【男性向け】家事能力とは何か?家事で揉めないための方法

家事で揉めないための方法

家事能力は女性が男性に求める条件でTOP3に入るくらい、重要度の高いスキルです。

これから婚活サービスに手を出すなら、あるいは既に婚活をしているなら

「自分の方が稼ぎが多いから、妻に家事を任せる」

このような考えは廃れつつあることを認識した方が良いです。

当記事では

  • なぜ稼ぎが良いだけでは家事を任せられないのか
  • 自分には家事能力があるのか
  • 家事能力はどうやってアピールすれば良いのか

これらを

  • 週2日、家事と育児をしている
  • 結婚相談所を10か月で成婚退会
  • ライトゲーマー

である筆者が解説していきます。

結論:「時間」「お金」「心の報酬」「公平感」全てを満たすと不満は出ない

目次

家事で揉めないための方法

家事で揉めないための方法

ポイントはパートナーの不満を溜めないこと。

具体的には

  • 時間
  • お金
  • 心の報酬
  • 公平感

この4つを全て満たす必要があります。

時間が無いと身体は休まりませんし、お金が無いとそもそも生活できません。

心の報酬が無いとやる気が出ませんし、公平感が無いと不満が溜まります。

仕事でも

  • 毎日残業
  • 安月給
  • いつも叱られてばかり
  • 社長が重役勤務、接待ゴルフばかり

どれか一つでも該当すると職場に不満が溜まると思います。

これらを解決するための具体的な行動を順に解説します。

合う人を見つける

まず前提として、自分の性格や価値観に合う人を見つけること。

具体的には

  • 家事の基準が自分と似ている人
  • 他人に理解のある(感受性の高い)人
  • 好意を当たり前に思わない人

このような人でないと、後々苦労します。

基本的に他人は変わりません

「結婚したら考えが変わるだろう」「子供が産まれたら家事をやるだろう」このように期待していると後悔します

  • 同棲をする
  • お泊りデートをする
  • お家デートをする

このような事をして、相手の実生活もチェックする方が良いです。

不公平感を出さない

収入で家事の割合を決めるのはよくあることですが、これは公平ではない事が多いです。

何故なら、収入はほとんど勤めている業界によって決まるため。

例えば、介護職は肉体労働メインで体力が必要ですが、利用者(高齢者)は大金を払えないので、ギリギリの運営をしている所が多いです。

それに対して、金融や不動産は1回の取引で大きなお金が動くので、年収1000万円越えの営業マンも珍しくありません。

単純に帰る時間が遅いから。という場合でも、一人暮らしをしていれば全て自分がやっているはずです。

家事をしてくれることを当たり前に思わず

  • 分担する
  • お礼を言う・ねぎらう

など。家事を全てパートナーに押し付けないようにしてください。

自分が真面目に仕事している時に重役出勤してくる社長を見ると不満が溜まりますよね。

「遅くまで仕事していた」と言っても、「知らんがな」と思ったりしませんか?

