので

なにか、ここから拾えないかなーと

 

なにか?

↑ こんな感じで現象を観察します。

若い時は攻めることが有益で効果的ですが

老後は守備が甘いと一矢が致命にもなります。

がんばろう!では解消できない事象もおこります。

今回のあらたな病気発覚もそのひとつ。

keito1.hatenablog.c

物質を全て失ってもダメージないですが

健康を損なう状態というのは不幸です。

ぴんコロは遠のいているし、、、

でも、なにかあるような気がしています。

御破算とかシャッフル、仕切り直し。。。

リセット??? チガウなー なんだろう?

いいことが起こるような気がします。

そのなにかを見逃さないよう眺めています。

                               

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【脳ドッグその後】10万人に0.5人以下。くも膜下出血より悪い運かもしれない。

keitoです。

読者さまよりコメントを頂戴し

ありがたいことに背中を押して頂きまして

(ありがとうございます)

まずは既往症フォロー中の病院の

脳神経外科を初診で紹介受診をしました。

keito1.hatenablog.com

画像を確認した脳神経外科医が

 

Dr.「今日、時間ある?3D造影CT撮ろうか。

   造影剤っていれたことある?」

 

あります。朝食も抜いてきました!!

(どんな検査も朝食抜きが望ましいと知っている)

 

Dr.「いいねー! あ、腎機能みてからになるね。」

 

直近の血液検査結果もってきました!!

 

Dr.「じゃすぐやろう!!造影剤って1%くらいだけど

  死亡を含むリスクあるけどいい?」

 

やります。造影剤アレルギーないです。

(今まで大丈夫でも突然アレルギーを起こすケースもある。)

 

Dr.「3D画像は放射線科が作るのに時間かかるから

   結果はあさって。ききにきてね。」

 

Dr.は即、院内ピッチで放射線科へオーダー。

当日中に3D造影CT検査ができました。

keitoは検査慣れしておりまして、

MRIというものはたぶん35回以上しており

( 1日2回やったこともある)

あのコンコン工事音は全然平気で

ビートに合わせて脳内でラップできます。

(動いたらダメです)

最前列で呂布さんに指笛ならした40代の頃。頭ふりすぎて血管やられたか?


www.youtube.com

普通のCTは20回くらい。

造影CTは2回~3回。

PET-CTは保険適応(3万円くらい)で、

15回以上はやってると思います。

なので、造影剤もFDG(放射性同位元素)の

点滴も全然平気で

造影剤が入ってくるあの熱い感じが

不謹慎ながらちょっと好きだったりします。

全身麻酔のあのオチル感じもわりと好きです)

 

人間ドックは受けませんが

これだけ検査してきているわたしでも

脳血管疾患というのは盲点でした。

脳疾患を患うのは生活習慣に起因する

肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙の

結果だと、無知による偏見があったため

自分は無関係とあなどっておりました。

 

翌々日、結果をきいたところ

動脈と静脈が一部繋がっている

(本来、繋がっていてはいけない)

血管奇形?異常?の硬膜内?の血瘤で

(おそらく希少がんの放射線治療の影響)

いわゆるよくきく脳動脈瘤とは別物で、

NHKきょうの健康」でも紹介されてない

↓ この前、再放送をたまたま観てた

www.nhk.or.jp

きいたことのない、病名をDr.が口にして

メモを取ろうとしたら紙に書いてくれました。

一度では覚えられない長い病名で、

Dr.がいうにはなんと、

「この病気はくも膜下出血を起こさない。」

(破裂してもくも膜へ血流がいかない。)

 

そんな。。。

 

正直もうしまして、大きな声ではいえませんが

keitoは少し、落胆しました。

無治療でぴんぴんコロリのパスポート。

その選択肢がないということに落胆しました。

 

希死念慮(死にたい願望)はありません。

検査は全然平気ですが、治療は別物です。

長患いや、長寿の経済的リスクヘッジ

自己管理はしていますが、

侵襲が大きい治療や重篤な後遺症は

たとえそれが長寿につながるとしても

もうね、断りたいです。

(不適切な画像をあえてはっときます。)

 

そんな、わたしにはくも膜下出血というのは

やすらぎの響きがあったんですよ。

 

 

(これは適切か???)

 

同性代のみなさんはどうなんでしょう。

そりゃ、みんなぴんぴんコロリがいいと

平時はおっしゃいますけれど。。。

それ、宝くじ当たったらいいなといいつつ

300円出して買わない的じゃないでしょうか。

 

老化に伴うADLの低下はいたし方ないですが

高度障害や機能欠損は子ども等の自己実現への

影響が大きいですしね。

 

ぴんコロの希望の灯(ともしび)は消え

失った安らぎへの未練を残しながらも

やることはやらねばなりません。

 

さらに大規模病院への紹介状をもらって

keitoは次のステップにすすむことにしました。

 

で、帰宅してお決まりの、誰もがやること

そう、病名検索で罹患率をみました。

 

10万人に0.5人以下。

 

またっ!!!( ゚Д゚)

前回の記事で、今さら

100人に1人なんて平凡な病気で死ねるか!!

(発見率で、破裂率とは別です)

と、悪態をついたバチあたりkeitoの

既往症の希少がんは250万人に1人なので

思わず、うぜっ。。。とつぶやきました。

 

ここまで、読んでくださった方、

病名を明確に記述ぜず申し訳ありません。

既往症も今回の疾患も、希少な疾患のため

医療者がふたつの傷病名をあわせて検索すると

100発100中で個人の特定が浮彫りです。

傷病というのは、個人情報の中でもたいへん

センシティブな領域となりますので

何卒、ご容赦くださいませ。

 

この先の経過はぼちぼちと書いてまいります。

皆さまが同じ状況になることはないので

なんの参考にもならないと思うのですが

凋落マダムの日記 - 独り暮らしの老後に備えて

どうぞごひいきに^^またいらしてくださいね!!

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