Warning: The magic method InvisibleReCaptcha\MchLib\Plugin\MchBasePublicPlugin::__wakeup() must have public visibility in /home/c3873255/public_html/nurse-kasegu.com/wp-content/plugins/invisible-recaptcha/includes/plugin/MchBasePublicPlugin.php on line 37
服薬ロボットを使った服薬管理~実際使ってみた結果は!?~ | 訪問ナースのお仕事

服薬ロボットを使った服薬管理~実際使ってみた結果は!?~

お仕事

はじめに

在宅での服薬管理で困ったことありませんか??

◎1人暮らしで服薬管理できる人がいない
◎認知症があって、服薬箱や服薬カレンダーを使っても内服できない。
◎服薬が本当にきちんとできてるか、把握が難しい。
こんな悩みを持った方も多いのではないでしょうか??
mamaナースも
認知症の夫婦、1人暮らしの認知症療養者さん、理解力が乏しい方などの
服薬管理で困った体験がたくさんあります。
工夫して、少しでも服薬がきちんとできるように
配薬したけど、
結局飲めない・・・
飲めないどころか、
大量に服薬してしまったこともある😢
そんな困ったことを
助けてくれるロボットが登場したんです!!
今回は服薬ロボットについて、
使用した感想を書いていきたいと思います。

服薬ロボットとは??

服薬ロボットとは、どういった商品でしょうか??
mamaナースが使った服薬ロボットは、
ケアボット株式会社の服薬ロボットです。
   (ケアボット株式会社のHPより)
写真のような機械(ロボット)を使って
服薬管理します。

服薬ロボットの特徴

特徴① 飲み忘れを予防

服薬ロボットは

お薬を飲む時間になると

音声と画面で服薬時間だ知らせてくれます!!


(ケアボット株式会社のHPより)

この上の画面が、下記のように変わり、

画面上で薬の時間と認識できます。


(ケアボット株式会社のHPより)

また、音声でも「昼のお薬の時間です」と

知らせてくれます。

また、服薬ロボットの近くにいなくても、下記のような機能があります。

①最短5分間隔でアナウンス案内をしてくれる。
②服薬しなければ、服薬予定時間の2時間後まで、繰り返しアナウンスしてくれる。
目と耳で認識でき、
更に2時間後までアナウンスがあるため、
服薬忘れ予防になるのです。

特徴② 薬の間違えを予防

お薬カレンダーや配薬箱だと、

どうしても取り間違えの予防ができません・・・

それが、服薬ロボットだと、

セットしてある内服薬が自動で出てくるので、

取り間違えの心配がいりません。

こんな感じのケースに薬が入ってます。

薬剤師さんが配薬ケースにお薬をセットしてくれるので、

間違えないでお薬が飲めます!!

特徴③ 飲みすぎ予防

服薬ロボットは、

お薬を飲む時間を事前にセットしておきます。

そのため、

お薬を飲む時間以外に飲もうとしても、

「お薬の時間ではありません」とアナウンスが流れて、

飲みすぎを予防してくれます!!

特徴④ 服薬履歴をデータで管理

でも、実際に内服できたかが分からないと困りますよね。

服薬ロボットは、

内服できたかが、データで記録されてます。

画面の「メニュー」をタッチすると、

「履歴確認」の画面が表示されます。

そこをタッチすると、

内服できたかどうかが〇と×で表示され、

内服忘れがあったかどうかが、一目瞭然で分かります。

どんな人に服薬ロボットが使えるの??

mamaナースが実際に服薬ロボットを使ってみて、

服薬ロボットを使用を推奨できるケースは以下です。

①1人暮らし、または同居家族がいても、服薬管理をきちんとできない療養者。
②曜日や日付の認識ができず、服薬カレンダーを使えないような認知症の療養者。
③内服薬の種類や食間薬など複雑な服薬管理が必要な療養者。
④訪問薬剤師を導入してもOKな療養者。
使ってみて思うのは、
認知症が進行しすぎていても、
服薬ロボットは使えないということです。
少なくても、
「お薬の時間です」という言葉を認識でき、
ロボットから「取り出し」のボタンを押せて、
お薬のケースが開けられる必要があります。
mamaナースが支援している療養者さんは、
この服薬ロボットのお陰で、
ほぼほぼ1カ月の間で内服忘れがありませんでした。
ですが、最近は認知症が進行してきて、
服薬ロボットからケースを取り出したあとに、
内服するのを忘れてしまうことがあるのです。
服薬ロボットからケースを取り出したあとの服薬忘れには、
この服薬ロボットも対応できません。
なので、認知症の進行具合で
服薬ロボットが適応かどうかは決まってきます。

服薬支援サービスの流れ

①調剤薬局に服薬ロボット導入を依頼する。

②薬局が薬を準備

③薬局による初回訪問&納品
④2回目以降の訪問
(ケアボット株式会社のHPより)

mamaナースが支援してる療養者さんのケース支援

mamaナースが支援してる療養者さんの場合は、

病院を3か所受診しており、それぞれ別の日に処方がでます。

そのため、薬剤師さんは、受診のタイミングに合わせて

支援を行っています。

また、この療養者さんは

1日2回、朝と夕の服薬のみのため、

最大で14日分の配薬ができるとのことです。

朝・昼・夕・眠前の1日4回の服薬では、1週間分の配薬が可能だそうです。

施設での利用ケース

ケアボット株式会社のHPには

施設利用でのケース紹介があります。

 

個人宅利用だけでなく、

施設での利用は魅了的だなと思います。

病院もそうですが、

たくさんの利用者さんがいるところでは、

服薬管理のインシデントが起きやすいのです。

こういう形であれば、

安心して服薬管理もできますね。

料金について

服薬ロボットのレンタル自体は無料です。

ただし、

薬剤師の訪問(訪問薬剤管理指導)を受けてる必要があります。

薬剤師の訪問は、だいたい500円~600円程度のようです。

これだけのサービスを受けられて、

この金額であれば、

安全に服薬できる服薬ロボット導入は有効だと思います!!

まとめ

服薬ロボットは、

今までの服薬カレンダーや服薬箱では解決できなかった

服薬管理の代替になってます。

服薬ロボットを導入できるかは、ケースバイケースですが、

利用できるケースに置いては、

大変有意義なシステムになってると思います。

値段もリーズナブルで、この利便性や安全性を手に入れられるのであれば、

使わない手はないはずです。

みなさんも、利用したいケースがあった場合には、

是非活用してみてはいかがでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました