奥大和の秘境 吉野にある水神を祀る神社 丹生川上神社三社巡り

奈良県観光スポット

こんにちは、もとーです

今回ご紹介しますのは2月の大雨の中行ってきたのが、奈良県の吉野町にある丹生川上神社です

吉野の丹生川上神社には同じ名前の神社が三社ありまして、元々は1社だけだったのですが、江戸から大正時代にかけて3社とも同じ名前を持つ神社です

この記事では丹生川上神社三社巡りの魅力と必見ポイントをご紹介します

丹生川上神社とは

神代時代に神武東征の際に神武天皇が苦境の中「丹生川上」を訪れ、この地で天神の教示を受け、後に畝傍橿原で即位されたと語られます

このことから歴代天皇は苦境に立つと必ず吉野を訪れ、神様の力を授かったそうです

その事に奉謝して創建されたのが、丹生川上神社です

古くは雨乞い又は晴れ乞いの神として、人々は五穀の豊穣、特にひでり続きには降雨を、長雨の時には止雨を祈るなど水神のご加護を祈ってきました

雨乞いの時は黒馬、晴れ乞いの時は白馬を献上されたそうです 『上社』には黒馬と白馬が境内で飼育されています

参拝道を遠くから見た人が「道の通りが🐜の行列ようだ」と例えるぐらい多くの参拝客が来られたそうです

しかし、都が奈良から京都に遷都しだんだん参拝する人も少なくなり、戦国時代の頃になると衰退していき場所もわからなくなったそうです

やがて、明治時代を迎えると『丹生川上神社』は何処かという研究調査が行われ、最初に『丹生大明神』が、その次に『高龗神社』が推定され、それぞれ下社・上社となりました

しかし、その後東吉野村の蟻通神社こそが丹生川上神社と主張するようになり、そこを『中社』と称し、3社合わせてお参りする『丹生川上神社三社巡り』の元になったそうです

どちらの主張も否定せず、良いものは何でも受け入れて調和する日本の神道らしさが出ていますね

吉野手すき和紙できたの御朱印 ※最初にお参りの神社にてお申しつけください。 初穂料:初回1,000円  各社500円で御朱印が受けられます。

三社巡りのコース

三社を巡るにあたり、どこから周れば良いの?と思うかもしれませんが、結論を言うと自分の行きやすいところから周ればいいです

私はお昼過ぎまでに3社を周ろうと考えていたので、和歌山方面から奥側にある「中社→上社→下社」の順番に参拝しました

『中社』から『上社』は車で約30分くらいで着くのですが、『上社』から『下社』は車で約50分くらいかかりました

公共交通機関はバスのみで、行く際は車で行くことをお勧めします

※神社周辺は飲食店などは少ないので、行く前にすませるか参拝後に行った方がいいです

※道は狭いところもあるので運転する際はお気をつけて!

周辺の見所スポット

東の滝

丹生川上神社中社から徒歩5分で行けるパワースポット『東の滝』があります

別名「秋津野の瀧」「龍神の瀧」ともいいます

ここでは中社で売られている「龍玉」を願いを玉に込めて、龍玉の底の穴に息を三度吹き入れて、滝に投げ入れることができます

夢淵

丹生川上神社中社から少し上流の「蟻通橋」に丹生川・日裏川・四郷川の3つの川が合流する「夢淵」と呼ばれる深淵があります

エメラルドグリーンの水の色がとても美しい場所です

ここで初代天皇である神武天皇が戦勝祈願にお酒に酔った大小の魚が流れることにより勝利を占われた伝承地とされています

この時の魚が「魚」に「占」と書く「鮎」であったと伝えれています

周辺の飲食店

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終わりに

丹生川上神社三社巡りは、吉野の奥深くのある神社で三社とも水に関する神様をお祀りされている神社なので、辰年である2024年にお参りするおすすめの神社です

1日で3社周るのは時間を要しますが奥吉野を観光する時にはぜひ行ってほしいパワースポットです

 

 

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