押忍 オンライン空手 筒身塾(とうしんじゅく) 塾長の大谷晃夫です。
今日の記事では視点を変えて
塾生さん目線での
稽古レポートをお届けします
押忍！
筒身塾塾生・黄帯６級のケイシーです。
先日オーストラリアで開催された
がん治療中の空手家さんをサポートする
チャリティーイベント。
今日はその様子をレポートします。
なぜオンライン空手である筒身塾の塾生が
オーストラリアで開催された
空手チャリティーイベントに参加するのか？
どういう繋がりがあるのか？
という点から簡単に説明します。
実は私、
結婚を機にオーストラリアに移住して、
38歳の時にこちらの空手道場で
初めて空手を習い始めました。
その時お世話になった
空手道場の先生が、
オーストラリア国内外の空手家さんと
流派を超えて交流されていて、
他の流派の素晴らしい先生達とも
出会う機会があったんですね。
ですから、
当時も色んなイベントに参加して
武道の技術や精神を学び、
色んな考え方や
価値観に触れることができました。
だけど、残念なことに
アラフォーから一般的な空手道場で
空手を続けていくうちに
体のあちこちが痛くなって、
あのイベントに出たいけど、
膝が痛くなるからなぁ・・・
と諦めなければいけないことも
多くなっていました。
そこに、畳み掛けるように
引越しをしなければいけなくなって、
その上コロナ禍での制限もあり、
しばらく空手から離れていました。
そんな時に出会ったのが
オンライン空手道場・筒身塾
だったんですね。
流派が変わったので
また白帯１０級からのスタートでしたが、
筒身塾で習った
自分を大切にする
自分を労るカラダのケアで
私の痛かった膝は
どんどん改善されていきました。
そして、そんな時に
昔イベントで出会った
ブリスベンの先生が
チャリティーイベントを行うことを知りました。
大谷先生に参加したい旨を伝えると
行っておいでー
いやぁ、筒身塾生が
外国のイベントに参加するのも嬉しいよ！
と二つ返事で背中を押してくれました。
先生のこういうノリ、好きです
イベントのテーマと内容は、
とあるメルボルンの空手家さんが
がん治療を受けることになり、
このイベントでは
治癒祈願として
セイサン（十三手）という空手の型を
３時間で100回行い、
参加者からの参加費と
オンラインでの募金を
がんの治療費と、
その間のご家族の生活サポート費の
足しにしてもらおう！
というものでした。
だけど実は
イベントの主役である
がん治療中の空手家さん
（ポスターの右の人）に会った参加者は
誰もいません💦
それでも、
そんなことはどうでもよくてw
好きな空手で誰かの役に立ちたいし
空手の技術も深めたい
自分が楽しみたい
みんなで集まってワイワイやろうぜ〜
っていうオーストラリア人の明るさよ
こういうWinーWin のイベントなら
どんなに地理的に離れていようが
飛行機を使ってでも
車で３時間運転してでも
ノリノリで参加するっていう感覚、
いいですよねー。
イベントに集まったメンバーは
糸東流、
松濤館流、
多流派ミックス、
そして筒身塾の私。
なので、
結果的に色んな流派の色んなバージョンの
セイサンを行うことになりました。
流派の違いで
一見違うように見える動きの中にも
共通点を見出すことができたりして
終始ワクワクモード
頭の中は、
治癒祈願と
次から次へ変化する形についていくので
超必死でパンパン
だけど結果的に
３時間ぶっ続けで型を打っても
全然疲れなかったし、
私が習った
筒身塾バージョンのセイサンを
皆さんの前でご披露することもできました。
🥋🥋🥋
オーストラリアでは
武の道を志す人たちの結束が強く、
違いを受け入れる寛大さがあります。
武道の種別や流派を超えての交流が盛んで、
こんな風にお互いに心を配る
サポート体制も厚い点が
非常に素晴らしいと感じます。
（中央：歩く武道辞典のジェイソン先生）
（右：糸東流４段のヘレ先生）
そして、このような姿勢が
筒身塾が目指している
世界平和への道に繋がるんだと
私は思っています。
自分の好きなことだから
全然苦にならないしどんどんやる！
そして誰かの役にも立てる！
って最高じゃないですか？
今回のイベントを通して
自分の内から溢れ出た幸せや明るさが
誰かの幸せや明るさに繋がるんだなぁと
改めて実感しました。
帰宅後、
大谷先生に参加の報告をしましたが、
筒身塾でもこんなイベントをやろう！
オーストラリアでもリトリート合宿やろう！
と大いに盛り上がっているところですよ
私たちと一緒に
空手を通して人生をキラキラさせたい方は
ぜひ無料体験にお越しくださいね
お読みいただきありがとうございました！