パートナーもそのような感情を抱いています。

普段から与える

具体的には以下のようなもの。

心の報酬ほめる
ねぎらう
マッサージする
お金プレゼントする
旅行に行く
時間家事分担する
子供の面倒を見る

ですが一番は家事・育児を肩代わりして時間(余暇)を与える事。

時間が無い場合はまず

  • 趣味の時間
  • スマホを見ている時間
  • TVを見ている時間
  • 動画を見ている時間

これらを削ってください。

パートナーが家事(仕事)をしている時に上記の行動(遊び)をしていると、「パートナーより自分を優先している」と思われ、不満が溜まりやすいです。

全く時間が取れないなら ほめる・ねぎらう をすると良いです。

旅行は時間があり余っている時限定。

忙しい時にやられても

  • 「そんなことより家事をして欲しい」
  • 「結局子供の面倒を見るのは私」

と、ありがた迷惑になることがあります。

家事以外の事で協力する

あなたにしかできない事は価値があります。

例えば

  • 重量物の運搬
  • 高所作業
  • PCの設定
  • 電気製品の修理
  • マッサージ

など。

こういった場面が訪れたときは積極的に手を差し伸べてください。

貸しが多い程、信頼されている程、相手は言うことを聞いてくれるようになります。

ただし、人は自分を過大評価しがち

自分の方がちょっとだけ多く家事をやっている。だと、相手も「私の方が多く家事をしている」と思っていたりします。

なので、8:2 や 9:1くらいの「圧倒的な貸し」にならないと相手は尽くしてくれません。

貢献で大きいと感じたのは「妊娠」「出産」の時。この時の対応がマズいといつまでも根に持たれます

自分に家事能力があるか調べる方法

自分に家事能力があるか調べる方法

女性が思う普通レベルができているか

20代~60代の女性50人に「あなたが思う家事の普通レベルは?」というアンケートを取ったところ、次のような結果となりました。

  • 自炊:毎日が多数派
  • 掃除:週に1回が多数派
  • 洗濯:2日に1回が多数派
女性が思う家事の普通のレベル

上記の頻度で家事ができていれば普通のレベルと言えます。

以下は「夫にこれだけはやってほしい事」のTOP3です

  • 食器洗い
  • ゴミ出し
  • 風呂掃除
夫や恋人にこれだけはやってほしい事

理由を見てみると

食器洗いをやってほしい理由
  • 労力を使う
  • 料理を作った後は何もしたくない
  • 一番面倒
  • 自分で使ったものだから
  • 料理と洗い物両方はしんどい
  • 料理の後の流しが悲惨だから
ゴミ出しをやってほしい理由
  • 外に出るのが面倒(素顔で出たくない)
  • 仕事に行くついでにできるから
  • 持っていくのが面倒
  • ゴミ捨て場が遠い
  • 重い場合もあるから
風呂掃除をやってほしい理由
  • 体力が必要だから
  • 自分で使ったものだから
  • 手間がかかる
  • かがんだりで重労働

ポイントは「重労働」「手間」「自分で使うものだから」

最低限これだけの事をやっていれば、凄く不満が溜まる。という確率は減ります。

節制のある生活をしているか

趣味や好きな事に時間とお金をフルベットしていないか。

家計管理も家事能力に繋がります。

家事能力が無い人は好きな事にフルベットしている印象を感じます

具体的には、貯金があるかどうか。

  • 30歳なら 240万円
  • 35歳なら 360万円
  • 39歳なら 450万円

目安ですが、これくらいの貯金が無いと借金や浪費癖を疑われます。

外食の頻度

家事で一番面倒と思われるのが自炊。

女性の意見の中でも

  • 「作るだけが料理ではない」
  • 「献立を考えるのが苦痛」
  • 「外に出るのが億劫」
  • 「洗い物が面倒」
  • 「掃除や洗濯は考えなくてもできる」

このように料理に対しての心理的ハードルは高く感じます。

一人暮らしの男性であれば外食の頻度から、家事をやる人なのかどうか。が見分けられます。

具体的には

  • レベル1:毎日ほぼ外食。又は弁当・惣菜
  • レベル2:週末だけ自炊している
  • レベル3:平日だけ自炊している
  • レベル4:毎日自炊している|冷凍食品が多い
  • レベル5:毎日自炊している|弁当も手作り

このように段階分けされます。

理想はレベル4。最低でもレベル3は欲しいです

家事能力はどうやって身につけるのか?

家事能力はどうやって身につけるのか?

