仕事のミスで落ち込むベテランの究極の立ち直り＆脱出計画

しまった(泣)、えらいことしでかした･･･

Google検索でこの記事に辿り着いた人は、取り返しのつかないとんでもないミスをしてしまって、途方に暮れているにちがいありません。

• 会社に数千万から億単位の損をさせてしまった
• 部下や後輩、同僚や上司に秘密がばれて大恥をかいてしまった
• 漏らしてはいけない情報を社外に漏らしてしまった･･･

いやいや、もしかするともっと深刻なことやってしまったかもしれません。

でもあなたがベテランなら、へこみ続ける前にそのミスにどう対処したかが重要になります。
逆に言えば、あなたの存在をアピールする大チャンス！

例えば、ベテランな人がミスせず大きな成果をあげても、何も目立ちません。
目立つのは、そう、トラブルを見事に解決したときだけ。

落ち込む暇などありません。
どんなミスでも大丈夫。きっと失敗をリカバーする方法があります！

仕事のミスは誰にでも起こり得ます。
しかし、長いキャリアを持つベテラン社員にとって、それは単なる失敗以上の重大な意味を持つのです。
なぜなら若い経験の浅い社員からすると、あなたがお手本になるはずだから。
そこで悔やむだけで何もしなければ信頼が大幅にダウン。しかもあなたのプライドはもうズタズタのまま。

この記事では、そんなときのミスからの立ち直り方や精神的ダメージの緩和方法、そしてそのミスから完全復活への方法を解説していきます。

とは言え、そんな大きなミスをしでかすと、相当な努力をしても信頼を回復するの難しいし、もう気力が残っていないということも多いでしょう。
そんな場合の起死回生の逆転方法もあります。そんな方は、先にこちらのリンクから先にその方法をご覧ください。

＼究極の起死回生の逆転方法を先に読む／

仕事のミスからに立ち直る方法

どんな取り返しがつかないミスだったとしても、落ち込んでひっそりとみんながその失敗を忘れて過ぎ去ってしまうのをひたすら待つのと、苦難に立ち向かい対処するのとでは、周囲の評価そして自ら得られるものが大きく違います。

ベテランは誰もが復活するのが難しいような苦境を乗り越えるぐらいのことをやってのけないと、高い評価が得られません。
ハードルはかなり高いですが･･･。

正攻法は、次のように失敗を引きずらないこと、まず原因を知り分析した上で対策を講じることです。

失敗を引きずらないために心を落ち着かせる

ちょっとしたミスには慣れているけれど、これまでに経験したことないレベルのミスを犯してしまったら、ベテランになるほど心のダメージが大きいものです。
そして、長い時間失敗を引きずって、場合によっては心を患ってしまう。

そうならないために

• 失敗は誰にでもするものと改めて思い直して、自分を許す
• 一旦深呼吸
• 後悔する前に反省
• 反省したら対処法を考える

これを試してください。

そして誰でも簡単に心を落ち着かせる方法があります。
それは、「マインドフルネス」。
後ほど、そのマインドフルネスを簡単に実践する方法を説明します。

＼マインドフルネスを先に見る／

またこちらのアプリを使っても簡単に実践できます。
もし気が向いたらお試しください。

そして大事なことです。
いま心が傷んでいる状態では、自分を責め続けてしまいます。
そうなるとどんな対処も難しいかもしれません。
心が傷ついている間は自分に甘くして。
心に余裕が産まれたら次にミスを分析していきましょう

後ほどそんな時に聞くと心が和らぐ言葉を紹介します。
＼失敗で傷ついた心を癒す言葉を読む／

ミスの原因を分析し改善する方法を見つける

次に状況を分析してミスの原因を突き止め、それをどうやったら回避できたのか考えていきましょう。
そうすれば改善に向けて具体的に行動できるようになります。

ミスは、災害や犯罪がきっかけでない限り、ほとんどが単純なヒューマンエラーから始まります。
ですから、必ずと言っていいほど、根本的な原因があります。
特にベテランの場合次のような要素が原因となります。

• 仕事になれているという過度な自信と慢心
• 業務がマンネリ化していることからくる油断と集中力の低下
• 逆にベテランでミスが許されないということからくる過度のプレッシャー
• これらを踏まえた上での業務計画の不備

根本原因を探るには「Whyツリー」を使うと良いです。

• まず、ミス発生時の登場人物、登場したものごと、直前に起こったこと、そのとき起こったことを全て書き出します
• 次にそれぞれについて、なぜミスに関わったのかを考えられることをすべて挙げます
• それがなぜ生じたのかを一つひとつ掘り下げていきます

この分析を成功させるコツは、” Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive (MECE) ”、つまり言って「漏れなく、ダブりなく」洗い出すことです。
完璧にMECEにすることは難しいので、とりあえずは「漏れがないか」を中心に考えてください。

