こんにちは!
マレーシアに留学中のゆうなです
今年(2023年)の9月からマレーシアに留学することになったアラサー女子です。大学院修士課程を卒業したため人より就職が遅く、社会人生活もうすぐ3年目の26歳です。元々英語が嫌いだったけど、学生時代の国際交流の経験から一念発起して社会人留学を決意しました!
準備とか現地の生活とかを記録して、将来同じように留学する同世代のアラサー女子の方の参考になったらいいなあという気持ちでブログを書いてます。
弾丸クアラトレンガヌ
前回ヌグリ・スンビラン州に行った時と同じように、Terengganu(トレンガヌ)州のKuala Terengganu(クアラトレンガヌ)に行ったという事実を作りたかったので、週末旅行に行ってきた。なお、決断したのは出発3日前の深夜。
ヌグリ・スンビラン州で週末を過ごした時の体験談はこちらから
クアラトレンガヌへの旅行というと、「地球の歩き方」とかでも紹介されているレダン島のビーチに行くのが普通だと思うんだけど、それは将来飛行機で来てもできるかもしれないと考えた。
実際、現地のGrabのドライバーさんが、「少し前にレダン島にハネムーンで来た日本人カップル乗せたよ」という話だったし、同じドライバーさんから、「ビーチに行くなら友達やボーイフレンドと一緒に来たほうが楽しいと思うよ」とアドバイスをもらったので、またいつか来よう。
直前の決断だったので飛行機のチケットが一万円前後。結局往復高速バスを使うことに決めた。片道7時間半で1200円くらいなので、お手頃だ。
バス旅行については値段は魅力的だけど、バスの時間が長くて断念した旅行記もいくつか見かけた。しかし私ははかた号(新宿から福岡の博多まで14時間)で往復旅行をしたことがある人間なので、行けると判断した。
クアラトレンガヌ1日目:中華街・Turlte Alley
バスの感想は別の記事で書くとして、クアラトレンガヌに到着。トレンガヌ州はマレー系の人が90%を越える地域でそれは街にいても強く感じた。KLで金曜に見かけるようなイスラム系の正式な服?の格好の男性を土日でも見かけるのだ。私も露出の激しくない長袖の服で行った。
最初に中華街エリアとTurtleAlleyを訪れた。
海亀の放流活動をやっている地域だそうで、海亀を守ろうね!っていうのをテーマにした、絵や言葉が飾られている小道である。
なお、激狭かつ、超見つけにくかった(笑)
朝だったから観光地的な人気がなっただけかもしれないけど、Googleマップを開いてうろうろした後、地元の人達が普通に通り道にしていてやっと気がついた。
クアラトレンガヌ1日目:トレンガヌ州立博物館
その後、Terengganu State Museum(トレンガヌ州立博物館)を訪れた。
博物館に行く時に乗ったGrabの運転手さんが、若い頃、オイルを運ぶ船で船乗りをしていて、大阪と名古屋に行ったことがあると言われた。「新幹線があるよね!」とのこと。日本はトレンガヌと違ってものすごい発展しているという風にいうので、まあそれはそうかもしれないけど、よく聞くと彼が日本を訪れたのは1970年代。
東京オリンピックの後、大阪万博をやっていた頃だろうから、ものすごく日本の経済の調子がいい時だったと思ったし、ドライバーにもそう伝えた。
さて、トレンガヌ州立博物館について。
ここ、上野の東京国立博物館もびっくりの巨大な博物館だった。Googleマップで「見るのに3時間くらいかかった」というレビューがあったのだが、まさにその通り。
あと、ありがたかったのはこれまでマレーシア国内の博物館をいくつか訪問した中でも、最近の州のスルタンについての展示以外はほぼすべての展示に英語の説明がちゃんと付いていたこと。わからないところも、Google翻訳のカメラ翻訳で補えば問題無かった。
トレンガヌ地域はバティックが有名なので、バティックを始めとするマレーシアの布製品や工芸品について細かい説明があった。イスラム教が入ってくる前と後のファッションのこととかも解説が充実していた。
さらに、別棟ではパレスチナの戦争関連の現代アートの展示と、陸と海の動物をはく製で展示しているゾーンもあった。
動物ゾーンの展示ではトレンガヌで網にかかった巨大魚とか、リュウグウノツカイ、イルカ(シロイルカも普通のイルカもいた)まで、ホルマリン漬けになっていた。
