せっかく直接会ったというのに、P子の健康保険の話は進展なし。相変わらず宙ぶらりんのまま。

 

先日もP子に発疹が出て皮膚科に行ったら1回で1万円6000円もかかってしまって!

一刻も早くなんとかしたい!

 

 

P子自身も、

パスポートを取るときに「保険証がない」と言ったらたちまち窓口の人に見下されたような態度に豹変されて、

保険証を持っていることの信用度とその必要性を痛感していたので、

 

勇気を出して、

 

「お父さん、保険証がほしいんだけど」と、自分から言ったんだって。

 

すると、これまたここぞとばかり、

 

「おとうさんもな、そのことがものすごく気になっているんだ。」と、演説のはじまり。

 

「P子の健康保険がちゃんとしてないと困るだろう?

お母さんの弁護士ってやつからもなんか連絡が来てたよ。

 

でもな、お父さんはお母さんがP子の保険の手続きをちゃんとしないんじゃないかって心配で心配でしょうがないんだ。

 

それでこっちの保険の扶養を外せないんだよ。

 

お母さんはきっと手続きをちゃんとしないから。お父さんの方から扶養を抜いちゃって、お母さんがちゃんと手続きしないで、それでもしP子の健康保険がない状態になっちゃったら、P子はものすごく困るだろう?」

 

(ダンナは営業トークの時は標準語で喋ります。このあたりP子がかなりリアルに再現してくれました。)

 

同じ意味のことをなんどもなんども繰り返して言ったそうです。

 

P子が感じたところでは、おばあちゃんがいるから余計にそういうところを強調したんじゃないかと言ってました。

 

<つづく>