その人の性格や、育った住環境にもよりますが…

わたしが実際に体験した方法を紹介します。

家事の中に楽しみを見つける

「楽しい」と思えることは努力感なく続けることができるので強いです。

例えば

  • 美味しい料理を作れた
  • 食べた人が絶賛してくれた
  • 整理整頓された部屋を見てうっとりする

このような時に「嬉しい」「楽しい」という感情が湧くと「またやりたい」と思うようになり、家事がどんどん好きになります。

好きなことは時間を忘れて没頭するので、努力している人よりも強いです

よく「○○が上手くなるにはどうすれば良いですか?」という質問がありますが、好きな人はそもそもそんな考えを持っていません。

「上手くなるために努力する」ではなく「やってたら上手くなった」と言う方が正しいでしょう。

良い物に触れる・味わう

おいしい料理を食べていると、味見の精度が良くなります。

例えば、親子丼を作った時。

今まで何度作っても「味が薄いなぁ」と思っていたのですが、お店で卵の部分だけ食べてみると「結構味付け濃いんだな」という事に気付きました。

そして試しに醤油やみりんを増やしてみると「そうそう、この味!」となり、お店に近い味を出せるようになりました。

美味しい料理を食べて味を覚えないと、お店の味は再現できません。

ただし「舌が肥える」というデメリットもあるので、無闇に料理の評価はしない方が良いです

痛い目に遭う

掃除をしないとどうなるのか。身をもって体験すると意識は変わります。

これはわたしが実家暮らししていた時の話ですが…

兄の部屋は

  • 万年床
  • 足の踏み場が布団しかない

このような状態で、兄の部屋の窓のサッシを何気なく見たとき、白いダニがビッシリ付いていているのを目撃しました。

それを見た瞬間、鳥肌が立ち

  • 自分の部屋(兄の部屋の隣)の窓枠をスプレー
  • 窓のサッシを定期的に掃除するようになった

このようになりました。

実際に痛い目を見ると意識が一変する事は良くあります

癖にする

家事は溜まるとやる気が失せるので、少ない内に手を付け、それを習慣化するのが良いです。

例えば

  • 外出する時は洗い物をしてから出かける
  • お風呂で身体を洗う前に排水溝の掃除をする
  • 歯磨きしている時に洗面台の掃除をする
  • お掃除ロボットのタイマーをセットしておく

このようなことを毎日していると歯磨きのように、しない方が気持ち悪くなってきます。

家事能力はどうやってアピールすればいいか

家事能力はどうやってアピールすればいいか

家事能力は「女性が男性に求める条件」でTOP3に入るくらい大事なものですが、婚活の場ではアピールする機会がありません。

初めましての頃は

  • まずは第一印象
  • 性格や価値観が合うか。の方が優先度が高い
  • 日常の話は初対面ではしづらい

このような理由が挙げられます。

仮に家事の話ができたとしても、口だけでは信用されないので、

  • 行動で示す
  • 証拠を見せる
  • 家事をしていないと分からない話をする

このような事をする必要があります。

一人暮らしをする

一人暮らしは家事能力がある一番の証明になります。

  • 炊事は外食、食洗器
  • 掃除はお掃除ロボット
  • 洗濯は全自動洗濯機

なら手抜きもできますが、ゴミ出し、水回りの掃除、洗濯物を仕舞う など全てを任せることはできません。

家事代行を頼めばそれも可能ですが、一人暮らしならお金はカツカツになりがち。

確率的には、一人暮らし=家事をしている。というイメージの方が強いです。

あるあるな話をする

家事をやっている人にしか分からない「あるある」な話をすると信じてもらいやすいです。

例えば

  • 洗い物が多すぎるとやる気にならない
  • モップで拭き掃除していると汚れに気付きにくい
  • 風呂掃除は結構腰にくる
  • 最近サンマを食べなくなった
  • バターが高くなって買わなくなった

このような事を話すと家事をしている人から共感を得られ、親しくなれるキッカケとなるかもしれません。

知識を披露する(自慢にならない程度に)

上のあるあるな話に近いですが

  • 最近卵が高い理由
  • サンマが高騰した理由
  • 窓の結露を簡単にとれるグッズ

家のことに興味がある人はアンテナが立っているので、このような情報が自然に入ってきます。

家事能力がある証明にはなりませんが、少なくとも「関心はある」と思ってもらえます。

まとめ:日頃から与えていれば不満は持たれない

まとめ:日頃から与えていれば不満は持たれない

ここまで家事について解説しましたが、大事なことは日頃から与えること。

ポイントは

  • 時間、お金、心の報酬、公平感、全て満たす
  • 時間が無いなら ほめる・ねぎらう
  • パートナーが奉仕を当然に思うなら関係を見直す

一口に家事能力。と言っても、その基準は人によって様々です。

  • まずは合う人を見つける。
  • 日頃から与える

自分の事を主張する(困っている、手助けして欲しい)のはこれらが整ってからです。

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