NYゴールドは反発
２０２４年１～３月期の実質ＧＤＰ速報値は、季節調整済み年率換算で前期比１．６％増となり、伸びは前期（３．４％増）から大きく鈍化したほか、市場予想も下回った。一方、１～３月期の個人消費支出（ＰＣＥ）物価指数は年率換算で前期比３．４％上昇と、伸びは前期から大幅に拡大。景気減速と高インフレが同時に進む「スタグフレーション」への懸念から売りが強まり、一時２３２４ドル付近まで下落。ただ、中央銀行や中国からの需要の強さもありプラス圏に切り返した。
NYプラチナは反発
た２０２４年１～３月期の実質ＧＤＰ（国内総生産）速報値は、季節調整済み年率換算で前期比１．６％増と、伸びは前期から大きく鈍化し、市場予想を下回る内容。一方、１～３月期の個人消費支出（ＰＣＥ）物価指数の伸びは前期から大幅に拡大した。インフレ圧力が根強いことが示されたことを受けて、市場ではＦＲＢによる利下げ開始時期の後ずれ観測が拡大。
NY原油は反発
１～３月期の米実質ＧＤＰ（国内総生産）速報値は、年率換算で前期比１．６％増に大きく鈍化。一方、個人消費支出（ＰＣＥ）物価指数は３．４％上昇し、インフレ圧力の根強さを改めて示す内容となった。これを受け、景気後退とインフレが同時進行するスタグフレーションに対する警戒感が台頭し、原油先物はリスク資産とされる株式などとともに下落。しかし、相場は８２ドル付近で下げ止まると、あと反発。イスラエルがパレスチナ自治区ガザ最南端の都市ラファ侵攻の準備を進めていることや、イランとの関係悪化に伴い周辺の産油国への紛争拡大懸念がくすぶっており終盤は買いが優勢となった。
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