IXAを前向きに楽しむ

戦国IXA1-8鯖、課金は位階+α、IXAについての雑感をぼちぼち綴ります。

【番外編】福井と金沢へ行ってきたこと

連休満喫してますか?マエムキです。

GWは暦+αでお休みが取れたので、福井と金沢へ行ってきました。今回は番外編という事でIXAの話題はありませんが、戦国繋がりのスポットをご紹介します。

福井編

本日の主役その1。言わずと知れた家康さんの次男。勇将のイメージが強いんですが、実戦は初陣である九州征伐での諸戦闘のみなのは意外でした。朝鮮にも渡海せず、関ヶ原も宇都宮に残り関東および景勝さんへの抑えの役目、大坂の陣の時にはすでに亡くなっていました。それでも家康さんや秀忠さんの彼への処遇、謙虚さや威厳を伝えるエピソードなどで将器の大きさが伺い知れます。

福井城

関ヶ原の戦功第一として北ノ庄68万石に加増移封された後に築城。縄張りは家康さんが行ったとも。勝家さん時代の北ノ庄城とは位置が少し変わっています(詳細は不明)。現在は本丸の石垣とお濠を見る事が出来ます。大名を動員する手伝普請で建てられただけのことはあって、これだけでも十分に見ごたえはあります。

夜の様子。現在ライトアップされています。

福井地震で崩壊した天守台近くの石垣。福井市は空襲(1945年)、福井地震(1948年)と短期間に2度も壊滅的なダメージを受けました。

本丸跡は現在福井県庁と福井県警が入っていますが、部分的に遺構が保存されており、見学が可能です。

福井市立郷土歴史博物館

お城から徒歩5分ほどのところにある博物館。常設展では古代から近代にいたるまでの福井市の歴史を学ぶ事が出来ます。今回訪問の目的は、秀康さん生誕450年を記念して開催されている特別展です。

www.history.museum.city.fukui.fukui.jp

目玉は何といっても飛雲脇立付の兜(2188秀康さんがかぶっているやつ)と、石田政宗(10031三成さん初期スキル名の由来になっている刀。家康さんに保護された三成さんを瀬田まで護衛した秀康さんに贈られたものです)。

刀剣乱舞とコラボ。臨時ミュージアムショップでは関連グッズが多種販売されていました。IXAも頑張れ。

やはり石田政宗目当ての方が多いようで、例の単眼鏡を持参した人が次から次へやって来て、熱心に鑑賞しているのが印象的でした。女性の二人組が多かったこともあり、ライブ会場でオペラグラスを持ったアイドル好きの人たちの姿と重なって見えました。

その他にも小山評定時に家康さんから送られた采配や秀康さんの愛刀など、なかなか見ごたえのある内容でした。また展示品の解説が秀康さんを上げに上げまくっているところも、郷土愛がひしひしと感じられ思わずニヤニヤしてしまいました。

博物館の裏手にある養浩館庭園(殿様の別邸。写真撮り忘れた)とのセットがおススメです。

金沢編

本日の主役その2。加賀藩主前田家の祖。こちらは生涯38度の合戦に臨んだといわれる歴戦の勇将。通称「槍の又三」。数ある勇猛さを物語るエピソードの中でも私のお気に入りは「春日井堤の戦い」。ん?賤ケ岳の戦い?ナンデスカソレハ?

金沢城

加賀一向一揆の本拠地であった尾山御坊跡地に佐久間盛政さんが築城。例のアレの後、利さんの城となり、高山右近さんを招き大改修、その後も改修を重ね今の縄張りに。ちなみに城内にあるもっとも古い建物は石川門(1788年再建)です。意外でしょ?実は石川県は日本で一番雷が多い地域なんです。落雷して燃えちゃうんですよねー。

石川門の内側。いわゆる虎口です。美しい切り込みハギが特徴。鉄砲狭間が物々しいですね。

辰巳櫓跡。この石垣の頂上部分に櫓があったそうです。四層に重なった石垣が素敵。

二の丸と本丸の間にある内堀。

令和2年に再建が完了した鼠多門橋から本丸方面の眺め。柵の奥に見える茶色の屋根は玉泉院丸にある休憩所です。

金沢城址公園の開園時間は午前7時からとなっていますが、実は早朝開園という制度があります。

好きなアングルで写真も撮り放題。早起きは三文の得。朝食前の散歩におススメです。

石川県立美術館

兼六園とは道路1本挟んだ位置にあります。世界的にも有名になった二十一世紀美術館の影に隠れて、すっかり地味な存在になってしまった同所。今回訪問した目的はこちらです。

www.ishibi.pref.ishikawa.jp

大典太光代、富田江、前田藤四郎が一度に見られるということで行かない手はありません。

こっちも刀剣乱舞とコラボ中。ちなみに向かって左から大典太光代、前田藤四郎、富田江。マジでIXAも頑張れ。

大きな展示室に三振りの刀だけが展示。さすが国宝、VIP級の扱われ方です。このパネルの前で記念撮影をしてから展示室に吸い込まれていく多くの審神者(「さにわ」。刀剣乱舞のプレイヤーのことで、IXAで言うところの城主です)の皆さんをお見掛けしました。お隣の展示室の企画も見ごたえのある内容で、常設展示とは思えない満足度でした。

www.ishibi.pref.ishikawa.jp

今回は時間の関係で訪問できませんでしたが、ここ周辺には加賀本田博物館(加賀藩重臣、本多家に伝わる名品が展示されています。本多正信さんの次男、政重さんが初代)、成巽閣(おまつさんから始まる加賀前田家の奥方にまつわる名品が展示されています。建物自体も見ものです)、国立工芸館(コレクション対象が近代以降と時代は異なりますが、見ごたえがあります)など博物館、美術館がぎゅっと集約されています。二十一世紀美術館からも歩いて5分程度のところにありますので、ぜひ訪ねてみてください。

加賀本多博物館

金沢 加賀前田家の奥方御殿 成巽閣

国立工芸館

まとめ

まずお天気に恵まれたことが一番。北陸で3日間連続で一滴も雨に降られなかったのは奇跡です。さらに北陸応援割第一期の対象期間直後ということもあって、どこも程よい混雑具合で快適に過ごす事が出来ました。

福井駅周辺は北陸新幹線延伸に合わせた整備が進み、以前のように食事に苦労することがなくなりました。駅前に新しくオープンしたビルのお店でも、味、量とも十分に満足が行くレベルのランチを頂く事が出来ました。ホテルも駅前のマリオットの開業、各ホテルの改装と、観光目的での宿泊にも対応できる取組が続いています。

京都に近く、北陸道の入口でもある福井県には県内各地に見学可能なお城、城址がたくさんあります。次回訪問時は是非一乗谷に行ってみたいと思っています。

ichijo-dani.com

金沢は2月に被災地派遣で10日ほど滞在して以来の訪問でした。駅周辺に滞在する同業者たち以外、ほとんど来訪者を見かけなかった街中も以前の賑わいを取り戻しつつあるようです。ただ能登の復興は幹線道路の復旧は終わりつつありますが、インフラ、生活再建とも枝葉まではまだまだ行きわたらず、先の見通しがきかない状態だそうです。

そのような状況の中、駅の構内や、近江町市場などで能登の事業者さんの出張店舗が開かれたりもしています。また金沢は以前からこの地方の消費の集約地でもあります。能登へ観光で訪問できるのはまだ先になりそうですが、金沢でモノ・サービスの消費をすることは、能登の人たちへお金が回ることにも繋がります。今後とも何卒ご支援をお願いします。

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