





ガレージ空間には、DIYやアウトドアなど家族とも共有できる趣味をもう1つ加えると、ガレージライフはさらに豊かなものになります。
例えばガレージに緑を取り入れて、まるでカフェのような居心地の良い場所を演出。無骨なインテリアで終わりがちなガレージに、土の香りや緑の色彩など、癒やしを作り込むことができます。
この記事では、僕たちのガレージライフに癒しと安らぎを与えてくれる、おすすめのグリーンアイテム選びについて詳しく解説。
バイクガレージにグリーンを取り入れて、愛車と過ごす空間をもっと快適に、そしてもっと特別な時間の過ごし方に変えてみませんか?
ということで、この記事のトピックは3つです。
この記事を読めば、あなたのガレージライフを豊かにするヒントがきっと見つかります。
建設業会社員|二級建築士|愛車XL883L
バイクガレージが大好きな趣味ブロガー。住宅&建設業界で30年の現役会社員。2015年に木造30坪ガレージハウスを建てたスポスタ乗り。「作り手×売り手×買い手」としての経験を活かし、全方位的な視点で「バイクと楽しむガレージライフ」を提案するブログ『メリーガレージ!』を運営中。
機械や工具が主役の無機質なガレージに緑を加えることで、洗練された雰囲気を生み出し、温かみのある癒しの空間へと変化させることができます。
植物には空気中の有害物質を吸収し、酸素を放出する空気清浄効果も。ここでは、ガレージのグリーンアイテムを選ぶポイントについて解説します。
バイクガレージの日当たり条件は植物選びの最重要ポイントです。日当たりの良いガレージなら日光を好む多肉植物やサボテン、観葉植物(パキラ、モンステラなど)がおすすめ。
これらの植物は日光を浴びることで生き生きと成長し、ガレージに明るい雰囲気をもたらします。
一方、北向きや窓が少ないガレージなど日当たりが悪い場所では、耐陰性のある植物を選びましょう。サンスベリア、アグラオネマなどは、少ない光でも育ちやすく、初心者にもおすすめです。
日当たりの良いガレージを望む家づくりなら、ぜひガレージハウスの失敗談もご参考に。
湿気がこもりやすいバイクガレージでは、風通しが悪いと植物が蒸れて病気になりやすくなるので、空気の循環を促す工夫が必要になります。
たとえば、換気扇やサーキュレーター設置の検討は必須。乾燥を好む多肉植物などは、湿度が高いと根腐れを起こしやすいので注意が必要です。
湿度が高い場合は多湿に強い植物(シダ類、アジアンタムなど)を選ぶのがおすすめ。これらの植物は湿度の高い環境でも元気に育ち、ガレージに涼しげな雰囲気を与えてくれます。
快適なガレージを増改築で実現したい方は、こちらの記事も参考になります。
これから始める人や、植物やガーデニングが得意じゃない人は、自分のライフスタイルの中でどのように実現できるかを考えておきましょう。
バイクや他の趣味に忙しい人は、手間のかからない植物が良いです。水やりの頻度や剪定の手間も少ない、多肉植物やサンスベリアはおすすめ。
自動水やり器やタイマー付きの照明なども活用すれば、多少水やりを忘れても枯れにくく、初心者でも安心して手軽にグリーンを楽しめます。
ガレージライフのアイディアを他にも知りたい方は、こちらの記事が参考になります。
バイクガレージでは作業スペースを優先すべき。ガレージ空間の広さや動線に合わせて、グリーンアイテムの大きさと形状を選びましょう。
スペースに余裕があれば、シンボルツリーになるような大型の観葉植物(ウンベラータ、モンステラなど)がおすすめです。大型の植物は、ガレージの特別感を圧倒的に演出してくれます。
狭いガレージには場所を取らない小型の植物や、壁掛けできるハンギングプランツがおすすめ。天井から吊るして空間の有効活用ができます。
吊り下げる収納で空間を有効活用する手法は、こちらの記事で解説しています。
