「『お父さんばっかり沢山食べて』って、
娘に怒られてしまいましたよ。」
高級なお菓子を買ってきた時の家族のエピソードを笑って話すゆぅさん。
そんな時、私なら息子に
「『お母さんが買ってきたもん』と言っちゃうけどな」
と言うと
「えっー！！それは駄目ですよ。
お金で子どもを支配しようとしていますよ。
子どものうちは、稼ぐことは目的ではないですからね。」
とゆぅさんが言った。
元夫の機嫌を損ねると生活費を渡して貰えなくなる。
だから、言いたいこともグッと我慢して
言えなくなっていた私が過去にいた。
自分がされて嫌だったことを
我が子に対して
同じことをしてしまっていた！！！
子供とは関係性が良いので
「『憎たらしい』って笑って言ってきますよ」と答えた。
「関係性の問題ではなくて、
シホさんの考え方のことを言っているんですよ。」
息子はどんな時も味方でいつも守って来てくれた。
そのおかげで、大変な時も乗り越えて来れた。
でも、
だからこそ
私に対して言えなかった事も
我慢した事も
辛かった事も
悔しかった事も
あったはずだ。
大人になった子どもは言いたい事は言ってくる。
でも、心の奥はどうなんだろう。
ゆぅさんの言葉が無かったら、
自分の都合の良い方に解釈していたままだった。
それを思い知らされた。
あれほど辛かったお金での支配を
私も知らず知らずしていた事。
私は、娘や息子の本当の心の奥を見ていたのかと。
いくら内観する事はいい事だと言っても、
やはり人からの指摘を受けないと気づかない事は沢山ある。
自己否定が大きかったからと言い訳にしていた事も沢山ある。
少しの話で気づきを与えられた。
