予想と予測の違いとは何処か?こまけえ事はいいんだよ(#^ω^)

メニースターズ
第146話 先駆者

「・・・さてと 今日は東セントラル共和国のお城で面会がある日よ 一応ここま
では順調かしら ここまで有難う御座いました、私達の戦いはこれからよ」何だと

せっかく新しいスタイルを模索していたというのに、どれだけ仕事をさせる気か!
ネタ切れを疑っていたマンデリンは珈琲ブレイクらしい シャレに成りませんねー
宜しいですか君達 物語のつながりを考えながら毎回尺を取るのがいかに面倒かを

「こういう駄文を増やしてるからクズ作品だって抗議されるのよ、人を選ぶわ実際
毎回読んで貰えると思わない方がいいんじゃないの?」侍女から説教される冒頭部
「どっかに寄り道しても情報共有でキャラに伝わるのよアナタは 本腰いれろよな
城下町の北側にある上り坂に城があるってさ、今日はそこからだってよ」オーナー
                   ・
                   ・
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           城門前に来たパイオネスのメンバーだが
「! 止まれ ここから先はセントラル共和国の城内になる、お前達は確か先日闘
技場の大会で優勝した奴か? 報告は受けている、通ってよし 例外だが」警備兵
「城下町の門番が自分が推薦したと自慢していたが、他の輩にも同じように声をか
けていたのだろうな・・・団体戦で優勝したチームだったな 奥で待たれよ」とさ

 

            到着する少し前 城内では・・・
「全く、納得いきませんぞ 何ですか今回の人事異動は、新参者を大量に抱え込む
とは これでは私達がまるで邪魔だったとでも言わんばかりではないか」幹部のA
「同感です! 政事とは綺麗事だけでは回らない筈、私を無下に扱うとは陛下は何
を考えておられるのか 多方面に根回しする大変さを知っておいでなのか」議員様
「正直失望致しましたわ 古くから伝わる名家の私が実質左遷とは、この分だと親
衛隊まで丸ごと入れ替えをするつもりでは、何を恐れている賊ごときで」上級貴族

「会議室で不満が漏れてるのが聞こえてくる様だぜ、正直な話政治に血筋とか余り
持ち込みされてもな、上級とか言ってる場合じゃねえよ 分かってねえな」レッド

「私達も元は一国の貴族出身ではあるが、自分達本位ではいずれ限界が来るよ金や
権力ではない 生き残りを掛けた経験が有るものではないと無理だろ」ナック氏か
「私達はここでは新参者です、ですが今の顔ぶれでは有事の際に国民を切り捨てる
のは褒められる行いではありません やりかねないわあの人達は」姉も同席してる

「陛下、城門の方から例の部隊達が こちらに到着したとの報告がありましたので
私がここへ通すように命じておきます、新体制の指揮はお任せ致します」ピオーネ

どうやら執政候補のメンバーとピジョン達は先に呼ばれていた様子である これは
現体制の幹部からは不満の声があがっているとの事、内閣改造はどの国でもするが

「随分と思い切った事をするものだ、旧貴族の奴らは殆ど追い出すわけか? 私は
政治には向かないが 我々を新しい親衛隊として採用するのは構わんよ」飛鳥さん
「ぶっちゃけ普通の人間にはこの先限界があるのよ~ 旧幹部も共和国と対立して
るのはブラックマンバだけだと思ってるのが大半なのよ、だといいけど」オリーブ

王座に腰を据える威厳の佇む風格、かつては勇者でもあり 皇帝と呼ばれた時代も
優柔不断だった古き若輩を支えた仲間と共に責任を問われてる 黄金の対になるが

「構わん・・・楽にしてくれ 私が代表のロットシルバーだ、大昔はこれでも勇者
と言われた時代もあった、何の因果か この東セントラル共和国を任せるとは」!
「一度共闘してるけどね私達は 彼は元々荒廃した大地の復興に携わっている人物
見た目はお仲間よりも老けた感じよ・・・普通の人間ではムリな相手でしょうね」

手を貸したメンバーは全員辿り着けたわけではない、ピジョン達は4人が参戦してる
「因みにここは原案だと8章の部分よユー、どんどん大袈裟にしろよな」煽る聖女様
「・・・例の部隊 パイオネスと言ったか 先に黄金郷が招集していたとは、まさか
白金城を超えておるとは 一応続編と聞いているから構わんかこれで 通してくれ」

転生先でFランクから俺だけ特殊スキルで最強のハーレム展開、マンネリ感が凄いね
タイトルだけで釣ろうとしても、内容が伴って完結まで持っていける力量はあるか
ノリだけで筆を進めると一冊分を過ぎた辺りから話が破綻して来る、そして言うさ

「現在改稿作業に取り掛かってますので新たな展開にご期待ください」アカンがな
読み切りならまだしも 長編作品を連載してるのに読み直しを数回に強いる気かと
掲載する前にプロットがあるなら照らし合わせて不自然はないか 何度も校閲せよ
だからステータスオープンとかお勧めしないのだ、数字を出すほどブレてゆくのに

