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聴覚障害とは、先天的または後天的な原因によって音が聞こえなかったり聞こえづらかったりする障害です。

 


聴覚障害者は、耳が聞こえない、または聞こえにくいだけでなく、様々な生活のしづらさを抱えています。

周りからは理解されにくいですが、想像を超える大変さを抱えて生活しています。


そこで、聴覚障害者の理解を深めたく、当ブログを書くことにしました。

 

 

今回は第3回目です。

 

 

4 手話は2種類ある
(1)一般的に手話は『日本手話』と『日本語対応手話』の2種類

先天的もしくは乳幼児期前に聴覚を失った方は『ろう者・ろうあ者』は『日本手話』を使います。
一方で、小中学校で一定の国語力をつけた以降に聴力を失った『中途失聴者』で、手話を覚えた方は、『日本語対応手話』を使います。

『日本手話』と『日本語対応手話』の比較をします。

例として「私のスマホはどこ?」という文を手話で表現します。

『日本語対応手話』の場合
「私」「の(指文字)」「スマホ」「は(指文字)」「どこ」「?(指でなぞる)」

『日本手話』の場合
「私」「スマホ」「どこ」「何」(困る表情)

『日本語対応手話』は、文中に『てにおは』等の助詞を含み文章として表現する一方、『日本手話』は、簡潔に単語を並べるとともに、顔や全身を使って表現します。


ここまで、『ろう者・ろうあ者』は『日本手話』を使い、『中途失聴者』で手話を覚えた方は、『日本語対応手話』を使うと書いてきましたが、ろう学校ではなく、普通の学級にて健聴者と一緒の教育を受けた『ろう者・ろうあ者』は、『日本語対応手話』を使う傾向にあります。


(2)講演会では『日本手話』を『日本語対応手話』を使い分け
あらかじめ、手話通訳者が配置されている講演会などに聴覚障害者も参加されます。
開会前には、手話通訳者と聴覚障害者が離れたところから、よく手話を使って雑談をしています。
顔見知りだと、どちらの手話を使った方が良いかわかっていますが、初対面の聴覚障害者の場合、手話通訳者は、雑談を通じて、どちらの手話を使うか判断をしています。

 

 

街中で聴覚障害者の集団が手話を使って会話している場面を見かけることがあると思います。

特に年配の『ろう者・ろうあ者』は『日本手話』を使っているため、顔の表情を頻繁に変えながら、大きな手を忙しく動かしています。

 

 

一方で、比較的若い『ろう者・ろうあ者』または『中途失聴者』は、日本語対応手話を使うので、胸の前で手を動かしています。

 

 

街中で見かけたら、温かい目で、ぜひ、どのように手話(会話)をしているか見てみてください。

 

 

次回は、『ろう教育』について解説します。

 


 

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