★安部先生は昨年の8月(夏休み中)にはじめてメールをくださった方です。先に最初のメールを紹介しておきます。
「私は島根県の小学校教員(5年目)です。
神谷さんのてくてくの杜のオンラインサロンのメルマガで齋藤先生の授業が紹介されていて、CGSのDVDを購入し動画を見てメモをして授業をしています。
【ブログ注】CGSのコンテンツは全部ではありませんがYouTubeで見られます。
6年生14人です。
やんちゃな男の子が「歴史、楽しいねぇ。」と授業中につぶやいたり、大人しい女の子がワークシートにしっかり自分の考えを書いたりしていてこちらも授業をしていて楽しいです。
特別支援学級の再任用の先生もおもしろいと特支の子が休みでも再任用の先生だけ授業を受けに来ます。
先生のおっしゃる通り日本人の自己肯定感の低さは歴史教育の影響が大きい思います。
ご先祖様に誇りを持ち自己肯定感が高まるので、学級経営にもとても役立つと思います。
Facebook、申請し、最新のパワポDVDの申し込みもしました。」
★とても嬉しくてすぐにお返事しました。
その後も学校備品として『日本が好きになる!歴史全授業』とDVDを購入していただいたり(これはなんと管理職に諮って職員会議で決めたそうです!)、メールのやり取りが続きました。
「終わったらブログのメールフォームでレポートしてください」とお願いしたのを覚えていてくださって。今回以下のような追試報告メールが届いたというわけです。
たぶん卒業式を終えて一息つく間もなく書いてくださったのだと思います。ありがとう!安部先生!!
★素晴らしい内容ですので、教師の皆さんはぜひお読みください。
1. 追試した学校のある都道府県名
島根県
2. 追試した学級数と児童生徒の人数(およそで)
6年生14人
3. 追試したときの教職経験年数(およそで)
5年目(別で講師1年)
4. 追試してどうだったか(簡単に、詳しく、どちらも大歓迎です)
【斎藤先生の授業を知ったきっかけ】
てくてくの杜のオンラインサロンに登録していて、そのメルマガで紹介されており知りました。
【授業の進め方】
日本が好きになる!歴史の授業(YouTube)を見て、印刷したスライド資料にメモ。
併せて通勤中に車で日本が好きになる!歴史の授業(DVD)を聞いて直前まで復習して授業へ。
しかし、2学期後半になってくると忙しくなってくるのもあり、資料のメモを見ながらだと
授業の流れもぎこちなさが出てきたので、もっと楽しい岡本スライドを事前に確認することと
通勤中に車で日本が好きになる!歴史の授業(DVD)を聞くことのみにすると
伝えたかったけど抜けてしまう部分もあるが、スムーズに授業が流れるようになりました。
加えて、目からウロコの日本の歴史(小名木善幸さん)やCOTEN RADIOなどで得た知識を付け加えました。
【子ども達の変化】
①全員が自分の考えを持つことができるようになった。
政策選択問題で昔の日本のリーダーの選択が必ずしも正解ではないこと、
自分の考えを持つことが重要であることが伝わったような気がします。
選択肢があったり、賛成派、反対派などの考えがスライドや資料で与えられ、
そこから参照して自分の考えが作りやすいことが大きかったと思います。
②歴史の時間を心待ちにするようになった。
他の教科の授業やその他の教科とは違って、「歴史の授業楽しいなあ。」とか
「今日は歴史がないのか。」などの発言が聞かれるようになりました。
特に日露戦争の授業では、手に汗握りながら聞く子どもいたことが印象に残っています。
③日本が好きになっていた。
最後の授業の
「自分の国のことを誇りに思いますか?」
A 1 ~10位
B 11~20位
C 21~33位
の問題で、全員がAの日本人は日本のことを誇りに思っているという
選択肢に手を挙げました。
また、単元テストをしているときに
「先生、この問題、選ぶ選択肢がないよ。」と言われました。
何のことかと聞いてみたら、「日本が朝鮮を一方的に支配したわけじゃないもん。」
という子どもがいて、伝えたいことが伝わっていることが確認でき、嬉しかったことを覚えています。
5年生から持ち上がりで担任をしましたが、
斎藤先生の歴史の授業が学級経営に大きな力を与えてくれました。
テキストを学校の備品で購入させていただいたり、大学が滋賀だったので、関西にいる大学の
友達にもおすすめをしておきました。
斎藤先生の授業が広まると
歴史認識が変わり、自己肯定感が高まり、子どもたちの人生も変える力があると思いました。
小学校では、6年生しか歴史の授業がないことが残念ですが、総合や生活、道徳の授業などで、
歴史や偉人などを学んでいきたいと思います。
全授業のスライドと指導案があり、しかも面白い、という素晴らしい教材を作っていただき、ありがとうございました。
斎藤先生のおかげで、楽しい1年を過ごさせていただきました。
島根県 安部 浩美
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