実際は小説のみならず漫画家の先生でも引っ掛かりやすい、昔と強さが一致しない
あれ? この技って以前の設定と違くないですか・・・あのキャラってこんな顔か
イラストは専門外なので偉そうな事は言えませんんが 磨いて大化けする人もいる
文章だって鍛えれば独自のクセや言い回しが出て来る、AIにはない人間臭さが――

「タコ! また脱線して少し盛っておけばいいだろとか考えてるでしょ!」あら~
( ^ω^) アドリブに突っ込みを入れて来るマンデリン達だった、到着のようで
では続きを始めて下さい♪ 何を語り出すか予測出来ないからこそ常連は期待する

「ふーん 大方予想通りの面子じゃないの、中央の偉そうなオヤジが此処の国王か
知らないわよ私等は、どうも~★ 賞金を貰いに来たわよ」神経の太いオーナーだ
「! 国の王を目の前にしていきなりこの豪胆さ、成程 パイオネスの実質のリー
ダーはアンタだろ?・・・化け物め これが擬態という奴か」警戒してるレッド氏

SRPGStudio イベント画面 東セントラルの城内にて 王室の会議 幹部のレッドとピオーネ 中央にマンデリン 賞金の要求するシーン

「落ち着かれよ、少なくても敵対してるわけではない、ようこそ我がセントラルへ
大会の賞金なら私がこの後手配しますが・・・先ずはお話の方を」冷静なピオーネ
「強者以外は招かれんさ、貴公らがパイオネスだな 黄金郷の集めた精鋭連中とは
皆過去に所縁のある者達であると思うが まだ感は働くだろうか」年老いた元勇者

ゆらりと不気味な眼光が 胡散臭いのは果たしてどちらなのか問い正されたりね~

「アビゲイルは知らないぜこんな髭オヤジなんかよ? 化け物はどっちだ コイツ
全員クセ者だろうが・・・よく国の人間を騙してたものだな! 呆れるわ、全く」
「初めまして国王陛下、と言いたい所ですが 参った 今の私達では本来なら謁見
出来る立場ではないぞ 大御所殿がいるから威圧されずに済んでいるのだが」大師

先進国においては現代でも若手がどんどん減ってる「はっは、期待してよいのか」
上級のお偉方は利権ばかりを追うので、いつの間にか足元が崩れてる衰退の末路か
ここ東セントラルにおいても有能な人材は確保しておきたい 敵勢がいるなら尚更

「俺達世代は就職に難儀しないってか、新卒採用だけは甘い顔をしてくれる王様か
要するに若手が前線に行って奴らを退治するんだろ? 徴兵だろぶっちゃけ」ハル
「エスパーやのうても予想出来た展開やな、ブラックマンバは表向きかも知れんで
東大陸の首都らしいから人を集めるには都合がええって事やな」割り込むのは琴乃

「東セントラルもあの暴漢達と敵対してる感じか 言われなくても潰す気だけどね
奴らの財源はミスリル鉱石だって情報よ、協力するなら折半って事かな」オーナー
「! ある程度知ってて来たのか、ミスリル鉱を独占して他の地区に吹っ掛けてる
他所に流れるのは程度の低い粗悪品としてな 共和国の領土も狙っている」レッド

この地域ではブラックマンバという荒くれは少々目障りな存在 大国だろうが上等
暴力を信条とする組織の分かりやすいアンサー、口だけ議員など蹂躙されるが――

「奴らの本拠地は此処から南東方面の奥地ですが! 皆さんが前線になってくれる
なら話は早いですね、ブラックマンバをこの地区から排除したい」簡素なピオーネ
「待て、貴公らが奴等を退治してもミスリル鉱は独占出来んぞ ある程度入手は可
折半してもらえるなら共和国の補強になるか・・・」別の事を思慮する様な国王だ

予想予測が必ずしも一致するかは限らない 考えの違いはどの会議にも存在する

「? 何か他人事だな、貴重な鉱石だとは思うがミスリル鉱なんてそんなに採れる
場所はないだろう ついででもいい様な物言いだな、加工の問題か」意見のブレア
「この招集、裏があるとみる あのならず者達を退治しても入手は容易ではないと
・・・拙者達が前線に行くと同時に宣戦布告の形になるぞ」戦には慣れてる不知火

「そう、奴等と戦闘状態に入るだろうな この城は国の象徴としてカモフラージュ
貴公らはまだ知らんでも良い、本陣は置いているが万が一の選択肢だ」元勇者なら

東セントラルの防衛は親衛隊が基本的に従事する 前線に赴くのは別隊の役目だと

「君達は若手中心だから行動力があるハズ、ブラックマンバの退治はお任せするわ
この城 人事で入れ替えたのは内政だけではないって事、私は軍部側で」ピジョン
「城下含め守りは我々のチームが適任だとの判断だ 一般兵には通せない作戦だぞ
君達は並みの強さではないと予想してるが? 武功をあげて来いよ」飛鳥は推すが

しばしの沈黙が王室内に訪れるが この間のギルドで喧嘩になりかけた事も含めて
東セントラルの現重鎮であるロットシルバー達とパイオネスは初対面、大丈夫か?
今の共通の敵は周辺を荒らしまわるブラックマンバで間違いない 賢明な判断を!

