先日身震いする話を聞きました。
若年層の間に、ある恐ろしい動画が出回ったのだとか。
恐ろしい動画とは・・人が自ら死んでいくのを映した音声付画像。
なんでも弱弱しい声や自らを傷つける音がなまなましく、見た人の多くが気持ち悪くなってしまったり、怖くて夜寝れなくなってしまったりと、トラウマになっているのだとか。
そんなもの世に出すなよーと、作った人に非難がいってるらしいんだけど・・でもちょっとまって、見るか見ないかは、見た人が選択できたはずでは??・・そう、その動画のタイトルで内容は予測できるようになっており、それにも関わらず安易に見てしまった人が多いようです。
ヘビーなホラー映画やオカルト、恐怖を煽る映像などの愛好者や、愛好者までいかないけど怖いもの見たさでたまに覗いてしまう人は・・実は、その恐ろしさに比例するボリュームの陰が、その人の内側にあるからなのです。 その恐怖動画が流行ったという若年層の内側には、特に濃い陰が渦巻いているということ。
ではそういったものを愛好する人が身近にいたらどうしたらいいか・・それはもう、その人を愛してあげるしかないのです。そして、見るのをやめよう、そういう類を見ると精神がどんどん闇へと落ちていき、上がれなくなってしまうよ、と、できれば親が、真剣にその癖と向き合ってあげるしか、ない。
出回った動画は、フェイクのはず。もし本当に自ら死を選んだ人ならば、それを動画にして世に残そうなんて考える余裕はないはず。死を選んでしまうほどに、追い詰められているのだから。
万が一見てしまった人は、あれはフェイクだ、と自分に言い聞かせることで、トラウマが重症化するのは防げるかもしれません。
自分自身が好むもの、愛する誰かが好むもの、にもし人には言いにくい部類の何かがあったら・・これは、おかしいのだ、と認め、その類のものから遠のくことで、自らも周りも、救うことができるかもしれません。
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