期間工を満了したらどうするのか

 皆さん、こんにちは。


今回は期間工を3年満了した後、どのような選択肢があるのか、また私自身が期間工を退職後、どうするつもりなのかについて書いてみたいと思います。





期間工とは?



期間工とは、短期間の雇用契約で働くことを指します。一般的には、自動車や電気製品、機械などの製造現場での作業が多く、定員補充や生産ラインの増強にあたっての目的で雇用されます。
最短で3ヶ月〜最長3年間の契約期間があります。期間工の特徴として、契約満了金や家賃光熱費無料などの福利厚生があることがあります。




契約が終わるとどうなるのか



期間工の契約は3ヶ月〜6ヶ月毎に契約期間満了となります。
勤務態度に問題がなければ会社側から契約更新の打診がある為、会社と従業員双方の合意によって契約更新をする事になります。
契約更新を繰り返していくと最大で3年間働く事が可能になります。

3ヶ月〜6ヶ月毎にくる契約更新をしなければ契約満了となり退職する事になります。

会社の寮に住んでいる場合は退職日から数日以内に退寮しなければなりません。



失業保険について



期間工は雇用保険に加入しているので退職後は失業保険の受給が可能です。契約満了での退職は会社都合の退職と同じ扱いとなるので7日間の待機期間だけとなり、受給制限なしでお金が貰えるので、給料が途切れた後にも安心して生活をすることができます。

失業保険の受給には、最低限の条件があります。まず、離職日から遡って2年間に被保険者期間が12カ月以上ある必要があります。
つまり期間工として働いていた期間が1年以上であることが必要となります。
(別の会社で働いていた期間も失業保険に加入していれば、通算してカウントされます。)
さらに求職中であることも条件となります。

失業保険の受給期間は、基本的に90日間です。受給額は、基本給与の60%程度が支給されます。ただし、支給される期間や受給額は、本人の勤務状況や家族構成などによって異なる場合があります。

退職後1週間程で会社から離職票が送られてくるので、すぐに失業保険の申請手続きを行うことが大切です。手続きは、ハローワークを通じて行われます。失業保険の受給には、いくつかの書類を用意する必要がありますので、事前に確認しておくことが望ましいです。

失業保険は、生活費の一助となるだけでなく、転職活動に必要な出費にも使うことができます。期間工は、雇用が不安定であるため、失業保険の制度を知っておくことが重要です。




住居をどうするのか



期間工は退職日から数日以内に寮を出なければならない為、住居をどうするのかという問題に直面します。



1.実家に一時的に帰省する

実家に帰ることが可能な方であれば、お金や住居の心配をせずに失業保険を貰いながら無職期間を満喫したり次の仕事探しに集中する事ができます。



2.退職前に賃貸を契約しておく

訳あって実家に帰省できない場合、退職前に自分で住居を確保しておく必要があります。仕事は失業保険を貰いながら探す事ができ時間的な猶予がありますが、住居はあらかじめ用意しておかないと退職後に路頭に迷う事になってしまいます。



3.マンスリーマンション等を一時的に利用する

次も期間工の仕事や寮付きの仕事を検討している場合マンスリーマンションやレオパレスの短期プラン等で一時的な住居を確保する事も選択肢のひとつです。


退職後の選択肢



退職後について以下にいくつかの選択肢を挙げてみました。

1.正社員の職を探す 

年齢によっては正社員雇用のチャンスがあります。正社員として採用されることで、長期的な雇用・安定した収入の見込みがあります。会社によっては年収や福利厚生も、期間工よりも充実していることがあるため、キャリアアップを目指すのであれば、正社員への転職を検討してみると良いでしょう。

2.次の期間工先を探す

次の期間工先を探すのもひとつの選択肢です。その場合、現在の期間工先と同じ業種であれば、期間工としてのスキルや経験が活かせます。また、正社員登用に積極的な企業に期間工として入社し正社員登用を目指す事も可能です。

3.資格や専門スキルを身につける

期間工として働く中で、自分に向いている仕事や興味を持った分野がある場合、その分野への進路を考えてみるのも良いでしょう。そのために必要な資格やスキルを身につけることで、就職の幅が広がります。

4.独立・起業する

経験やスキルを活かして、独立・起業を考えるのもひとつの選択肢です。自分自身でビジネスをすることで、自分の時間や活動内容を自由に決めることができます。また、今まで培ってきたノウハウや人脈を生かして、成功することができるかもしれません。

5.FIREする

期間工として働いて得た貯蓄がある場合、高配当株やREIT等の不労所得を生む投資先で資産運用する事で、働く事なく自由な生活をする事も可能になります。そのための必要資金は生活水準によって異なりますが、一般的に3000万円以上は必要と言われています。



私自身はどうするのか




私は期間工として働く前は中小の工場で正社員をしていたのですが、休みが少なく給料は安いという環境で働いていた経験がある為、中小企業で名ばかりの正社員をやるくらいなら割り切って期間工をしたほうが合理的と考えています。

FIREを目指して期間工をやっているのですが、まだまだ資金的に足りてない状況にあります。
そこで現在の職場で契約満了後も他の会社で期間工として働き目標金額を目指して、もう3年期間工をやるつもりです。

在職中に次の期間工に応募し、間を空けずに働く事を希望していますが難しい場合はレオパレスの短期プランを一時的に利用したり、家賃の安いアパートを契約し失業保険を受給する事も検討しています。




おわりに




以上、期間工を満了した後の選択肢についてご紹介しました。
今後も役立つ情報をお届けできるよう、引き続きブログ更新に努めてまいります。ありがとうございました。










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