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壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:「3月の訪日客数308万人」の是非

2024年04月28日 10時24分52秒 | 社会全般
3月の訪日外国人が、初めての300万人突破したとの事である。先日、航空会社の増便の話しでも問題点を指摘したが、この訪日外国人の多さは多くの国民にとっては災難であり、利益を得られるのはごく僅かの業界に従事する人達のみである。

観光地では外国人観光客が押し寄せ、普通の生活に支障をきたす様になってきており、昨今はオーバーツーリズムと云われている。これは京都などの一部の有名は観光地のみでの弊害ではなく、その他の多くの観光地でも起こっている災害である。京都などの有名な観光地では外国人が多すぎ、日本人が行き難くなっている。日本人が日本を観光出来なくなる程の外国人は、受入れたくはない。

京都以外の大都市ではまだキャパがあるので、弊害は京都程は大きくはない様である。例えば東京では、生活に支障がきたす程の観光客が来ているとは聞かないか、ホテル代は数年前の倍以上の金額になっており、出張で東京に来る人にとっては、宿探しが大変難しくなっている。また大阪の心斎橋辺りでは、外国人が押し寄せていると聞く。

中堅以下の都市や町(または村)の観光地では、外国人観光客が押し寄せ、大変困った状況にある。その顕著な例で有名なのが、岐阜の白川郷であろう。そしてこられの観光地では、宿の手配が大変難しくなっている所が多い。

政府や役人が考える必要がある事は、訪日外国人の適量を考える事である。感覚的には、月150~200万人以内、年間では2000万人以内が限界であろう。この数値を基準に、飛行機の国際線の本数を認可する事が重要である。そうする事で、日本人も外国人も楽しめる”ニッポン”を維持し、観光地としての質を高めていきたいモノである。
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