陶器の街 Stoke-on-Trento(ストーク・オン・トレント)& David Austin の ローズガーデン 2024 夏
約1年前から、計画していた「David Austin の ローズガーデン」と「陶器の街 Stoke-on-Trento」を訪れる小旅行。7月の中旬に決行しました。
ローズガーデンに行って、来年以降のガーデニングのことをあれこれ考えたかったのと、せっかくそこまで行くなら、以前から気になっていた陶器の街へも、ちょっと足を延ばして行っちゃおうというプランです。
どう考えても、子供には楽しくなさそうな行き先なので、子供がスカウトのキャンプで不在になる日を選んで、夫と二人、2泊3日の小旅行です。
大人だけだと、泊まる場所とか食べる物とかあんまり考えずに適当で良いし、予定変更も気軽にできるので、とっても楽チン気ままな旅です。
Stoke-on-Trent
陶器の街で、気に入った食器をお安く買えたらいいなぁと思い訪れました。
食器は好きだけど全く詳しくないので、事前に軽く下調べして、Burleigh(バーレイ)、Emma Bridgewater(エマ・ブリッジウォーター)、Wedgwood(ウェッジウッド)、Portmerion(ポートメリオン)あたりに行こうと計画。できたら陶器ミュージアムも行ってみたいな。
我が家から、Stoke -on-Trent までは、車で3時間弱。お昼すぎに到着予定で出発し、Stoke-on-Trent には、日曜の午後から月曜日のお昼くらいまでの滞在予定です。
Burleigh(バーレイ)
ショップの定休日が月曜日なので、お買い物のチャンスは初日だけ。ということで、最初に訪れました。(ファクトリー自体は、月曜日も空いているようです。)
ナビで簡単に辿り着けましたが、割と住宅街に近い所にあるので、到着するまで「ナビ、本当にあってる??」ってちょっと思いながらのドライブでした。
ショッピング&館内探索の前に、まずはカフェで腹ごしらえ。ちょっと素敵なカフェを想像していたのですが、何というかローカル&庶民的な感じのカフェでした。住宅街にあるせいか、Burleigh(バーレイ)の食器を見にきた人より、ご近所に住んでいそうなご年配のお客さんが多かった感じがします。
食べたものは、こちら。




Burleigh の食器でお茶を飲めたので良し。
カップが口に当たった時の触感が
なんか良いなと感じました。
食事の後は館内をぶらぶら。


扱っているお店などもありました。


ガイドツアーなどもあるようです。
そしてお目当てのファクトリーショップ。



パスタ皿が70%オフで、1枚 £5。ちょうどパスタ皿を買う予定でいたので、こちらを6枚購入しました。ラルフローレンとのコラボ商品のようです。




ちょっとした欠陥がありますが、
ほとんど気にならない感じです。
購入したパスタ皿のようなお買い得品も少しありましたが、ほとんどの物はそれほど安いという訳では無かったので、購買欲はそれほど掻き立てらず。かわいい食器に囲まれた空間で目の保養。
Portmerion(ポートメリオン)
2軒目は、Portmerion(ポートメリオン)へ。




Spode(スポード)、
Royal Worcester(ロイヤルウースター)
などの取り扱いがあります。
いくつか惹かれる食器があったのですが、Emma Bridgewater(エマ・ブリッジウォーター)、Wedgwood (ウェッジウッド)にも行く予定なので、一旦保留。
両店を訪れた後、結局 Portmeirion(ポートメリオン)で見た食器が良いなと思い、翌日に購入しに行きました。
購入したのは、こちらです。





料理の盛り付けの邪魔にならない、
素朴でプレーンな食器に
惹かれることが多いのですが、
この食器は一目惚れしました。
嬉しいことに、貼ってあったお値段から
さらに25%引き。
雑多な感じの店構えですが、ここが一番お買い得感もあるし、掘り出し物を見つけられそうな感じでした。
Emma Bridgewater(エマ・ブリッジウォーター)
初日の最後は、Emma Bridgewater(エマ・ブリッジウォーター)。


気に入ったマグがあれば買おうかなと思ったのですが、それ程惹かれるものもなく、お値段もそれ程割引されている訳ではなく。長居せずに、お店を後に。カフェは入らなかったのですが、とても可愛らしい感じです。
Wedgwood (ウェッジウッド)
二日目の朝、開店時間に合わせて行きました。こちらは、World of Wedgwood という施設で、広い敷地の中に美術館が併設されていたり、優雅な感じのカフェがあったり、他のお店とはちょっと雰囲気が違います。場所も、少し離れた所にあります。


