昨日の米ドル円が約6円急落する動きは、為替介入という味方が強まっています。
おおよそ5兆円規模と予想されていて、本日19:00に発表された「あすの当座預金残高の見通しにおける財政等要因」の増減がマイナス7兆5600億円となったそうです。
短資会社の見立てではマイナス2兆円と予想されていた為、それを5兆円ほど上回るマイナスだった様です。
為替介入の可能性が高まる記事紹介
29日の外国為替市場で円相場は1日で6円近く円高方向に進み、政府・日銀が為替介入の事実を明らかにしない「覆面介入」が行われたとの見方が広がっていますが、仮に介入が行われていた場合、5兆円規模であると推計できることがわかりました。 きょう午後7時すぎに公表された日銀の資料によりますと、あすの当座預金残高の見通しにおける「財政等要因」の増減がマイナス7兆5600億円となり、短資会社が予想していたおよそマイナス2兆円を大幅に下回りました。 日銀の見通しと市場予想の差額である、およそ5兆円が円買い介入の規模と推測されます。 政府・日銀は2022年9月22日に2兆8000億円、10月21日に5兆6000億円、24日に7000億円の円買い・ドル売りの介入を行っています。 けさ財務省の神田財務官は「介入の有無については申し上げない」とした上で、今月26日から来月29日の月次の介入実績については、5月末に公表するとしています。
記事:Yahooニュースより
米ドル円15分足チャート
昨日の深夜から157円に何度も迫りますが、介入警戒感からブレイクすることなく細かいレンジとなっています。
160円から大きく下げた後の戻りで157円前半まで到達したところを叩き落されています。
同じ水準まで上昇すると再度介入が入る可能性もあるので、この水準で留まっていると考えられます。
明日の27:00から米FOMC政策金利、27:30からパウエルFRB議長会見も控えているのも小動きの要因となっている様です。
週末は、4月米雇用統計もあり忙しい1週間になりそうです。