私の中の「鋼の錬金術師」的発想

エッセイ

今日は午前中から昼過ぎにかけて雪が降りまして、昨晩からかなり冷え込んでいたせいか猫くんが朝から鼻をクシュクシュさせていて、猫風邪をひいてしまったみたいです。

人間だったら、ちょっとの風邪なら寝ていれば治ったりもしますけど、猫の場合は放っておいても自然治癒することはないと前に先生から聞いたことがあったので、午前中のうちにいつもお世話になっている動物病院へ連れて行きました。(雪だったので往復タクシー移動リッチマン猫くん)

そして結果から言えば、鼻や呼吸器のアレルギー症状などもなく、やっぱり「猫風邪ですね。」とのことで、お薬をいただいて終了です。

帰宅してから猫くんはさっそく薬を飲んで、今は鼻のクシュクシュも朝より治まってスヤスヤと寝ているので、ホッと一安心です。

 

で、そんな感じでホッとしたらですね、猫くんを動物病院へ連れて行く時にあったとある出来事を思い出したので、ブログに書いちゃいます。

こんなこと書いたら十中八九「なばな、めっちゃ嫌なヤツじゃーん!」って思われちゃうと思うけど、でも、書いちゃいます。笑

 

上記の通り、今日の午前中に猫くんを動物病院へ連れて行くために、私は猫くんを移動用リュックに入れて背負って家の玄関を出て、エレベーターが来るのを待っていました。

すると、上から降りてきたエレベーターが2つ上の階で一旦止まって、その後に我が家住んでいる階に止まりました。

エレベーターの中には女性が一人。

おそらく2つ上の階で乗って来た人でしょう。

エレベーターのドアが開き、私はその先客の女性に一言「すみませ〜ん。おはようございま〜す。」といつもの習慣で何となく声を掛けてから、エレベーターに乗り込みました。

すると、先客の女性はペコリと会釈する程度のこともなく、無言のまま無反応。

そして程なくしてドアが閉まると、私たちに背を向けたまま

「はぁぁぁーーーっ!」

と、大きなため息をつき、その後

「チッ!」

と舌打ち。

・・・な、なんなのだ?

猫が嫌いなのか。

はたまた、急いでるのに私たちが途中で乗って来たからかイラッとしたのか。

もしかしたら、私たちには何にも関係ないことで一人苛立っていただけかもしれないけど。

でも、理由も分からずいきなりため息をつかれて舌打ちされては、こっちだって嫌な気分ですわ、はい。

その後、エレベーターが1階に着くと女性は無言で先に降りて行きました。

私に嫌な気分だけを残して。

 

人間、生きていれば大なり小なり思いがけず嫌な気分にさせられてしまうことって、どうしても時々ありますよね。

そんな時、私は思うのです、これが「鋼の錬金術師」的発想だったとしたら。

鋼の錬金術師の中で、錬金術を行使するための基本は、等価交換。

つまり、私が嫌だなと感じた同じ分量の嫌な思いを、何らかの形で相手もしますようにと思うのです。

相手に対して、私が感じた以上の嫌な思いをしろとか、それ以上のペナルティーをくらえとは言いません。

でも、されっぱなしもムカつくので、「等価の分だけでいいからyouも嫌な思いをして下さいね♪」と思ってやるのです。

思うだけなら、タダです。笑

ふっふっふ。

エッセイ

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