こんにちは!ゆうなです
英語嫌いから一転、マレーシア留学(2023年9月~2024年8月)の後、日本語パートナーズ インドネシア22期として派遣されることになりました。
ブログでは前例の少ないアラサー女子ならではの留学体験記や海外生活準備の記録、ミュージカルやアニメ・ゲームなどの推し活関連まで幅広く取り上げています。
日本語パートナーズ派遣前研修の自由時間
日本語パートナーズの研修は4週間。その間は研修先である立命館アジア太平洋大学に滞在し、月曜~土曜(土曜だけ午前のみ)までみっちり研修を受講する。よって、研修者がお休みと呼んでいたのは、土曜午前の授業が終わった後の半日+日曜日の1.5日の間のことだった。
他の派遣国が国際交流基金の研究センターで研修を行うのと違い、私たちインドネシア派遣者の研修は大分県の立命館アジア太平洋大学で行われている。
開講式には大分県や別府市の代表者の方もいらして、ご挨拶をされていた。実際に大分県/別府市に滞在してその魅力を知ることで、自分たちが家に戻った後やインドネシアに派遣された後、周りの人たちにその魅力を伝えるということも、私たちのミッションの一つになっている。
そこで、このブログでも日本語パートナーズ派遣前研修の記録として、週末の自由時間をどのように過ごしたのかということや、行った場所の魅力をお届けしたいと思う。
のんびり♪砂湯も楽しめる「ひょうたん温泉」
ひょうたん温泉の基本情報
まず土曜日の授業が終わってから、訪れたのが鉄輪温泉にある「ひょうたん温泉」である。APUからバスで一本のところにある。
ここはローカルな温泉というよりも、ある程度整備された施設で、食堂や休憩所もある小さな温泉テーマパークのようになっている。夜もAM1:00までやっているので、ゆっくり一日楽しむことができるのも魅力的だ。
もともとは、創業者が豊臣秀吉にゆかりの「ひょうたん」の形をしたお風呂(今は女性大浴場の中にある岩風呂)を作ったのがはじまりだそう。1922年に創業し、2019年にリニューアルが行われてきれいな施設になっている。
「ひょうたん温泉」のお風呂の感想
入口の券売機で支払いをして、ロッカーのカギをもらったらいざお風呂へ。ロッカー室もかなり広くて着替えしやすかった。
シャワースペースには、シャンプー・コンディショナー・ボディーソープや洗顔料などが一式揃っていて、特にこだわりがなければ持ってこなくても大丈夫。
お風呂は源泉掛け流しで、内風呂と外風呂があったので、のぼせそうになったら外の風に当たるなど、調整しながら入ることができて気持ちよかった。
ちなみにお風呂の中で私が気に入ったのは、むし湯。温泉の蒸気が充満した部屋に入るので、サウナみたいなのだが、低温・高温の好みを選べるので、あんまりサウナが得意じゃ無い私でも調整して入ることができた。
「ひょうたん温泉」の砂湯の感想
また、私が「ひょうたん温泉」でやりたかったのが砂湯である。砂湯とは、蒸気であたためられた砂を掘ってその中に寝ることで、じんわりあったかくなれるというタイプの温泉(って言っていい?)である。
肩こりになった時に酵素風呂へ行く私にとっては、良い感じの温活になりそうということで期待していた。
他の温泉では、スタッフの方が砂をかけてくださるのだが、ここでは自分で穴を掘って砂をかける形式。道具がそろっていたので、妥協せずにしっかり穴を掘ったら自分が入れる穴をちゃんと掘ってあたたまることができた。
あんまり気持ちよすぎたので、推奨時間20分なのに、たぶん40分くらい寝てい(笑)・・・・・・低温やけどには注意である。
「ひょうたん温泉」の食事(デザート)について
さらに「ひょうたん温泉」には、普通の食事処と地獄蒸しができる食事処がある。私は前者でデザートに「夢のコラボ」というのを食べた。
地獄蒸しプリンの上にソフトクリームが乗ったスイーツで、お風呂上がりに冷たくて甘いのが味わえて贅沢な気持ちになれた。
とり天発祥の老舗「東洋軒」
東洋軒のとり天
「ひょうたん温泉」の後に向かったのは、大分名物のとり天発祥のお店である東洋軒である。
もともとは東洋軒の創業者が中華料理をアレンジして出すようになったメニューだそう。中華の店なので他にもたくさんメニューがあるけれど、一人で夜行ってもとり天メニューは定食で食べることができた。
