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PTOT国家試験

第58回作業療法士国家試験AM専門問題・解説|問11-15

第58回理学療法士・作業療法士国家試験

目次

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11. 48 歳の男性。脳梗塞後の右片麻痺。左利き。発症から 5 か月経過。Brunnstrom法ステージは上肢、下肢ともにⅢ。関節可動域制限は認めず、座位バランスは良好である。短下肢装具と T 字杖で歩行は自立している。この患者に対する自助具で最も適切なのはどれか。

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12.  痙直型四肢麻痺の脳性麻痺児の抱き方で適切なのはどれか。 2 つ選べ。

13.  65 歳の男性。 3 年前から右手に振戦がみられるようになり、体の動きが固く、すくみ足がみられ、表情も乏しくなっていった。日常生活の支障に対して作業療法が処方されたが、本人は何かと理由をつけてなかなか参加せず、無為に過ごす様子が目立ってきた。この患者の治療方針を検討する際に、評価すべき精神医学的な合併症として最も重要なのはどれか。

  1. うつ病
  2. 解離性障害
  3. 強迫性障害
  4. 身体表現性障害
  5. 統合失調症

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14. 58 歳の男性。不動産関係の会社勤務。半年前に新プロジェクトを担当してから、下肢のしびれと疼痛を訴えるようになった。整形外科や神経内科を受診したが、身体的な疾患は認めなかった。次第に食思低下や不眠を自覚したため、精神科を受診して入院となり、作業療法が導入された。開始当初に、「足のしびれや疼痛があるので整形外科を受診できるように担当医に伝えて欲しい」と作業療法士に訴えた。このときの作業療法士の対応として最も適切なのはどれか。

  1. 訴えについては傾聴するに留める。
  2. 整形外科を受診できるよう担当医に掛け合うと約束する。
  3. しびれや疼痛は精神的な問題であることを繰り返し説明する。
  4. 会社で担当した新プロジェクトをどのように感じていたか尋ねる。
  5. 作業療法に参加をすると下肢の痛みやしびれが軽減すると伝える。

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15. 19 歳の女性。大学生。 1 か月前から通学途中の電車の中で突然、強い不快感を覚え、大量の汗をかき、呼吸困難となり、このままでは死んでしまうのではないかと恐怖心を抱くようになった。次第に電車に乗れなくなり、通学ができなくなった。母親と精神科クリニックを受診して、外来作業療法が処方された。この患者の発作時に予想される症状はどれか。 2 つ選べ。

  1. 健忘
  2. 昏迷
  3. 振戦
  4. せん妄
  5. 動悸

この記事は厚生労働省HP第58回理学療法士国家試験、第58回作業療法士国家試験の問題および正答についてから引用しています。

第58回理学療法士・作業療法士国家試験

共通AM 共通PM 理学AM 理学PM
51-55 51-55 01-05 01-05
56-60 56-60 06-10 06-10
61-65 61-65 11-15 11-15
66-70 66-70 16-20 16-20
71-75 71-75 21-25 21-25
76-80 76-80 26-30 26-30
81-85 81-85 31-35 31-35
86-90 86-90 36-40 36-40
91-95 91-95 41-45 41-45
96-100 96-100 46-50 46-50

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