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聴覚障害とは、先天的または後天的な原因によって音が聞こえなかったり聞こえづらかったりする障害です。

 


聴覚障害者は、耳が聞こえない、または聞こえにくいだけでなく、様々な生活のしづらさを抱えています。

周りからは理解されにくいですが、想像を超える大変さを抱えて生活しています。


そこで、聴覚障害者の理解を深めたく、当ブログを書くことにしました。

 

 

今回は第4回目です。

 

 

5 ろう教育
(1)ろう学校
神奈川県内には、川崎市立聾学校、横須賀市立ろう学校、神奈川県立平塚ろう学校、横浜市立ろう特別支援学校の4校があります。

 

各校の児童・生徒数は次の通りです。(令和5年5月)
・川崎市立聾学校 41人
・横須賀市立ろう学校  21人
・神奈川県立平塚ろう学校 89人
・横浜市立ろう特別支援学校 88人
いずれも、幼稚部、小学部、中学部、高等部があるため、全14学年あることを考えると、相当の少人数制となるため、同級生が少ない分、縦のつながりが緊密になります。


近年はインクルーシブ教育の推進により、ろう学校に在籍するとともに普通の小中学校にも籍を置き、健聴者との交流が進んでいますが、インクルーシブ教育以前は、普通級との交流は限定的でした。

 


そのため、中高年世代のろう学校出身者は、一生涯、健聴者との交流が少なく、ろう学校出身者が生涯の友人となります。



また、ろう学校時代の生徒会長等のリーダーが一生涯のリーダーとして団体活動の中心となります。また、ろう学校出身者同士の結婚も多いようです。


インクルーシブ教育の推進され、障害者福祉法の改正によって手話が「言語」とされる以前の、ろう学校教育では「口話」の習得が優先されたため、国語算数理科社会等の一般科目はどうしても遅れがちになりました。


(2)『ろう者・ろうあ者』の国語力
一般科目全般の遅れる中で、特に、文章を読んで理解し、考えたことを文章に書くことを苦手とする方が多いです。
これはやむを得ません。

健聴者は、乳幼少期から、親子の会話、友達との会話、テレビからの音声等を耳にして、文章に対する一定の理解があった上で、学校で「読み」や「書き」を教わり、国語として習得しますが、『ろう者・ろうあ者』は「聞く」ことができないため、文章形成がイメージできにくく、結果的に「読み」と「書き」を苦手とする方多くいます。
特に、『ろう者・ろうあ者』が書く文章は「てにおは」が適当でない場合が多く、また意味味不明な表現も時々ありますが、これは、本当にやむを得ないことです。
 

 

次回は、聴覚障害者との適切なコミュニケーション(会話)方法について解説します。


 

 

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