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エアアジア(Airasia) 機内持ち込みは厳しい? | 格安で利用したいならば事前に知るべき荷物事情 | 10回以上の搭乗経験をもとに解説

エアアジア(Airasia)、東南アジアで主流の格安航空会社です。

日本発着もあり、一般の航空会社よりも断然安い。そんなエアアジアの機内持ち込みは厳しいのか?

10回以上のエアアジア搭乗経験をもとに私の実体験も含め書いていきたいと思います。

最後に手荷物料金を抑える方法についてもまとめてます。

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エアアジアの機内持ち込みの基本:サイズと重さと個数の制限

エアアジアの機内持ち込みの基本的な制限はこちらです。

個数2個
サイズ56cm (高さ) x 23cm (幅) x 36cm (長さ):機内持込寸法
40cm (高さ) x 30cm (幅) x 10cm (長さ) : 小さいバッグ
重さ合計7kg
スクロールできます

個数は2点まで、「機内持ち込み可能サイズのリュックもしくはスーツケース+小さめのバッグ」で、重さは2点合わせて7kgです。

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エアアジアの機内持ち込みの基本:追加料金および超過(エクストラ)時の超過料金

追加料金および超過(エクストラ)時の超過料金についてです。

機内持ち込みを追加することが可能です。エアアジアでは「Xtra Carry-On」と言います。ただし、一部の便や路線では追加対応していない場合もあるのでご注意ください。

Xtra Carry-On : 追加した場合の荷物の制限

追加(超過)料金を支払った場合の荷物の制限はこちらです。

基本基本+追加料金
個数2個←同じ
サイズ56cm x 23cm x 36cm
40cm x 30cm x 10cm
←同じ
重さ合計7kg合計14kg※
スクロールできます

※ただし1つあたり最大10kgまで

追加料金を払っても個数とサイズは変わりませんが、重さ(容量)が増えます。ただし、1つあたり最大10kgまで(例1:10kg+4kg, 例2:7kg+7kg)なのでご注意ください。

Xtra Carry-On : 追加料金と超過料金

Xtra Carry-Onの料金は行き先や時期により変動します。

ちなみに、追加料金と超過料金と書いてますが、ここでは下記と定義しておきます。

追加料金:事前に荷物を追加して支払う料金

超過料金:当日に荷物の許容量を超えた場合に支払う料金

Xtra Carry-Onは事前に申請もできますが、当日に支払うことも可能です。ただし、割高になるためおすすめしません。

先述した通り、変動性のため、実際の料金をここでは示せませんが参考になるのはこちらです。

AirAsia X Berhad (D7)

Thai AirAsia X Co., Ltd (XJ)

こちらはエアアジアの公式に掲載されている料金表です。必要な部分のみ切り貼りしているためオリジナルとは少し異なります。

前者が、日本/マレーシアの便で、後者が日本/タイの便です。

料金は3種類に分かれてます。

  • 追加料金1(Xtra Carry On (During initial Booking)):初回予約時の事前支払い
  • 追加料金2(Xtra Carry On (After Initial Booking))初回予約後の事前支払い
  • 超過料金(Airport Xtra Carry On):空港での当日支払い