貼り付けて描かれています。
ファクトリーツアーをおすすめされたので、参加してみました。(£12.5)
ツアーでは、実際に食器を作っているところを見ることができ、なかなか楽しめました。日本人の訪問も多いのか、説明書きのパネルなどには日本語も表記されています。食器を作っている人たち、日本の職人さんのような感じというよりは、地元の普通の人たちっぽい雰囲気。ジャスパーの制作過程も一部ツアーで見学しましたが、本格的な製作に関しては企業秘密で、建物内の人目に触れない場所で専門のスタッフが製作しているそうです。私は、陶器用の粘土で手荒れしないのかが気になり、ツアーの最後に聞いてみたら、やはり手荒れするので肌に良い石鹸なんかを使って予防してるそうです。
ツアーの後は、併設されている美術館を見て、敷地内を散策。Wedgwood 以外の、クラフトショップもありました。
散策の後は、お店をのぞく前にカフェでお茶。クラフトショップの店員さんが、カフェは「メッチャ高いよー」と言っていたのですが、お茶とコーヒーは普通のお値段でした。確かに、食べ物はお高めかな。




ティーバッグではなく、
ちゃんと茶葉で淹れられたお茶でした。
そして、お目当てのショップへ。
こちらのセカンド品ショップには、
Royal Doulton(ロイヤルドルトン)、
Iittala(イッタラ)、
Royal Copenhagen(ロイヤルコペンハーゲン)
などもありました。
施設内には、正規のお値段のお店とセカンド品のお店があります。残念ながら、セカンド品のお店の方は、それ程広くなく、お値段もそれ程お安くもなく、ショッピングを楽しみにしていたら、ちょっとがっかりするかもしれません。
店員さんに聞いたところ、以前は別な場所にもセカンド品を扱うファクトリーショップがあったそうなのですが、コロナの後に閉店してしまったそうです。そのファクトリーショップには、たくさんの商品が売られていてお手頃なお値段のものもあったようなのですが、今は、セカンド品を売っているのは、World of Wedgwood 内にある、小さなお店のみだそうです。
お買い得な食器には巡り合えませんでしたが、店員さんやスタッフの方がとても親切で、色々お話しして食器の豆知識なんかを知ることができたので、楽しい訪問になりました。
私が訪れた時は、セール時期では無かったので、どのお店もあまりお買い得感がなかったのですが、ブラックフライデーとか、クリスマスセールとか、そういう時期を狙うと、もっとお安くなっているようです。
あと、陶器ミュージアムは、月曜&火曜日がお休みで、残念ながら行けませんでした。
次はローズガーデン
David Austin の ローズガーデン
行ったのは、こちら。
来年以降、我が家は家庭菜園のスペースをお花畑にする予定なので、好みのバラを探すべく、バラと言えばの「David Austin」へ。
パーっと見るだけなら1時間くらいでも満足ですが、匂いを嗅いだり、色を見たり、花の形を見たり、あっちとこっちを比べたり。そんなことをすると、やっぱり半日くらいはかかりそう。最終日、ゆっくりお庭を見て周り、2時頃に家に向けて出発することにしました。
お庭はこんな感じです。




たくさんの種類のバラを観察。


鉢に入ったものを購入できます。
せまい庭に、そんなにたくさんは植えられないのですが、素敵な花がありすぎて。気に入ったバラの中からどれを買うことにするのか、これから大いに悩むことになりそうです。
ローズガーデン内のカフェで休憩
このチーズスコーンが、思いがけず美味しかった!
付け合わせに玉ねぎのピクルスがついてきたのですが、このチーズスコーンにとっても合うのです。
泊まったホテルとか
Stoke-on-Trent では、Hilton Garden Inn Stoke On Trent に宿泊。£68/泊
駐車場が大きな道路を渡った所にあって、少しわかりにくい&駐車場代がかかりました。
ベッドも寝心地が良かったです。
ホテルのレストランは、あまり心惹かれる感じではないし、近くで食事したい所も見つけられず。車で遠くまで行くのも疲れるし、近くのスーパーも日曜日なのでもう閉まってるし。
夫と私、どちらからともなく、「Too Good To Go」とかどう?ってことになり、そしたら、徒歩圏内で良さげなのが!
旅行だっていうのに、「Too Good To Go」ってと思いつつ、もしかしたら大当たりかもしれないし、何かちょっとワクワクで、歩いて行ってきました。
で、結果はこれでーす。
内容はほぼ同じで笑えました。
しかも、夫は魚が苦手なので、
ツナサンドは食べられないし🤣
歩いてる途中で地元の人がひっきりなしに買いに来ている、アジア系のスィーツショップ発見。パキスタンスィーツのお店だそうで、お菓子をちょっと購入。
2泊目は、ローズガーデンのほど近い所にある、Calcutts House というホテル。£74/泊
ホテルは、1700年代の建物だそうで、とても良い雰囲気。
私たちが泊まったのは、元馬小屋を改造した建物で、大人二人には狭かったので、メインの建物の方に泊まれば良かったなとちょっと後悔。


美味しいイングリッシュブレックファーストを
いただきました。
良く知らないまま、レビューも良いし、ローズガーデンからもそう離れていないし、と思ってホテルを決めたのだけど、まぁまぁの観光地だったようです。
街も可愛らしいカフェがあったり、ちょっと有名な橋(The Ironbridge)があったり、散歩を楽しめました。




カフェがたくさんありました。
私たちが旅行から帰ってきて数日後、子供もキャンプから帰ってきました。
なんか、色んなものがドロッドロ&湿ってる〜〜。
普段、こんなに泥だらけになることもないので、まぁ良い経験。