ガレージライフにおけるグリーンアイテム選びは、植物そのものに加えて鉢やプランター、ガーデンツールも合わせて検討するのがポイントです。
ガレージの雰囲気に合わせて、インダストリアルな雰囲気の金属製やコンクリート製の鉢、ナチュラルな雰囲気のテラコッタや木製の鉢など、様々なデザインを楽しみましょう。
水はけの良い鉢や、移動しやすいキャスター付きのプランターなど、機能性も考慮してガレージ使いでの心地よさで選ぶのがおすすめです。
ガレージのインテリア探しについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
ひと口にグリーンアイテムといっても、手間をかける本格的な観葉植物から、飾るだけのフェイクグリーンまで、ガレージを彩る手法は様々です。
ここでは、多趣味なガレージライフを送る忙しいライダーにもぴったりな、おすすめのグリーンアイテム10選をご紹介します。
サンスベリアは乾燥に強く、水やり頻度が少なくて済むので初心者にもおすすめ。いくつかの品種があるので見た目のバリエーションも豊富です。
地中から立ち上がる、先のとがった肉厚の葉が印象的な、意外とどんなガレージインテリアにもマッチするスタイリッシュな見た目が特徴。
サンスベリアは生育がゆっくりで、剪定などの手間もほとんどかかりません。忙しいライダーでも手軽に育てることができます。
パキラは常緑性があるので、一年を通して緑を楽しめます。日陰でも丈夫によく育つので、日の当たらないガレージにもおすすめの観葉植物。
風水的には金運アップの効果も。手のひらのような葉っぱの光沢が美しく、成長が早くて剪定にも強いので、好みの形に仕立てることも容易です。
耐陰性があるとは言え、時々、日光浴をさせてあげるとより元気に育ちます。水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬場は控えめに。
モンステラは、切れ込みや穴の開いた大きめの葉っぱが特徴的で、エキゾチックな雰囲気がガレージのアクセントにばっちり映える観葉植物です。
耐陰性や耐乾性があり、水やり頻度も多くないので初心者にもおすすめ。むしろ、直射日光が苦手なので夏場は長時間日光に当てないよう注意です。
ホコリが溜まりやすい葉っぱなので、時々拭いてあげると良いでしょう。葉の切れ込みや穴が、生長するにつれて増えていくのも楽しみの1つ。
多肉植物は、ぷっくりとした葉っぱや個性的なフォルムが魅力的な植物です。種類が豊富で、いくつか並べて一緒に育てるのも楽しみの1つ。
乾燥に強く、水やり頻度が少なくて済むため、他の趣味に忙しい人にもおすすめです。比較的日光を好むので、日当たりの良い場所に置きましょう。
水やりは土が完全に乾いてからたっぷりと、ただし与えすぎには要注意。寄せ植えにして自分だけの多肉植物ガーデンを作るのもおすすめです。
エアプランツは、土に植えずに空気中の水分を吸収して育つ植物です。壁に飾ったり、ハンギングしたりと、様々な飾り方を楽しめます。
水やりも週に1~2回、霧吹きでちょっと湿らす程度でOK。数か月に一度、水に浸すソーキングをした後で、しっかりと乾燥させましょう。
日当たりよりも日陰を好む点は、多くのガレージに適うであろう嬉しいポイント。ただし、風通しのいい日陰という点に注意が必要です。
テラリウムは、ガラスのボトルや容器の中で小さな植物を育てるアイテム。種類の組み合わせによって、自分だけの癒し空間を楽しめます。
比較的ガレージのような環境でも育てやすく、手入れも簡単な部類に入ります。ただし、定期的に剪定し、風通しを良くしてあげることが大切。
テラリウムには、湿度を好む植物に適した密閉型、乾燥を好む植物に適した開放型、フタの有無など、容器選びや形状も大切なポイントです。
