生き辛いから海外に行くと絶望が加速する
「日本は生きづらいから海外に移住しました」
オンライン海外在住日本人コミュニティを見ているとこのような話を本当によく聞きます。
私もそうでした。日本は生きづらい。馴染めない。でも、きっとどこかに自分に合う国。自分が生きていける国があるかもしれない。けれど、この理由で海外に移住するのは危険だと思います。
今日は、その理由を2つ書いていきます。
①日本でダメな奴は海外でもダメ
私は自分が生きられる国を求めわずか19歳で交換留学生として海外に行きました。結果的に馴染めませんでした。その後オーストラリアに行きましたが馴染めませんでした。ベトナムの友達もオーストラリアの友達も私には1人もいません。
考えてみれば当たり前のことなんです。国が違ってもそこに住むのは同じ人間。仕事方法もコミュニケーション方法も日本となんら違いはありません。日本でそれらのことが出来ないダメな奴が海外に行ったからと言って急にそれが出来る人間になる。そんな奇跡は起こりません。
②その考えは絶望を加速させる
「どこに自分が生きられる国がある」そうやって希望を抱いているうちは、まだいいです。しかし複数の国に長期間(1年以上)住むと真実に気がついてしまうんです。
「あ自分どこにいてもダメ人間だわ」
ということに。どこの国に行っても幸せになれない。どこに行っても生きづらい。つまり「自分が生きられる国」なんてこの世に存在しない。絶望ですね。
まさにこれなんです。
このとおり。クソなのは国じゃない。自分なんです。だから生きづらい。逃げ場所もない。
そこで気がついたことがあります。逃げることが出来ないなら向き合わないといけないのだと。
この友達もいなく仕事もできないクソな自分をどうにかしないと人生は、どうにもなりません。
まあ、ただどうにも出来ないから今、困っているんですけどね……。