またもうひとつは、面倒くさいからといって、適当なところで分析をやめて短絡的に根本原因を決めつけてしまうのではなく、一旦「ここが原因か！」と思っても、「それはなぜ？」ともう一段掘り下げられないか考えてみましょう。

あとMECEに挙げたこと全てについて掘り下げるのは不可能です。
まずは、Whyツリーの「このかな？」と思うことに当たりをつけて、掘り下げていきます。
途中でしっくりこなければ、別ラインを検討してみるという順番で良いでしょう。

原因を突き止めたら、おそらくこれをやめたら、しなかったら回避できただろう方法を同定するのは意外と簡単です。

ミスによって、これから起こる影響を予測する

これはとても大事です。怖くて手をつけられない、考えられない人が多いのですが、最近のTV局の不祥事なども、これを怠って保身に走ったから「あのよう」にさんざんな結果になりました。

ビジネス書籍やコンサルタントは、PESTや 3Cなどのフレームワークでのマーケティング的な影響分析について教えてくれますが、起こってしまった危機について分析することには言及してくれません。

そこで起こってしまったミスについて分析する「なるオリジナル」のフレームワークを紹介します。これで近い将来起こりうる影響を洗い出し、一つひとつ対策を講じましょう。

この表を埋めてください！

これで、ミスによって生じる影響の大きさや緊急度を俯瞰的に把握できます。

相談して客観的な意見をもらう

このフレームワークを使っても自分だけの分析では結局、見落としたり偏った分析結果しか得られなかったりします。
できるだけ信頼できる第三者への相談をしてください。
相談できる人には家族、友人、上司などが挙げられますが、いずれにも相談できない事情が多々あると思います。

その時は、もし影響が深刻になることが予想されれば、躊躇せず「弁護士」に相談してください。
ただし弁護士の質と能力、得意分野はピンキリ。コストもかかります。
初回の相談にかかるコストは、30分5000円〜が相場のようです。
ただそのあとの相談は１時間数万円の場合もあるし、訴訟になった場合には成功報酬で多くとる場合もあります。
初回面談で何人か(いくつか弁護士事務所)を訪ねてみて、ここなら信頼できそうという感触を持ってから、本格的に相談してみてください。

対処する優先順位を考える

対処しなければならない時期・期限、影響の重大さを考え、取り組む優先順位を決めます。
優先順は時期・期限が迫っているものを先にして、影響が重大なものはできるだけリソースをかけてじっくりと考えるようにしてください。

対処の最もシンプルな方法は、突き止めた根本原因を取り除く、回避することです。
除去や回避ができない場合もあると思います。
その場合は代替する方法がないか、根本原因の一部をスキップできないかを考えます。あ
るいは、それを外注できないかも含めて検討すると良いでしょう。

悪影響を是正する対策、以降の同じミスの繰り返しを防止する方法

これを是正予防措置 (Corrective Action and Preventive Action : CAPA) と呼びます。
是正措置は、先のフレームワークで特定した影響する人、もの、組織に対して優先順位を踏まえ対処する具体的内容を記入していきます。

対処する方法は具体的かつ実効的なものを考案してください。具体的でもなく実効的なものが考え付かなければ、それはCAPAの対象から除外します。

どうしても誰かに相談できないとき

どうしても誰にも相談できない、自分だけで解決しなければならない超秘密のこともあると思います。
その時は仕方がないので自分だけで、先のフレームワークで分析して解決策を導き出すしかありません。
ただ闇雲に自分で解決しようとするよりは、はるかに客観的な対応ができます。
逆に言えば、まず一人で取り組んでみて、どうしても一人ではうまく行かなかった場合に、第三者に援助をお願いする順番も可能です。

仕事のミスのトラウマから回復する

自分のミスを笑いものにできるか？

仕事でとんでもないミスを犯してしまったとき、それを自ら笑いものにして、後輩や同僚、部下ののちの教訓とできれば、度量の大きさを示すことができます。
ミスは単なる損害には終わりません。
「正の遺産」として残すことができるのです。

