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胸騒ぎ映画の結末ネタバレ!ジワリジワリと近づく恐怖に夫婦が下した決断

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デンマーク・オランダ共同で製作された、人間の姿をリアルに描くヒューマンホラー作品胸騒ぎ映画『Speak No Evil』は、主人公ビャアン含む家族が、休暇中に意気投合した夫婦と出会ったことで思わぬ事態に巻き込まれていくストーリーです。

人は本当に”変な人”に出会ったとき、どんな決断を下すのでしょうか。

たった90分間の上映時間に凝縮されている人の真理と、結末ラストに向かうと同時に追い込まれていく家族が見どころとなっています。

では主人公ビャアン含む家族にはラストに何が待ち受けているのか、ジワリジワリと近づく恐怖に夫婦が下した決断を考察と感想ネタバレを以下の順番で紹介していきたいと思います。

  • 胸騒ぎ映画の原作はある?
  • 胸騒ぎ映画は実話?
  • 胸騒ぎ映画のあらすじは?
  • 胸騒ぎ映画の結末ネタバレ
  • 胸騒ぎ映画の最終回結末の感想と結末

胸騒ぎ映画の結末ネタバレ!

2024年5月10日(金)公開予定の胸騒ぎ映画は、数多くの観客に衝撃を与えた『ミッドサマー』『LAMB/ラム』『イノセンツ』に続くデンマーク・オランダ共同製作の作品です。

今作の胸騒ぎ映画も「胸糞悪い」という言葉が称賛に値すると言われていると映画ファンの間で話題になっているので、いったいどんな内容でどんなラストを迎えるのかなのか気になりますよね。

ではここから胸騒ぎ映画の結末ネタバレやあらすじと原作について紹介していきたいと思います。

胸騒ぎ映画の原作はある?

胸騒ぎ映画はデンマークで映画を製作するクリスチャン・タフドルップ監督によるオリジナル作品です。

2024年5月10日上映の胸騒ぎ映画はクリスチャン・タフドルップ監督が自ら脚本を手掛け仕上げた作品です。

ちなみに脚本にタフドルップ監督の実の弟である「マッズ・タフドルップ」も参戦しています。

タフドルップ監督は弟とともに胸騒ぎ映画を製作するにあたり、デンマーク史上にはなかった不穏な映画を生み出そうと考えたのだそう。

また本作の面白さに惹かれ、ブラムハウス・プロダクションズが、出演者にジェームズ・マカヴォイを迎えリメイク版映画を製作することも決定しています。

胸騒ぎ映画は実話?

胸騒ぎ映画はクリスチャン・タフドルップ監督によるオリジナル作品で実話ではありません。

旅先や休暇中に人と出会い意気投合するという、人にあるよくあるテーマを題材にした胸騒ぎ映画は、「リアル=現実」に起こりうるそうな内容になっているため、実話なのではないかと考える人も多いはずです。

胸騒ぎ映画のあらすじ

胸騒ぎ映画のあらすじ

イタリアでの休暇中、主人公のビャアンとルイーセ、そして娘のアウネスは、オランダ人夫婦パトリックとカリン、息子のアーベルと出会い意気投合。

後日パトリック夫婦より招待を受け、週末にビャアン家族は人里離れた田舎でパトリックの家に訪れますが、彼らによる”おもてなし”がひっきりなしに続き奇妙だと思い始めます。