お子様と中高生っぽい女子たちがキャーキャー言いながら、古くなって変色した液体の中に浮かぶイルカと写真撮ってるのは何とも言えない光景だった。なお、リアルすぎる(というかリアル)ので写真掲載は自重する。
博物館の隣には別料金で入れる建物博物館もあった。伝統的な建物や船の展示があるらしいが、暑さでやられそうだったので、今回は室内博物館を見て終わりにした。
クアラトレンガヌ1日目:ショッピングモールとホテル
ホテルのチェックインまで時間があったので、ショッピングモールにも行った。
一つはバスターミナルの裏にあるPaya Bunga Square。
ここは古いけど、政府系の手続きをする事務所がたくさん入ってるっぽくて、人が結構いた。同じビルにホテルもあるみたい。
もう一つはKTCC Mall。
近代的なショッピングモールでダイソーやユニクロも入っていた。あと大きくてきれいなスーパーもあって、飲み物とかを買うことができた。
宿泊は、Arena Boutiqueホテルにした。トレンガヌのホテルにはアリが出やすいらしいと事前の情報を見ていたけど、見かけたのは一匹だけ。(やっぱりいるじゃんとは言わせない)結構きれいなホテルだったと思う。
クアラトレンガヌ1日目:Grabでデリバリー頼んだものの・・・・・・
実はこの日、バスで疲れすぎてて、夜ご飯のために外に出る気力がなかったので、マレーシアに来て初めてGrabフードでご飯をデリバリーした。
インスタント麺も買ってたんだけど、カトラリーを忘れてしまったのもある。
ナシゴレンとKeropok Lekor(クロポッレコー)というお魚のすり身あげである。でも何の間違いか知らないけど、カトラリー無しで届いてしまった。
仕方がないので、ペットボトルキャップを駆使して食べようかと挑戦したけど、結局のところ手で食べることに。最近はみんなスプーンとフォークで食べてるけど、バナナリーフカレーとか行くと、インド系の人が手で食べてるし、こちらには手食の文化がある。
以前、イエメン料理を食べに行った際に、友達の友達というだけの私に親切に手で食べるコツを教えてくれたイエメン人に最高に感謝した。
あと、忘れちゃいけないのがKeropok Lekor!
他の日本人の旅行記にもたびたびおすすめされていたけれど、これがとても美味しかった!翌朝にまで残すかなと思っていたけど、気づいたら全部ぺろり。
ちくわの磯辺揚げみたいな感じで、日本人の口に合うと思った。
クアラトレンガヌ2日目:Pasar Payang
翌日はチェックアウト後にホテルに荷物を預けて、市場、Pasar Payang(パサール・パヤン)に行ってみた。
トレンガヌはバティックの産地で、ここでもたくさん売ってた。実は少し前にネットでバティックのワンピースをGETしてたんだけど、それより安かった。うーん、来るならこっちで買っても良かったな。
後はひたすら歩いて、Terengganu Drawbridge(トレンガヌ・ドローブリッジ)を見に行った。
ロンドン橋落ちた♪のロンドン橋がモデルらしい。
途中には真っ白なモスクもある。
有名なのは行きのバスからも見えたクリスタルモスクのようだが、この街はイスラム教徒が多いので、歩けばモスクがたくさんある。
公園の遊具を見るとここにも亀さん要素があった。
橋の写真を撮ってる人達以外、水辺の公園には人気がなかったけど、日によってはナイトマーケットが開催されたりもしているらしい。
クアラトレンガヌ2日目:KTCCモールでランチ
2日目の昼ご飯は、モールのフードコートで食べた。片言のマレー語で注文してちゃんと通じた!
クアラルンプールで、「こいつ本当にAyam(チキンのこと)が何なのかわかってるのか?」っていうのを確認するだけのために、英語スタッフ呼ばれたりすることがあったので、通じたようでとてもうれしい。
マレー風タイ料理というレストランだった。クラスメイトのタイ人とタイ料理を食べに行くと、「これはマレーシア料理にアレンジされてる」と言うので、正直に自己申告してるの偉い。
この後、ホテルで荷物をピックアップしてバス乗り場へ。弾丸だったけど、クアラトレンガヌの人と街を楽しめた2日間だった。
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