オリジナル縦読み漫画(webtoon)に挑戦してみた

縦読み漫画とは…スマホ向け縦スクロールに特化した漫画のこと。

今回、Amazonさんが縦読みマンガ大賞を開催されていたのをきっかけに、食わず嫌いは良くないと思い自分なりに描いてみましたというまとめです。いちおくえんほしい!(本音)

本音はさておき、石油王の目について非課税で10億円くれるかもしれないし、挑戦しない手はなかろう!と思い立ち3月あたりから悶々と着手しておりましたが、創作って難しいね…。

目次

プロット(物語)をつくる

オリジナル漫画を描くのがあまりに久しぶりすぎて物語の作り方を再勉強…参考にさせていただいた書籍と動画を共有しておきます。

save the catの法則(書籍)…映画の脚本の作り方なので、漫画として落とし込むには長くなってしまいますが、基本的なテクニックや演出方法は読んでいてものすごくためになります。
感情カードを使ったクライマックス訓練法(動画)…「伝えたいテーマが決まっているタイプ」と「尊い/萌えを描きたいタイプ」の2通りがあり、後者の場合は特にクライマックスが決めづらいことがある。そのタイプの方は感情を軸に考えると作りやすいという話です。確かに感情複数重ねるとエモですよね…。
佐渡島チャンネル(動画)…#コルクラボマンガ専科の公開授業では32pの漫画の中で、どのような配分で「起承転結」を収めるのか……というのをわかりやすく教えてくれています。

「テーマとは何か」

すでに変わってます。

ネームを作る

1話ネーム

漫画の作業の中で一番テンションが上がる工程だ~!
とはいえ今回は縦読みなので縦読み用に……本来ならば最初から考えるべきだろうと思ったのです、が。界隈を見ていても最終的に横読み漫画に編集されているようなので、ならば初めから横読み漫画を軸にネームを切った方がよいのではと…。(とはいえやはり縦読みナイズされてしまう部分は否めない) 
※また後日、縦読み漫画→横読み漫画に編集、横読み漫画→縦読み漫画に編集する作業もしてみたいと思います。

縦読みでは1話あたり60-80コマが基本、横読み12-16ページの換算。(1ページ5コマとして)
現在公開させてもらっている漫画が1話あたり4ページ20コマ程度で短く区切ってます。賞の応募要項すれすれをいくやつ。締め切りに間に合うことが大事。

バトルシーンについてはもう少し動きがわかりやすいようにしていきたいですね……

コマとコマの間について

「コマとコマの空間を開ける」というのが縦読み漫画のセオリーなのかな?と思ったのですが、なるべく少ない動き(スクロール)で情報を置きたい思いから、決めコマ部分以外は空間を開けないようにしています。
また「縦読みは絵本みたい」との意見を見て、オノマトペや文字は少なくしたりしてみたり。

没案

作画~色塗り

←1話 2話→

着色する想定で描き込みほどほどに…ということを2話目から意識したため、1話と色塗りが…違う!笑

あまり時間かけずに綺麗かつ光を感じられるように塗りたかったんですが、バトル部分とかどうしても白いな……(とはいえ変な色を置くのも…)という今後の課題………色塗りのおともは安定の吉田誠治先生の『TIPS!』。いつも助かってます。(吉田先生の動画配信を見ながら作業をすると捗る気がしています。)

色の彩度について

「カラー漫画を読むと目がちかちかする」というフォロワーの意見を見たため彩度は低めにしてみました。フォロワーさんいつもありがとな。

まとめ

 今回は漫画大賞があったことと、「縦読みも描けるよ」アピールもかねて投稿してみましたが、そろそろ横読み漫画が描きたい…。ということで、横読み漫画→縦読み変換してみるターンに入ってみたいと思います。ひとまず賞の締め切りが5/6までなのと、1話20コマ以上3話以上で規約はクリアできているかな…?!ということで、道草食いながら続きは発表していければなという次第です。

描いた漫画はこちらで読めますので、お時間あるときにどうぞ!

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