2127 日本M&A
9552 M&A総研
日本M&Aセンターホールディングス<2127>が急落。
前週末28日の取引終了後に4~6月期(第1四半期)決算を発表し、売上高は前年同期比9.1%減の82億4600万円、営業利益は同52.6%減の17億1600万円だった。
通期で増収増益を見込んでいるだけに、第1四半期の減収減益がネガティブサプライズとなる形で売られている。
成約件数は増えたものの、1件当たりのM&A売上高が減少した。
また、金融機関などからのネットワーク案件の増加による売上原価の増加、営業活動の本格再開や人員増による各種固定費の増加があり、全体業績が押し下げられた。
なお、通期の増収増益見通しは据え置いた。
ということで不正会計銘柄の日本M&Aです。
不正問題以降呪われてますね。
株価は最高値から1/5。
まさに落ちるナイフ。
業界自体の成長が終わった雰囲気ですが、決算資料によると
「通期業績予想達成に向けた商談ストックは前年同期と比べて3割超も増加しており、豊富な受託残を次四半期以降に着実に成約すべく尽力」
という記載もあり目先リバウンド局面かと。
出来高が未だ高水準なので売り一巡していない可能性は高いですが。
一貫して売られ続けてきた同社株主にもそろそろ旨い飯を食べてもらいたい。
M&A総研は好決算にも関らず道ずれにされたようなので、こちらも強めの反発があるかも?