★ご訪問ありがとうございます★
メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始

沢山の「いいね」や「フォロー」ありがとうございます!励みになります!

 

 

父が午後から仕事の日

 

 

お昼ご飯と食べ終わると父は仕事の支度を始める

 

 

 

私と母は食後にお茶を飲みながら

リビングでくつろいでいる中

父は洗面所に行き歯を磨き始めた

 

 

 

 

「おとうさんは?」

 

 

 

父の姿が見えなくなって

途端に表情が暗くなる母

 

 

 

「お父さん、午後からお仕事だから支度しているよ」と伝えると

 

 

「仕事なのね・・・・」とますます表情が陰る

 

 

 

「ここで私は寝るから大丈夫よね・・・」と

母は自分に言い聞かせるようにつぶやく

 

 

母は父がいなくなり一人きりになるのが不安なようだ

 

 

 

「お母さん、私いるから大丈夫だよ!」

と、少しでも安心してもらおうと言うと

 

 

 

「そうなのね、ありがとうね〜」

と一瞬、表情が明るくなる母だけれど

5分後にはまた

「おとうさんは?」と不安そうに聞いてくる

 

 

 

 

認知症の母にとって

今、唯一安心できる場所が父の隣のようだ

 

 

 

 

 

そんな母の姿をみていると

息子たちの生後半年だった頃を思い出す

 

 

 

ハイハイを始めた頃の息子たちは

後追いがはじまり、私の姿が見えなくなるたび号泣していた時期

 

 

その頃の息子たちの姿と今の母の姿が重なる

 

 

 

今の母は生まれたての赤ちゃんのように

この世は謎に満ちていて

恐怖の塊なのかもしれない

 

 

でも、根本的に違うのは

赤ちゃんは、すごい勢いで成長し

自分の世界を広げていき

 

認知症の母は

少しずつ記憶を失い世界が狭まっていくのだ

 

 

 

 

 

 

 

人気ブログランキング

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

 

フォローしてね…

 

 

↓母の徘徊がはじまったときの記事

1.我が家の行方不明事件 ★アメトピ掲載

2.「徘徊」の定義

3.怒りの感情に支配された母

4.疲労がたまっていく介護

5.「徘徊」のその後

 

PVアクセスランキング にほんブログ村