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聴覚障害とは、先天的または後天的な原因によって音が聞こえなかったり聞こえづらかったりする障害です。

 


聴覚障害者は、耳が聞こえない、または聞こえにくいだけでなく、様々な生活のしづらさを抱えています。

周りからは理解されにくいですが、想像を超える大変さを抱えて生活しています。


そこで、聴覚障害者の理解を深めたく、当ブログを書くことにしました。

 

 

今回は第5回目です。

 

 

6 聴覚障害者との適切なコミュニケーション(会話)方法

 


聴覚障害者と会話をする際、『口話』と『筆談』を併用することをお勧めします。


ほとんどの聴覚障害者は、『口話』つまりしゃべるときの口の形を理解する為、意識的に口を大きく開きながら、ゆっくりとしゃべります。


 

その時、接続詞等は使わずに、単語を並べるようにします。また、身振り手振りも加えることが大切です。


例えば、「私は食事を食べに行く」と伝えるときは、「私」「食事」「行く」と大きく口を動かすと同時に指で「自分を指し」「食べるしぐさをして」「行く方向に指をさす」ようにします。


『筆談』をする時、まずは相手の文書力を理解する必要があります。
 

 

こちらの質問に対して、『てにおは』を使った文章を書いてきたら、こちらも『てにおは』を使います。
もし、文章の構成が一般的でない場合は、こちらは、単語を並べるようにします。


このように、『口話』と『筆談』を併用することで、意思疎通の精度を上げることが出来ます。


ここでの注意点ですが、聴覚障害者は、会話に合わせてうなづくことが多いことです

しかし、かならずしも意味が通じているとは限りません。
こちらの『口話』を見ながらうなづくので、安心して会話を進めると、後になって、全く理解していなかったことに気づかされることが時々あります。

 


うなづきは、「あなたの言っていることを見ています」程度に思っておいた方が良いかもしれません。
そのため、会話が終わった後、筆談で同じ会話を繰り返して理解度を確認する必要があります。



また、質問はクローズドクエスチョンをお勧めします。


オープンクエスチョンでは、「次どうしますか?」と書きますが、クローズドクエスチョンは「1:食事に行く 2:帰る 3:買い物に行く 4:その他」と書いて、回答をもらうようにします。


特に、役所や銀行の窓口などで、聴覚障害者の来庁(来店)の真意を正確に把握する必要があるので、クローズドクエスチョンによる筆談は必須と言えます。


(聴覚障害者のことを差別的に見る訳ではありませんが、)聴覚障害を持つ方のそれまでの経歴から、多少、社会の常識からずれていることがあります。また「このくらいは知っているだろう」と思って会話を進めようとしても、進まないことも度々あります。


その時は、時間をかけながら、口話と筆談によるクローズドクエスチョンを繰り返しながら、聴覚障害者のレベルに合わせて、丁寧に会話を進めることが大切になります。


次回は、聴覚障害者の『あるある』を書きたいと思います。

 

 

プライム行政書士事務所 – 障害福祉サービス事業所の開設から運営まで、また、障害者にかかる様々な悩みをワンストップで解決します。 (shougaisupport.com)

 

 

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