家族のことを忘れてしまった母

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メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始

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↑この記事でも書いたけれど

認知症の母は、娘たちのことを覚えていない

 

 

 

私は一緒に住んでいるけれど

誰だか分かっていないようで

 

 

「あなた誰?」

 

と真顔で聞かれることもあるし

 

「ありがとうございます」

 

と敬語で他人行儀に話されたりして

今、私のことヘルパーさんだと思ってるな

と感じるときも沢山ある

 

 

 

 

そんな母が唯一覚えているのが父だ

 

 

「お父さんは?」

 

 

「お父さんいないの?」

 

 

と、つねに父のことを気にしている母

 

 

 

だから私達家族は

 

父のことだけは忘れないでいてほしい

 

と願っているのだけれど

最近それが怪しくなってきた

 

 

 

 

 

今日、私が2階で夕飯を作っていると

ショートから帰ってきたばかりの母がやってきた

 

 

 

最近はほとんど2階にあがってこないので驚いた

 

 

 

「お母さんどうしたのー?」

 

と慌てて駆け寄ると

母は割烹着を後ろ前に着ている

 

 

「下にお父さんいないの?」

 

 

「お父さん?どこにいるの?」

 

 

3日ぶりに家に帰ってきたから混乱しているようだ

 

「お父さん下にいると思うよ」

 

と言いながら、母と1階へ降りていくと

リビングには誰もいなかった

 

 

庭のほうを見ると

父は庭にいた

 

ゴミを拾ったり、郵便物を取ったりしているのだろう

 

 

 

「お父さん庭にいるから、ここに座っていようか」

 

と庭が見渡せるソファに母を座らせると

 

「あれ、お父さん?」

 

と庭にいる父を指差して聞いてきた

 

「そうだよ〜。ここで待ってたら、すぐ戻ってくると思うよ」

 

 

そんな話をしていたら

「どうした〜?」と父が戻ってきた

 

 

この時間、私はいつも2階で夕飯を作っているので

1階にいたのが気になったのだろう

 

 

「お母さんが、お父さんいなくて寂しかったみたい」

 

「おぉ、そうか」

 

「それじゃ、夕飯作らなきゃだから2階戻るね」

 

と言って階段の方へ向かうと

 

 

 

母が慌てて立ち上がり

 

「なんだか怖いから私も行っていい?」

 

と言いながら後をついてきた

 

 

 

えっ!?怖い!?

 

 

 

驚いて母をみると

ほんとに少し怯えた表情をしている

 

もしかして父のこと忘れちゃって

知らない男性が庭から入ってきたと思ってる!?

 

 

 

それは私のほうが怖い!!

 

 

 

そう思いながら

 

「お父さんが一緒にいてくれるから大丈夫だよ」

 

と言って母にリビングに戻ってもらった

 

 

 

 

 

 

母が父のことを忘れてしまったら

覚えられている人がこの世からいなくなってしまう

 

 

 

そうなると母は死ぬまで知らない人に囲まれて暮らすことになる

 

 

 

それは想像しただけでも恐ろしい

 

 

 

 

人間って、気心のしれた人と一緒に過ごしている時間が

もっともリラックスできて、幸福な時間だと思う

 

 

心が疲れているなぁと感じるとき

大好きな人達と一緒に過ごすだけでも

元気がもらえたりする

 

 

そんな「親しい人」や「好きな人」「知っている人」が

この世に一人もいなかったら

 

 

 

もし自分の目に入ってくる人すべてが知らない人で

見たこともない人だったら

 

 

 

つねに緊張し、警戒し、戸惑うだろう

 

 

 

 

母はそんな世界に足を踏み入れようとしている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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