苔に特化したテラリウム。和の趣があり、落ち着いた雰囲気を演出できます。湿度管理が重要ですが、手入れのしやすさと独特の美しさが人気。
コケリウムは湿度を保つために、定期的に霧吹きで水を与えます。また、直射日光を避け、木漏れ日のような明るい日陰に置いて育てましょう。
コケリウムはガラス容器だけでなく、陶器など様々な形で育てられるので、多彩なガレージインテリアで楽しむことができます。
ハンギングプランターは、天井や壁から吊るして飾るプランターです。空間を有効活用できるため、比較的狭いガレージにもおすすめ。
アイビーやシュガーバインなど、垂れ下がる植物と相性抜群です。ハンギングプランターは、落下防止のために、しっかりと固定することが大切。
また、水やりをする際に、水が床に垂れないように受け皿を敷くなどの対策をしましょう。ハンギングプランターは、高さを変えて飾るとより立体的な空間を演出できます。
植物育成用LEDライトは、太陽光の代わりに植物に必要な光を与える照明器具。日当たりの悪いガレージでも植物を育てることを可能にします。
タイマー付きなら自動で点灯・消灯してくれるので便利。LEDライトの種類によっては、植物に合わせて光の色や強さを調整できたりもします。
LEDライトは熱を発しにくいので、植物の近くに置いても安心。ガレージではお洒落な観葉植物と合わせて、照明にこだわるのもポイントです。
フェイクグリーンはその名の通り本物じゃない植物です。水やりや剪定の手間などなく、手軽にグリーンを取り入れたい人におすすめのアイテム。
最近では本物と見間違えるほどクオリティの高い商品も増えています。フェイクグリーンは壁や棚に、自由自在に配置できるのが最大の利点。
枯れる心配がないので便利ですが、より本物らしく見せるため、素材や色合い、質感など、周辺に並べる物にもこだわって選ぶのがポイントです。
観葉植物やグリーンまわりに関する道具の中には、便利で使いやすいモノや、デザイン性に優れた魅力的なアイテムがたくさんあります。
ここからは、僕たちのガレージライフにより一層のおしゃれ感を与えてくれる、おすすめのガーデニング用品10選をご紹介します。
鉢を覆うカバーは素材やデザインが豊富で、インテリアのアクセントにも効果的。ガレージの雰囲気に合った鉢カバー選びが大切なポイントです。
インダストリアルな雰囲気が漂うガレージには、金属製やコンクリート製の鉢カバーがマッチ。ナチュラルテイストなガレージには、テラコッタや木製の鉢カバーがおすすめです。
鉢カバーは、鉢の底に溜まった水を受け止める役割もあるので、水やりの際に床を汚す心配のない、実用性で選ぶ必要もあるので注意しましょう。
園芸用ワゴンは、鉢植えや園芸用品をまとめて移動できる便利なアイテム。気分に合わせて植物の配置を変えたり、掃除する際にも重宝します。
キャスター付きや折りたたみ式など、園芸用ワゴンには様々な種類があるので、ガレージの広さや用途に合わせたワゴンを選びましょう。
ガーデニング用品だけでなく、洗車用品やメンテナンス工具などの収納や移動にも便利。ガレージではとっても使い勝手の良いアイテムです。
ガーデニングエプロンは土や水から衣服を守り、作業性を高める便利なアイテム。ファッション性の高さも着目すべきポイントです。
ガレージで過ごす時間の合間に、お気に入りのエプロンを身に着けてグリーンまわりを楽しめたら、ガレージライフがさらに満喫できるでしょう。
ポケットに工夫が凝らされたものや、撥水加工が施されているものなど、用途に合わせた使いやすいエプロン選びが、長く愛用できるコツです。
ガーデニングポーチは、剪定ばさみや園芸スコップなどのガーデニング用品を持ち運び、必要な場面で素早く取り出すことのできる便利アイテム。
腰巻きタイプやウエストポーチ型が人気ですが、肩掛けできるタイプなど、素材やデザインの種類が豊富な点も魅力の1つです。
