とある事件に、日本人に根付く深い陰を垣間見る日々。
私は日本が好きだし、日本に生まれて良かったと思うけれど、同時に、日本に深く根付いている、日本独特の陰、アジア独特の陰は、時に自分の中にその片鱗を感じることがあると、まだまだだなぁと憂いつつそこから卒業できるようにお祈りします。 独特の陰とは、独特の、神様とは真逆を向く考え方や風習。多くの人が、それが当たり前であるとさえ思いこんでいる、要らぬ価値観やものの捉え方。
ちょっと前に、「女性は子供を産む機械」と表現した人が問題視されていましたね。これがまさにいい例。 人には言わなくても、内側で、同じ価値観を持っている人が、現代でもたくさんいることは、自分も女性として生きる日々の中で、手に取るようにわかります。
国によって、地域によって、根付く闇はたくさんあるけれど、実は日本を含むアジアに生きる人々が克服すべき陰は、とても濃いし種類も多いと感じています。そして内側にうずく陰を覆い隠して生きることがいかに上手であるかも、ことあるごとに実感しています。
陰が膨れ上がって魂までが飲み込まれてしまわないように、人として道をそれてしまわないように・・・常に自分の内側に問い続け、向上を願うことを忘れないでいたいですね。