名言で傷ついた自分を癒す

以下、ミス失敗をポジティブな気持ちに変換できる名言を集めてみました。
「失敗は成功の元」と言いますが、これらを読めばそれがより現実味を帯びてくると思います。

• 「一度も間違ったことのない人はいないだろう。いるのであれば、それは、何にも挑戦しなかった人だ。」
  　ウィリアム・ローゼンバーグ（ダンキン創業者）
• 「私の最大の光栄は、一度も失敗しないことではなく、倒れるごとに起きるところにある。」
  　本田宗一郎（本田技研工業創業者)
• 「人生に遅すぎることはない。50歳でも、60歳からでも新しい出発はある。」
  　安藤百福（日清食品創業者）
• 「君がつまずいてしまったことに興味はない。そこから立ち上がることに関心があるのだ。」
  　エイブラハム・リンカーン（第16代アメリカ合衆国大統領）
• 「失敗すればやり直せばいい。やり直してダメなら、もう一度工夫し、もう一度やり直せばいい。」
  　松下幸之助（松下電気器具製作所・現パナソニックホールディングス創業者）
• 「ミスをしない人間は、何もしない人間だけだ。」
  　セオドア・ルーズベルト（第26代アメリカ合衆国大統領）
• 「10回新しいことを始めれば、9回は失敗する。」
  　柳井正（ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長）
• 「私は、失敗を恐れたことがないの。よいことは、必ず失敗のあとにやってくるものだから。」
  　アン・バクスター（米国俳優）
• 「失敗は落胆の原因ではなく、新鮮な刺激である。」
  　トーマス・サウザーン（英国作家）
• 「間違いと失敗は、われわれが前進するための訓練である。」
  　ウィリアム・エラリー・チャニング（米国説教者）
• 「私は失敗していない。ただ、うまくいかない方法を1万通り見つけただけだ。」
  　トーマス・エジソン（米国発明家）
• 「失敗は進行中の成功である。」
  　アルバート・アインシュタイン（物理学者）

失敗したビジネスマンの簡単マインドフルネス

マインドフルネスは自分の身体の変化に注意・観察して精神を整える自己管理方法です。
瞑想と同義と思われるかもしれませんが、ちょっと違います。
瞑想の一つのやり方です。

実は、ハーバード大学とマサチューセッツ大学の共同研究で、不安やストレスを生み出す脳の扁桃体が縮小する効果も報告されているんです。

Hoizel BK et al. Psychiatry Res 2011; 191(1): 36-43

今回は、簡単なやり方を二つ紹介します。

呼吸瞑想法

• 椅子に腰掛けて姿勢を真っすぐにする
• 目をつむり今している呼吸を意識する

ボディキャン

• お仰向けになる
• 呼吸瞑想法のように呼吸を意識する
• 足の先か頭にかけて身体の一つひとつの部分に意識を向ける
• 身体を感じながら自然に呼吸を続ける

思いの外、すーとしますよ。

失敗をやらかしたときの転職

とは言え、取り返しがつかないことも多々あります。また、今回紹介した方法がどうしてもできない、あるいはうまく行かなかったという人もいるでしょう。
そうなるともう職場を変えなければバツが悪くて耐えられない･･･

そんなときは、思い切って転職を選択肢に入れても良いと思います。

ベテランの転職を成功させるには？

35歳以上のポジションは、少ない上にマネージャー・管理職クラスの求人の割合が多くなってしまいます。どうしても求められる能力や経験のハードルも高い。

したがって、若い人と同じように転職サイトで希望の職種や業界、勤務地で求人を検索して、何社にもエントリーして企業の反応をひたすら待つ･･･ということはもうできないし、やっても効果が上がらないでしょう。

ではどうしたら良いでしょうか

正直･･･
希望の職種や業界に強く、かつベテランの転職に強い「転職エージェント」を選んで登録するしか方法はないと思います。

あなたが今管理職なのであれば、少ないけれど管理職ポジションの募集はあります。
じゃあ今あなたが管理職でないのなら、転職は難しいのか？

いえ、そんなことはないです。今までの経験をフルに活かして、管理職として他の会社に採用された方を多く知っています。
そのためには、自分を必要なレベルまで引き上げ、同時に適切な求人情報を入手する必要があります。
それができるのは「転職エージェント」、しかもベテラン層に特化した転職エージェントしかありません。

そして登録するのは今です。今があなたの人生で一番若い瞬間。求職のチャンスも早くなければとっとと逃げていきます。

転職エージェントへの登録はおろか利用も完全無料です。
なぜなら転職エージェントは紹介した人材の採用が実現したとき応募した企業から成功手数料をもらう仕組みになっているからです。
あなたが転職活動をしていることについて秘密保持が保障されますし、良いことはあっても、ほぼデメリットはないと言っていいでしょう。

今回は、ベテラン層に特化した、僕も利用経験のある転職エージェントを厳選して紹介します。

決めるのはあなたです。この中から参考にして判断してください。
繰り返しになりますが、登録・利用は無料です。
今一歩踏み出すのが、一番成功の可能性が高いです。

こちらは、特にベテラン向けの転職エージェントです。
僕も利用するところから、理由があって３つに絞り混みました！

管理職を狙うなら「JACリクルートメント」

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日系企業のハイクラス求人なら「パソナキャリア」

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首都圏の金融・IT企業のハイクラスを狙うなら「コトラ (KOTORA)」

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まとめ

ベテランになればなるほど、ミスの影響度は甚大だし、ショックも大きい。だからこそそれに耐えうるだけの能力も身につけておかなければなりません。
迅速に正しく対処すること。それによりあなたのキャリアは上昇したり、沈んだしします。
だからこの記事の内容を把握して、その能力ややり方を身につけてください。
それでも、精神的にもやっぱり無理っというときは転職を検討するのも良いでしょう。
その際は間違えず、ベテランの転職に強い、あるいはベテランの転職特化の転職エージェントを利用することが、唯一の成功方法です。
今すぐ行動することがミスから復活する必須条件です。