「そっちの軍師さんが予め費用を組んでたと見るけど、返事をしないと無報酬の罠
前線に出る条件で支払いが発生する闘技会なのね 一般兵なら勝てない事案なの」
「今更愚痴っても遅いよラビ、城下町で他の兵がそろそろとか言ってやがったしさ
放置してたら向こうから襲撃かけて来るかも 無頼者の集団らしいから」シルビア

「え、私達は黄金郷の都合で此処まで来たわけですが 今日からは東セントラルの
共和国の部隊として動くのですか、理由としては有りですけど」嫌顔をするジェス
「俺から説明しようか 君等の予想通り奴らの背後に脅威が潜んでいる、ここで手
を組まなかった場合この大地は資源として奴らに蹂躙されると考えておけ!」とな

凄腕のレッドは何しに来たという表情でパイオネスを一喝する、これは戦記の物語
グルメ旅行のゆらり道中なら短編でよかろうに お気の毒ですが読者達が許さない
(´・ω・`) 第一話から適当に笑いでも取って切り上げるかと思ってませんでしたか

「何て事を・・・やっぱりこの地は滅亡の危機なんじゃないの、話は聞かせてもら
ったわ、此処って確か世界の東側だったわね 他の地区は?」地味役のサファイア
「どうやら私達が思っているよりもずっと巨大な大地というのは間違いないみたい
全体を把握出来ない程、ここに来てるのは全員普通の人間じゃないわよ」スピネル

「ブラックマンバは他の地区とも対立しています 奴等と同様に裏で脅威と手を結
んいる可能性が高いです、既に他方も何らかの手筈は打っているものと予測する」

もう戦いは開始されているとは言わない軍師のピオーネ、追える範囲は限界がある
常連有志達の視線がどこかの時点で予想していたのかも知れない 大海原の一つで
停止や巻き戻しはスクリーンによるシミュレーション 実践に投入されるのは――

「いいぜ俺は 誰かが弱肉強食って言ってたな、捕食だよ正に 負ければ淘汰だぞ
ブラックマンバを退治して背後を引きずり出すさ その為に集めたか」レックスは
「決まりだ! 他所の地区は知らないけどその脅威には簡単に侵略は出来ないって
事を判らせてやろうぜ、基本的には共和国と黄金郷は同じ考えだったな」エイミー

「! やってくれるか若者よ 其方らが来なくてもいずれ仕掛ける気ではいたのだ
ピオーネ、戦時の支度金として出発時に大会の賞金に上乗せしておけ」決意の王様

大陸の規模を考えるとこの先は大戦が予想される、そして数週間後 各地を荒らし
回っていたブラックマンバと東セントラル共和国は正式に戦争状態へ突入する――
しかし戦火はアビゲイル達以外の地域でも同様だった 危惧する読者は周囲を覗く
                   ・
                   ・
                   ・
       どうなっているんだ? 現在の情報に敏感な者はいる
「聞いたか 遂に戦争になっちまったぜ、名乗りを揚げたのは東セントラル共和国
・・・情報だと貴族共の腐敗を一掃して新体制になったとか 本当なのか」早速に
「仕入れた話じゃセントラルは上級国民優遇の国だったハズこいつは噂だが元の国
王はもう病死で代表不在だと、本当か知らんが 普通は大国の指揮は無理」旅人達

「え、今の国王は替え玉って事なの 一体誰が? 分かんないわ 旧体制を入れ替
えるなんて並みの神経じゃない事は確かね、中身は既に違いますって訳かな」狩人
「貴族達の損得勘定も気に入らんが 戦争になるとはな ブラックマンバから宣戦
かと思っていたが逆かよ・・・タダの貴金属の利権じゃないね 商人のカンさ」!

( ´ー`) おや、何故か似た展開のストーリーを最近読んだ気が どうでしょうね
パイオネスが進軍する先は東大陸のブラックマンバ勢、他所の地域でも暴虐の気配
既に名が出ている北のアスラムと南のカムイ戦線 序破急だと言っておきます皆様

                                 第146話 先駆者 5202文字 (続)

第一部と二部は発表済みです 気になる方はこちら☞ メニースターズ ゲーム版

SRPGStudio イベント画面 郊外の情報屋達 東セントラルの話題 旅人 狩人 商人 森の中に隠れて移動している 

頼んでないのに勝手な憶測を述べたがる外野はどこにでもいます、近所のおばさん達とか

現代はSNS等であっという間に情報は拡散される ポジティブな方向なら歓迎なんですが

次回 AIの文章は本人と判定はされにくい、ゴーストライターというお仕事が存在する              

>投稿サイトでも掲載中(画像は無し)

投稿サイトでも掲載中(画像は無し)