「TSON FUNDING(ティーソンファンディング)で利益が出たら、確定申告は必要なの？」「確定申告ってどうすればいい？」と疑問に感じている人もいるかと思います。
本記事では、TSON FUNDING(ティーソンファンディング)で確定申告が必要なケースと確定申告のやり方について解説します。
TSON FUNDING(ティーソンファンディング)については下記の記事にまとめているので、あわせてご覧ください。
» TSON FUNDING(ティーソンファンディング)の評判は良い？悪い？｜基本情報から口コミ・メリット・デメリットなども解説
TSON FUNDING(ティーソンファンディング)で確定申告が必要なケース
TSON FUNDING(ティーソンファンディング)では、匿名組合型と任意組合型で確定申告をおこなう基準が異なります。
それぞれについて解説します。
匿名組合型の場合
匿名組合型の場合、分配金は「雑所得」の区分による総合課税の対象となり、原則として確定申告が必要です。
ただし、給与の年間収入額が2000万円以下かつ、給与所得を１ヵ所から受けていて、給与所得・退職所得以外の所得の合計が20万円以下の人は、確定申告が不要な場合があります。
確定申告について、不明な点は所轄の税務署や税理士に相談しましょう。
任意組合型の場合
任意組合型の場合、分配金は対象不動産の譲渡に関する金額は「譲渡所得」に、それ以外の金額は「不動産所得」に該当し、原則として確定申告が必要です。
確定申告について、不明な点は所轄の税務署や税理士に相談しましょう。
確定申告に必要な書類
確定申告を実際におこなう際は、下記の書類を準備する必要があります。
- 支払調書
- 源泉徴収票
それぞれについて解説します。
支払調書
不動産クラウドファンディングの事業者が投資家に対して分配金を支払う際には、源泉徴収によってあらかじめ所得税を税務署に納めるという決まりがあります。
各投資家に対して、年間で支払った分配金や源泉徴収税額を集計した書類が支払調書です。
分配金を受け取った投資家は、1月中旬〜下旬にTSON FUNDING(ティーソンファンディング)のマイページから支払調書をダウンロードできます。
「支払調書」は確定申告の際に税務署に提出しましょう。
源泉徴収票
会社員や給与が支給される仕事についている場合には、所得証明として会社から源泉徴収票が出されます。
「源泉徴収票」は確定申告の際に税務署に提出しましょう。
TSON FUNDING(ティーソンファンディング)の確定申告のやり方
TSON FUNDING(ティーソンファンディング)の分配金を受け取ってから確定申告するまでの流れを解説します。
所得額を確認
まずは確定申告が必要かどうか所得額を確認します。
具体的には雑所得が合計20万円以上であるか、または課税所得金額が694万円以下であるのかを確認しましょう。
TSON FUNDING(ティーソンファンディング)で得られる分配金に関しては、支払調書で確認できます。
支払調書はTSON FUNDING(ティーソンファンディング)のマイページからダウンロードできます。
必要書類を準備
所得額を確認した結果、確定申告が必要な場合は必要書類を準備します。
確定申告に必要な書類は、上記で解説した支払調書・源泉徴収票の他にもマイナンバーカードや身分証明書などの本人確認書類も必須です。
確定申告書を作成
必要書類が準備できたら、確定申告書を作成しましょう。
確定申告書は税務署や国税庁のホームページから手に入ります。
国税庁のホームページには「確定申告書等作成コーナー」があり、画面の案内に従って入力をするだけで確定申告書を作成できます。
税務署へ提出
確定申告の期間は原則として、その年の翌年2月16日～3月15日です。
確定申告書の提出方法には、以下の方法があります。
- 税務署または確定申告会場の窓口に持参する
- 郵送
- e-tax（電子申請）
窓口への持参であれば最低限のチェックを受けられるので、確定申告書の作成に不安がある人は税務署または確定申告会場にて提出しましょう。
納税・還付される
確定申告書が提出できれば、後日納税・還付されます。
源泉徴収の額が少なかった場合には納税が課せられ、反対に多かった場合には払い過ぎた分が還付金として戻ってきます。
まとめ
TSON FUNDING(ティーソンファンディング)では、匿名組合型と任意組合型で確定申告をおこなう基準が異なります。
確定申告について、不明な点は所轄の税務署や税理士に相談しましょう。
TSON FUNDING(ティーソンファンディング)については下記の記事にまとめているので、あわせてご覧ください。
» TSON FUNDING(ティーソンファンディング)の評判は良い？悪い？｜基本情報から口コミ・メリット・デメリットなども解説