追加料金は2,3千円程度です。最初の予約時とそれ以外では料金が変わってくるのでご注意ください。

超過料金は2.5千円〜7千円程度まで幅がありますが、追加料金に比べて割高になります。

繰り返しますが、上記の料金は参考程度で時期等によって料金は変動するのでご注意ください。

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エアアジアの機内持ち込みの基本:液体と食べ物と禁止事項

機内持ち込み:液体

エアアジアも一般的な航空ルールと同様です。

機内持ち込み可能なのは100ml以下でジッパー付き透明なプラスチック製の袋に入れる必要があります。

また、医薬品やベビーフードは適切量であれば持ち込み可能です。

公式サイトに書かれている内容はこちらです。

エアアジアフライト: 液体、エアゾール、ジェル(LAG)の持ち込み

国際線の規定により、国際線機内に持ち込む液体、エアゾール、ジェル(LAG)の量は制限されます。なお、当ルールは、受託手荷物には適用されません。 

  • 飲料、クリーム、香水、スプレー、ジェル、歯磨き粉などの液体類(LAG)は容量100 ml / 3.4oz、重量 100g 以下で、容器に入れる必要があります。
  • すべての液体類(LAG)は透明で再密封可能なプラスチックバッグに適切に収める必要があります。 
  • お一人様あたり1つの透明で再密封可能なプラスチックバッグに合計1リットル以下の液体類(LAG)が機内持ち込み可能で、袋の密閉部分の四辺の合計が80 cm以下のものに限られます(例:縦20x横20 cm、縦15x横25cm)。
  • 100 ml 以上の容器に入った液体類(LAG)は容器内の内容量が100ml 以下である場合でも機内にはお持ち込みいただけません。

例外:

  • フライト時に必要とされる医薬品や食品、ベビーフードを含む特別な制限食は、適切な数量であれば、お持ち込み手荷物に含めることができます。それらは自己申告していただく必要があり、追加の保安検査の対象となる場合がございます。 
  • 空港で購入した免税品は、目的地の国の免税範囲内であれば、お持ち込み手荷物の液体類(LAG)の制限には含まれません。この場合、購入されたアイテムはセキュリティ開封明示バッグ (STEB) に入れられ、最終目的地まで開封せず、購入証明書を携行する必要があります
私の実体験

液体に関して、チェックされたことはありません。

実際に100mlを超えていたこともありますしプラスチックの袋にも入れていないことも多々。ただし、過去にエアアジア以外の航空会社ではチェックされたことがあり涙ながらに捨てて帰ったことも・・・。

ベビーフードやベビー関連の飲み物(水や麦茶)の持ち込みに関しても問題なく可能です。ベビーフードは3日分くらいまでであれば持ち込んだことがあります。

機内持ち込み:食べ物

食べ物や飲み物の機内持ち込みは禁止、腐らない食物は持ち込み可能だが機内での飲食は禁止です。

公式サイトに書かれている内容はこちらです。

AirAsia Flights: 飲食物を機内に持ち込むことはできますか?

外部から食べ物および飲み物を機内に持ち込むことはお断りしております。チョコレート、ビスケットなど腐らない食物は機内に手荷物としてお持ち込みいただけますが、機内でお召し上がりいただくことはできません。エアアジアではアジア料理はもちろん、インターナショナルなメニューやベジタリアンメニューまでバラエティ豊かな機内食を揃えております。機内でのご購入はもちろん、出発予定時刻の24時間前(一部路線では48時間前)まで割引価格でのご予約が可能です。ぜひお楽しみください。

安全上の理由により、いかなる加熱式容器/加熱機能付容器、およびそれらに入った飲食物、発熱剤はすべてのフライトで禁止されており、受託手荷物および機内であってもお持込いただけません。

私の実体験

食べ物や飲み物(液体のため荷物検査後に購入したもの)の持ち込みもチェックされたことはありません。

上記の公式サイトに書かれている内容に反するため、詳細には書けませんが、機内での飲食についても注意されたことはありません。(ルール違反になるため、機内に持ち込みおよび機内で飲食をする方は自己責任でお願いします。)

機内持ち込み:禁止事項

国際旅行標準規程に準拠してます。エアアジア特有のルールはありません。

簡単に書けば、

  • 先のとがった/鋭利な武器および鋭利な物品
  • 鈍器
  • バッテリー (リチウム、 リチウムイオン電池、バッテリー、予備バッテリー)
  • 拳銃,火器,および武器
  • 爆発物および可燃性物質
  • 化学物質および有毒物質
  • 生きている植物および花

上記は一般的な内容であり、国によっては他にも禁止事項があるため気になる方は、渡航先のルールを確認しましょう。

私の実体験

エアアジアの荷物検査で引っかかったことはありませんが、他の航空会社で「眉毛用のハサミ」や「離乳食用のハサミ」が引っかかり没収されたことがあります・・・。

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エアアジアの機内持ち込み:厳しいのか?