ガーデニングポーチは、細かい道具を整理整頓するのにも役立ちます。ガレージ作業の効率アップとも合わせて選ぶのがおすすめです。
園芸用シートは、植え替えや剪定などの作業をする際に、土や葉っぱなどが散らかるのを防ぎ、作業範囲を限定できる便利なアイテムです。
シートを敷いておけば、後片付けもラク。防水加工が施されているものや、折りたたみ式のものなど、機能やデザインも様々な種類があります。
ガレージでのメンテナンスやDIYの作業時も、細かい部品やパーツが散乱するのを防げるので、多用途に使いやすいシートを選ぶのがおすすめ。
スタイリッシュなじょうろや霧吹きは、植物に水を与えるだけでなく、使っていない時もガレージ空間を演出するアイテムとして役立ちます。
じょうろや霧吹きは、植物の種類によって最適な使い分けも必要になるので、グリーン好きにはアイテムの複数チョイスが悩ましいポイント。
例えば、多肉植物には細かい霧状の水を与える霧吹きが適していますが、まずは好みのデザインのじょうろや霧吹きから選んでみるのがおすすめ。
園芸スコップや熊手は、ガレージでの園芸作業に欠かせない基本的な道具。肥料を混ぜ込んだり、落ち葉を集めたりと、様々なシーンで活躍します。
それぞれ単品で揃えるよりも、セットで購入する方が多くの場合は価格が割安です。また、見た目的にもデザインの統一が図れるのでおすすめ。
また、セットによっては、スコップと熊手の両方を収納できるケースやホルダーが付属している場合もあり、整理整頓にも役立ちます。
ガーデニングにおいて剪定バサミは、植物の枝や葉を切り、形を整えたり、不要な部分を取り除いたりするために不可欠な道具です。
剪定バサミが手に合っていないと、作業中に疲れやすくなるだけでなく、怪我の原因にもなりかねないので、手に合った使用感は大切です。
また、太い枝を切る場合は、刃が厚く耐久性の高い剪定バサミを選ぶと良く、細い枝や葉を切る場合は、刃が薄く切れ味の良い剪定バサミが最適。
園芸用グローブは土やトゲなどから手を守り、作業性を高める便利なアイテム。使い心地の良いグローブは、長時間の作業でも疲れにくいです。
フィット感の悪いグローブを使用すると、長時間の作業で手が疲れやすくなるだけでなく、細かい作業がしにくくなり、作業効率も低下します。
手に合ったサイズの他にも、天然ゴムや合成ゴム、革、布などの素材や、防水性や耐薬品性、耐切創性などの機能性なども含めて判断しましょう。
ガレージの限られたスペースを有効活用するなら、ガーデニング用途と愛車の洗車を兼ねたバケツ選びは、非常に賢い選択です。
持ち出しやすさや耐久性に優れたバケツなら、土や水、洗剤など、さまざまな用途に耐えられるため、洗車とガーデニングの兼用に適しています。
ただし、兼用する場合は使用後にしっかりと洗浄することが重要。洗剤や土が残っていると、植物に悪影響を及ぼす可能性があるので要注意です。
日当たりや風通し、湿度といったガレージ特有の環境を考慮し、ライフスタイルに合わせた植物を選ぶことで、メンテナンスの手間を最小限に抑えつつ、最大限の癒し効果を得られます。
観葉植物だけでなく、フェイクグリーンやテラリウム、コケリウムといった多様な選択肢があることもグリーンアイテム選びの魅力。
さらに鉢カバーやガーデニング用品にこだわることも、ガレージライフの雰囲気を高め、自分だけの癒しの空間を創造する楽しいプロセスです。
この記事を参考に、あなただけの理想的なグリーンアイテムを見つけ、バイクガレージを快適で癒される空間に変えてください。
グリーンに囲まれたガレージライフは、バイクのメンテナンスやカスタム作業をより一層楽しい時間に変えてくれるでしょう。
それではまた!
楽しいガレージライフを♪
To Be Continued