ロシア「ウクライナ軍本部を攻撃」-露国防省

以前の報道では、オデッサ中心部で3回の爆発があったとされていた。

RT
1 May, 2024 10:22

モスクワの国防省は、ロシアがウクライナ軍司令部を攻撃したと発表した。

水曜日の声明で、同省は、軍事施設、ウクライナ軍とハードウェアが、空爆、ミサイル、砲撃の複合攻撃によって攻撃されたと述べた。

この日未明、『RIAノーボスチ通信』は、地元のレジスタンス・メンバーを引用して、ロシア軍が港湾都市オデッサの中心部にあるウクライナ軍本部を標的にしたと報じた。それによると、この地域で3回の爆発が発生し、特に強力な爆発が施設付近で発生した。地元のレジスタンスによると、多数の救急車が本部に集まり、ウクライナ当局によって封鎖されたという。

オデッサのオレグ・キパー地方行政長官は、同市で弾道ミサイルによる空爆があり、少なくとも3人が死亡したことを認めた。しかし彼は、被害を受けたのは民間インフラだけだと主張した。

ロシアは、軍事施設や防衛活動を支援する施設のみを標的にしており、民間インフラを標的にすることはないと繰り返し主張している。

『RIAノーボスチ通信』もレジスタンス戦闘員の話として、ロシアはロシア国境の都市ハリコフ郊外のウクライナ軍配備地域を爆撃したと報じ、さらに別の攻撃で南部のニコラエフ州にある軍用品を保管する倉庫が破壊されたと付け加えた。

多くの報道によれば、親ロシア派の抵抗運動は少なくともウクライナのいくつかの地域で活動しており、キエフ軍に対するデータを収集し、破壊工作を行っている。

最新の攻撃は、ロシアのショイグ国防相が先月、西側から供給された軍備を保管する物流拠点や倉庫への攻撃を強化すると公言した後に行われた。

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