変な空気が漂う家の中でビャアン家族はその場をしのごうとしますが…。

過去も全く知らない赤の他人と知り合って、彼らによる「不穏なおもてなし」を受け続ける主人公たちの結末が気になるところですね。

最終回結末ネタバレ|ファニーゲーム再来

胸騒ぎ映画は「ファニーゲーム再来か」と言われています。

胸騒ぎを既に鑑賞したという観客から、類似作品として挙げられている「ファニーゲーム」は2001年に日本で上映され衝撃的な鬱映画として知れ渡った作品です。

ファニーゲームは主人公の家族の元に見知らぬ少年が訪問してきたことで、家族全員が死に追いやられる鬱映画です。

胸騒ぎ映画と類似部分として、「知らない人との交流」「善良な家族がピンチに陥る」が挙げられるでしょう。

鑑賞した観客によってはファニーゲームよりも更に恐ろしい展開になっていると言われているので、見終わった後にはかなりの衝撃を受けるに違いありません。

最終回結末ネタバレ|舌を切られた子供

パトリックとカリン夫婦には、アーベルという息子がいますが一切言葉を離せません。

パトリック夫婦を言うには息子のアーベルは”言語障害”と言います。

そして生まれた時から喋るために必要な「舌」がないと言いますが、ビャアン夫婦はどこか納得しない様子です。

胸騒ぎのタイトルにある『Speak No Evil』は、「Speak」とあるように話すとあります、そして舌がない子供の「舌=tongue」は英語表記で見ると同じく”話す”という意味になります。

ちなみにタイトルの『Speak No Evil』は見ざる・言わざる・聞かざるの中で、Evilとあるので”悪を言わざる”という意味にあたります。

最終的にパトリック夫婦により舌を切られてしまう、ビャアン夫婦の娘アウネスは、アーベルと同じ舌を持たない子供になり、口封じさせられるのです。

ですがこうなる前に、パトリック夫婦の息子アーベルはビャアン夫婦に警告していました。

警告を”見てみぬふり”=悪を言わざる=話さないでいたことで手遅れになってしまったビャアン夫婦は結果的に自分の子供を守れなかったのです。

最終回結末ネタバレ|殺人の真相

不穏が続く中、ある夜パトリックの子供アーベルがうめき声をあげることで目を覚ましたビャアン夫婦は家の敷地内にある別棟に向かいます。

中をみると部屋中無数に張られた家族の写真がありました。

パトリック夫婦はゆく先々で家族に出会い両親を殺しその子供を自分の子供のように扱い、用済みになれば殺すということを繰り返していたのです。

つまりパトリック夫婦にとってアーベルもまた別の家族の子供。

話させないために舌を切り、自分の子供のように扱ってきたのです。

今回ビャアン夫婦が招かれたのも夫婦を殺害し、子供を奪い取るためでした。

最終回結末ネタバレ|全ては自分が招いた災い

パトリック夫婦の元でおもてなしを受けるビャアン夫婦は、逃げだしてもいいタイミングが何度もありました。

しかしその”違和感”を見て見ぬふり、聞かぬふりをしたせいでツケが自分たちにまわり最終的にパトリック夫婦の餌食になってしまったのです。

ラストでパトリック夫婦により指示により墓地で自分で洋服を脱ぎ裸にさせられたビャアン夫婦は、パトリック夫婦により何度も石で殴られたことで死んでしまいます。

そしてパトリック夫婦は次の家族を狙いに観光地にまた訪れるのでした。

舌を切られたアウネス(ビャアン夫婦の子供)と共に…。

胸騒ぎ映画の結末の感想・考察

胸騒ぎ映画の結末について感想と考察をしていきます。

徐々にイライラ募らせる最恐胸糞映画

おもてなしをされながら最終的には殺されてしまったビャアン夫婦を見ると、こんな不運な事態に巻き込まれて「可哀そう」だと思う一方「自業自得」と思う部分もあります。

観客は終始ビャアン夫婦の詰めの甘さにイライラさせられるに違いありません。

一番かわいそうなのは間違いなく親の軽率な行動によって巻き込まれた”子供”だと思いました。

確かにパトリック夫婦がしたことは人の道徳に反していますが、ビャアン夫婦はもっと早くその”違和感”に気づくべきだったのではないでしょうか。

本当の恐怖とは、「得体のしれないモノやヒトと接することだ」ということが伝わる、濃密なヒューマンドラマ×ホラー映画だったと思います。

まとめ

胸騒ぎ映画の結末ネタバレ!ジワリジワリと近づく恐怖に夫婦が下した決断とはと題してお伝えしていきました。

胸騒ぎはデンマーク出身のクリスチャン・タフドルップ監督&脚本作品で、弟と共に製作したホラー映画だということがわかりましたね!

原作はなく実話でもないですが、生きている限り誰にでも起こりうるそうな旅先での出会いを題材にした内容ですので、リアルに恐ろしいと感じさせます。

胸騒ぎ映画は徐々に不穏を募り、ラストでは救いようがない展開になりますが胸糞映画史上に刻まれる作品になると思われます。