写真で見てわかるようにボリュームたっぷりである。油っこいかなと心配になったけど、衣がサクサクしていてあんまり揚げ物の重さは感じなくてとても食べやすくておいしかった。
どうでもいいけど、ここに訪問歴のある夫に写真を送ったら、「からし好きだから、たくさんからしかけたでしょ?」と連絡が来た。全くその通りだった。
東洋軒訪問にあたってのアドバイス
ちなみに私は開店直後に入ったのですぐに入れたけど、お店を出る時には入口で待っている人がたくさんいた。特に土日だったのもあったと思う。
駅やバス停から少し離れていたので、時間通りというのは難しいかもしれないけれど、もし帰宅時間などがある人は、開店に合わせて行くことをおすすめしたい。
別府と言えばこれ!「地獄めぐり」
バスで行こう!別府の地獄めぐり
「大分県 観光」とか「別府 観光」って調べると、地獄めぐりと各地獄の紹介がたくさん出てくる。それだけ有名な観光スポットなのである。
【地獄の一覧】
海地獄
血の池地獄
龍巻地獄
白池地獄
鬼石坊主地獄
鬼山地獄
かまど地獄
1日休みの日曜日の目的地はこの地獄めぐりとした。
定期観光バスツアーなども実施されているが、今回は亀の井バスを使って自力で移動することにした。最初に行った地獄で「べっぷ地獄めぐり共通券」(2400円)を購入して観光をスタートさせた。
実際に行ってみてわかった地獄めぐりの魅力
行ってみる前は、温泉なのに温泉に入れない観光(ただ周りに温泉はあるし、一部入浴施設があるところもある)ってどんな感じだろう?とわくわくしていた。
実際に観光を始めてみると、それぞれの地獄に推しポイントがあって、マレーシアのサラワク州の建物やワニの餌やりが見られる地獄や、血のように真っ赤に見える地獄など、それぞれの観光スポットに入場するたびに「ここはどんな場所だろう?」と想像していた以上に楽しむことができた。
また、温泉が地下から湧き出しているゴボゴボした様子や、外気との温度差で一面に湯気が広がっている様子など、温泉の「動き」を見ることができて、自然の不思議なパワーを感じることが出来た感じもした。
地獄めぐりは「おいしい」魅力もいっぱい
あと、地獄めぐりの最中には食べ歩きができるおいしいものもたくさんあった。名探偵コナンで毛利小五郎も食べていた地獄饅頭や、蒸し卵など、おいしそうなものを見かけたらパクパク食べてしまった。
個人的に気に入ったのは地獄蒸しのお芋!砂糖が入っているんじゃないかと思うくらい甘くてとろとろでおいしかった。
想像以上の満足感だった「高崎山自然動物園」
野生のサルとの距離が近すぎる!
地獄めぐりの後は、少し足を伸ばして高崎山自然動物園へ。ここはよくテレビにも出ている、サルが有名な高崎山である。
入口で入場料を支払い、坂を登ってえさ場を目指す。(途中階段があるのでベビーカーなどはモノレールの方が良いと思うが、そうでなければ自分の足で登れる)
坂の途中からサルを見かけ始め、上まで登るとそこら中にサルたちが集まっていた。こちらから無理に近づくようなことがなければ襲ってくるような感じでもなく、悠々としているのが印象的だった。
赤裸々すぎる人間模様ならぬ「サル模様」
なお、私が行った時間はえさやりの時間だったので、担当の方がずっと解説をしてくださっていた。その内容が何ともドラマチックで面白い。
「あの彼女は朝から若い彼をずっと追いかけてるんですよ」とか「彼はグループのトップの家系だからちょっと強気なんですよね。この間もちょっとトラブルになりかけて・・・」とか、昼のドラマでも見ているかのような色々なストーリーを語って下さった。
ただサルたちの姿を近くで見るだけじゃなくて、彼らの関係性を知ることもできて想像していた以上に楽しい観光地だった。
週末旅行でも大充実の大分・別府観光
第一週目は別府エリアを中心に観光した。
混みやすい週末、1.5日という限られた自由時間でありながら、ぎゅっと魅力を凝縮して観光することができたと思う。
派遣前研修の場合、同じ仲間の中にはAPUの学生もいておすすめスポットを教えてくれることも多いので、もしこれを読んでいる人の中でNPの方もいたらアドバイスを聞きながら観光するのもおすすめだ。
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