私の経験から言えば、「条件によっては厳しい」です。

この条件というのが「リュックかスーツケースか」になります。

エアアジアの機内持ち込み:リュックの場合

リュックの場合、ほとんどの確率で「重さ・サイズ・中身に厳しくない」です。

リュックであれば、重さもサイズもチェックされたことは、「ほぼ」ありません。

「ほぼ」というのは、往復を含めた全20回以上の荷物検査のうち2回チェックされた実績から書いてます。チェックされた時というのは特別にリュックが大きかったからではなく、全員がチェックされていました。その空港の方針のようです。

中身のチェックについてはあまり厳しくない印象です。エアアジアの荷物検査で引っかかったことはありません。

エアアジアの機内持ち込み:スーツケースの場合

スーツケースの場合、「重さ・サイズには厳しいが中身には厳しくない」です。

スーツケースの場合は、重さとサイズのチェックがあります。

チェックインカウンター後の出発ゲートの入り口でチェックされることが多いです。重さとサイズの両方がチェックされるため、どちらの点でも制限に要注意です。

補足

重さについては、本来は機内持ち込み2つの合計で7kgとなってますが、実際にはスーツケース1つだけでチェックされることが多いです。つまり、合計ではなく、スーツケース単体で気をつければ通過できる可能性があります。※場合によっては、ルール通りに2個合わせてチェックされることもあるため、ルールを守るに越したことはありません。

中身のチェックについてはあまり厳しくない印象です。エアアジアの荷物検査で引っかかったことはありません。

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エアアジアの機内持ち込み:手荷物料金を抑える方法

格安航空は必要最低限のサービスに抑えることによって低コストで提供してます。

多くのオプションを追加すれば、一般の航空会社と料金が変わらず格安航空であるメリットがなくなります。また、使い方を間違えれば、一般の航空会社よりも割高になることもあります。

せっかくの格安航空、格安で利用したいならばオプションは上手に利用する必要があります。

ここでは、オプション含め手荷物料金を抑える方法をご紹介します。

方法1:機内持ち込み荷物だけで済ませる(機内預け荷物(受託手荷物)は利用しない)

本記事では機内預け荷物(受託手荷物)については書いてませんが、エアアジアでは機内預け荷物の追加は高くなることが多いです。

荷物料金を抑えたい場合は、可能なかぎり機内持ち込み荷物だけにすると良いです。

ただし、機内持ち込みだけでは液体等の持ち込みが禁止となっています。それらを持っていく予定のある方は機内持ち込み荷物だけでは対応できないので注意しましょう。

方法2:機内持ち込み追加(Xtra Carry On)オプションを付ける場合は予約する段階で追加する

Xtra Carry Onのオプションを付ける場合は予約する段階で追加しましょう。先述した通り、予約時とその後では料金が変わってきます。一番安く利用できるのが予約したタイミングでのオプション追加になります。

方法3:機内持ち込みはリュックにする

ここは個人的な意見ですが、機内持ち込みはリュックの方がおすすめです。

スーツケースは7kgのチェックが厳しいです。また、当たり前ですがスーツケースじたいもリュックに比べ重たいため、実質、持ち込める量が限られます。

リュックであればチェックされることも少なく、少しくらいオーバーしていても問題ありません。(ただし、保証はできないので自己責任でお願いします。)

リュックに詰め込みオプションを追加せずに利用するのが一番格安となります。

ちなみに、リュックについて、おすすめしたいリュックがあり記事にしてます。興味があればご参照ください。

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エアアジアの預け荷物

別途、記事を作成予定です。

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まとめ

以上が、エアアジアの機内持ち込みについてでした。

せっかくの格安航空、格安で利用しなければ意味がない!

事前に荷物事情を把握して、格安で利用しつつ東南アジアを楽しんでください。

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