営業時間

9:00~17:00

ベビーマッサージと聞いて、あなたはどんなことを思い浮かべますか?

楽しそうだけど、やるのは大変なのかな・・・?

気持ちよさそう!でも、上手にできるかな・・・?

実は私、湘南助産師会でベビーマッサージを担当することになり、改めて勉強し直しているところです。

私は、ベビーマッサージって、生まれた赤ちゃんにするものだと思っていたのですが、

実は、妊娠中におなかを触ってあげることもベビーマッサージなんですね~。

おなかの中にいるときから、赤ちゃんは全身で触覚を感じています。

なので、誰かがママのおなかを触れば、触られた感覚が羊水を通して伝わるので、確かにベビーマッサージですね!

ベビーマッサージの効果

ベビーマッサージの効果は、親子の愛情が深まることや、子どもの成長が促進されるなどが言われていますよね。

温かくて、優しくやわらかで、気持ちいいベビーマッサージ。

触れ合うことで、お互いにリラックスできるし、情緒の安定にもつながります。

また、赤ちゃんの社会性が高まるという効果もあるのだそう。

著:山口創さん、山口あやこさんの『脳と体にいいことずくめのベビーマッサージ』には、

「赤ちゃんの頃にたくさん触れてあげると、将来的に周りの人を信頼したり、思いやったりする心が生まれ、社会性の高い子どもに育つ」と書かれています。

そして、「皮膚への刺激はダイレクトに脳へ働きかけるので、全身に触れてあげることは、脳を発達させて心や体を育むことにもなる」のだそうです。

赤ちゃんてお肌がとても敏感ですよね。

触覚が優れているとも言えるかもしれません。

つまり、だから(?)、触覚でいろんな物事を判断していきます。

触れることで自分の身体を認識して、触ったり触られたりして自分以外のものを認識して・・・という風に。

自分で動けるようになると、自ら触ってみたり、口に入れてみたり。そうやって、たくさんのことを学習していきますよね。

先日のブログでも触れた、感覚統合も関連してくるところですね。

皮膚への刺激によって、運動神経が発達し、その結果身体感覚が養われていくというわけです。

ベビーマッサージで大切なこと

ベビーマッサージで大切なことは、手順通りに完璧にやることではありません。

特に赤ちゃんは、その時の気分によって、部分的にしかできないことはよくあります。

でも、それでいいのです。

そして、ベビーマッサージって、裸で行うイメージがあるかもしれません。が、洋服の上から身体を撫でてあげるだけでも、立派なベビーマッサージです。

マッサージをするパパやママ、おばあちゃん、おじいちゃんなどが、温かく楽しい気持ちで、愛情を伝えるべく赤ちゃんに触れてあげることが何より大事なこと。

赤ちゃんは、触られた感触から愛もしっかり感じ取るものです。

著:渡辺桂子さんの『キッズ&ベビーマッサージ』には、乳幼児期にたっぷりとスキンシップを行ってあげると、子どもたちの体に「ぼくは(私は)大切にされている、ひとりじゃないんだ。」という意識が芽生えていくと書かれていました。

愛情をもって触れてもらえることは、赤ちゃんの自己肯定感につながるんですね。

また、「そうした子どもたちは安心感に支えられて、元気が良く、意欲的で、何にでも興味を持ち、まるでスポンジに水がしみこむように、いろんなことをどんどん吸収します。」とも。

赤ちゃんは優しく触られることで愛を感じます。

そのため、たくさんスキンシップをしてもらえると、甘えたい欲求が満たされます。

そうすると、安全基地が確保でき、自立心が育つというわけですね。

また、マッサージにより脳の前頭葉が刺激されるため、積極性ややる気、好奇心が生まれると言われています。その結果、頭が良くなるのですね。

正しい手順ってどうなんだろう?とか、いろいろ考えながらやってしまうと、せっかくの効果が半減してしまうかもしれません。

まずはとにかく赤ちゃんの反応を見ながら触れてみることが大事かなと思います。

嫌がるようであれば、無理強いせず、できるところからやってみてくださいね。

赤ちゃんのみならず、マッサージする側にとってもメリットがあるベビーマッサージ。

アーユルヴェーダの先生もベビーマッサージをお勧めしています。

そして、やっぱりオイルを使用するならセサミオイル

他にも質の良いオイルはたくさん紹介されているし、好みかなとは思いますが。

ちなみに、ベビーオイルも安全ですが、実はインナードライを引き起こすとのこと。

ですので、使い分けて使ってくださいね。

アーユルヴェーダとは

アーユルヴェーダはサンスクリット語で「生命の科学」とか「生命の知識」と訳される、インド発祥の世界最古の伝統医学です。インドの伝統医学というと難しそうに思われるし、インドとか遠い国の人たちのものでしょう?と思われるかもしれませんが、私たち日本人にも通じるものがあり、実際にできることがたくさんあります。
アーユルヴェーダの本格的な治療は、専門の施設でなければ受けられませんが、アビヤンガやシロダーラなどは聞いたことがある、やったことがあるという方もいらっしゃると思います。
アーユルヴェーダの目的は、与えられた寿命を最大限に活かして幸福になることです。アーユルヴェーダは健幸に生きるための生活の智慧なので、誰かに何かをしてもらわなければならないものばかりではありません。各自でできることがたくさんあるので、ぜひアーユルヴェーダ健幸法をご自身のライフスタイルに取り入れて、肉体的にも精神的にも健幸になっていただきたいです。
広告
広告

おすすめ記事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Optimized by OptimolePAGE TOP