岐阜県羽島市にある「竹鼻別院」は、藤の花の名所です。
樹齢300年以上とされる藤が美しく咲き誇り、多くの観光客を魅了する人気スポットです。

特に注目されるのは、毎年4月中旬に開催される「美濃竹鼻ふじまつり」。
この祭りでは、藤の花が幻想的にライトアップされるほか、お抹茶を楽しめる茶席コーナーや露店、スタンプラリーなどの催しも充実しており、訪れる人々を楽しませます。
今年(2025年)は4月12日(土)からふじまつりが開催。あの人気作品『鬼滅の刃』にも登場する藤の花の美しさを、ぜひ実際に体感しに行きませんか?
この記事では、現地で撮影した写真とともに、竹鼻別院の藤の見どころをたっぷりとご紹介します!

休日は気ままに岐阜県内を散策!
岐阜散策ブロガー・ぐり子がお伝えしていきます。
・竹鼻別院の基本情報
・竹鼻別院までのアクセスや駐車場情報
・藤の花の見頃時期
・春のイベント・美濃竹鼻ふじまつりについて
最終更新日:2025年3月14日
岐阜の藤の名所・竹鼻別院とは?

「竹鼻別院(たけはなべついん)」は、岐阜県羽島市竹鼻町にあるお寺です。
創建は西暦1235年(鎌倉時代中期)とされ、数度の移転を経て1760年(江戸時代)に現在の場所に建てられました。
境内には、樹齢300年以上と言われる藤の巨木「竹鼻別院のフジ」があります。
藤の規模はやや小さめですが、藤棚の下を歩きながらゆったりと鑑賞を楽しむことができます。
4月中旬には「美濃竹鼻ふじまつり」という春のイベントが開催され、毎年たくさんの人がこの藤の花を見に訪れます。


藤の花は4月中旬頃から見ることが出来る花です。
桜シーズンが終わった頃に開花し始めるので、春の散策にぴったりですよ♪
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竹鼻別院境内を散策〜藤の花が見せる美しい世界
※掲載写真は、2023年4月中旬に撮影したものです。

大きな山門をくぐるとすぐ左手に今回のお目当てである「藤の木」が現れます。
1本の藤の木から広がる藤棚はとても素晴らしく、見るものを魅了します。

竹鼻別院にある藤の木は「野田藤」という品種の樹齢300年以上の古木で、市内では唯一の県指定天然記念物です。古くより「竹鼻別院のフジ」として親しまれ、多くの文人墨客(詩文を書く人と画を描く人のこと)が訪れてきました。

見ると分かるのですが、竹鼻別院の藤の花房はとても大きく長いです。
低い枝に咲いているものは手を伸ばすと触れられる距離にあります。

花の蜜を吸いに来たクマバチとの共演写真も何枚か撮れました。

境内には藤の花のほかにも、色鮮やかなツツジやハナミズキも咲いていました。


ツツジやハナミズキも春の時期にしか見られない花なので、藤の花と一緒に鑑賞を楽しんでみましょう。
藤の花の見頃は、4月中旬から5月上旬頃

竹鼻別院の藤の花は、例年4月中旬から5月上旬が見頃です。
桜が散り、暖かさを感じる頃に咲き始めますが、見頃のピークは約1〜2週間と短めです。
そのため、美しい藤の花を楽しむには早めの訪問がおすすめです。
「美濃竹鼻ふじまつり」2025年度も開催!

ここでは、竹鼻別院のイベント情報をご紹介します!

毎年恒例の「美濃竹鼻ふじまつり」が、今年は4月12日(土) から 29日(火祝) まで開催されます。
まつり期間中は、境内にキッチンカーなどの出店や、お抹茶がいただける茶席、周辺の観光地を巡るスタンプラリーなどが行われ、大変賑わいます。
また、夜には藤のライトアップが行われ、昼とは違った幻想的な雰囲気の藤棚を見ることができます。
前年度の様子




昨年にスタンプラリーに参加しましたが、街中に鎮座する大仏や、県の重要文化財に指定されている絵天井があるお寺など、竹鼻の歴史や文化に触れられてとても楽しかったですよ♪
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開催場所:竹鼻別院境内、御坊瀬戸広場
開催期間:令和7年4月12日(土)〜4月29日(火祝)
開催時間:10:00〜16:00
ライトアップ時間:18:30〜21:00 (4/29まで)
>> 第34回美濃竹鼻ふじまつり(公式サイトへ)
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竹鼻別院の場所とアクセス
基本情報
所在地 | 〒501-6241 岐阜県羽島市竹鼻町2802 |
電話番号 | 058-392-2379 |
駐車場 | あり(ふじまつり開催中は臨時駐車場が開放) |
営業時間 | 24時間 |
トイレ | あり |
公式サイト | 竹鼻別院(外部リンク) |
アクセス
名神高速道路「羽島IC」より約10分
名鉄「羽島市役所前駅」または「竹鼻駅」下車、徒歩約3分
トイレ

トイレは、境内に男性用トイレが1つと、竹鼻別院を出てすぐ左に歩いた先にある観光施設「ぐるっと羽島(はしま観光交流センター)」で利用することができます。

美濃竹鼻ふじまつり期間中の駐車場
会場案内図

美濃竹鼻ふじまつり期間中の駐車場は、
①竹鼻別院南側駐車場
②不二羽島文化センター第5駐車場(臨時)
③不二羽島文化センター第7駐車場(臨時)
の3ヵ所があり、いずれも無料で利用することができます。
特におすすめなのが、臨時駐車場に指定されている「不二羽島文化センター第5・第7駐車場」です。
駐車場の場所と利用方法については、以下の通りです。
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不二羽島文化センター駐車場〜竹鼻別院までの道案内
不二羽島文化センター駐車場の場所

不二羽島文化センターは、羽島市の文化施設です。臨時駐車場に指定されている第5駐車場は約65台、第7駐車場は約119台の駐車が可能です。
まつり期間中、駐車場周辺には道案内の立て看板がいくつか出ているものの、正直場所が少し分かりにくいです。それぞれの駐車場と、駐車場から竹鼻別院までの道のりを実際に現地へ足を運び写真を撮ってきましたので、ぜひ参考にしてください。
第5駐車場までの道案内



第7駐車場までの道案内


臨時駐車場から竹鼻別院までの道案内





円空を探してみよう


竹鼻別院までの道路沿いには、木製の仏像・円空(えんくう)が立ち並ぶ『円空ロード』があります。
ひとつひとつ姿形や表情が異なりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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おわりに

今回は、羽島市の藤の名所「竹鼻別院」をご紹介しました!
記事をまとめると、
・竹鼻別院の藤は、岐阜県羽島市竹鼻町にある樹齢300年の古木
・県指定天然記念物に登録されている由緒ある藤の木
・藤の見頃時期は、4月中旬から5月上旬頃
・見頃時期には「美濃竹鼻ふじまつり」が開催。さまざまなイベントが行われる。
竹鼻別院の美しい藤の花は、この季節だけの特別な景色です。見頃のピークは短いので、ぜひ早めに足を運んでみてください。優雅に咲き乱れる淡い紫色の花々と、幻想的なライトアップに心癒されること間違いなしです。
また、今年の「美濃竹鼻ふじまつり」も見逃せません!この記事を参考に、ぜひ素敵な春のひとときを楽しんでくださいね。
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