当ブログでも推していた日本保守党の飯山陽さん、東京15区支部長を退任する事になりました
同党の百田尚樹代表、有本香事務総長ら執行部名義で出された文書では
「敗退しましたものの、24,264もの票をいただきましたことは、飯山氏ならびに日本保守党執行部として大変光栄なことと、地元の皆様に深く感謝しております。しかしながら選挙戦の最中、4月19日より街宣現場や選挙事務所において〝妨害〟に遭い、この日を境に飯山氏は、不眠、耳鳴りなどの症状に悩まされるようになりました。投開票日翌日の4月29日、専門医を受診しましたところ、『加療が必要』との診断が下りました(病名非公表)」
とのことです。確かに衆議院議員補欠選挙での選挙妨害はあまりにもひどいものでした
飯山さんだけでなく多くの候補者を「選挙活動」の形で攻撃したつばさの党とかいうチンピラ団体の根本良輔、選挙後もこんなことを言っています
その問題について、この記事でも取りあげています
そこで取りあげていたこのポストを
これは法律で許された範囲の活動ですか⁉️🤔
— ami (@amisweetheart) May 1, 2024
ただの迷惑行為にしか見えないけど、これを警察が放置するなら、警察ってすごい無力ですね😅
百田尚樹先生の自宅の前で街宣活動するつばさの党の杉田氏pic.twitter.com/6bJyg0k7Xs
どう考えても政治活動(街宣活動)でなく、チンピラの嫌がらせというか犯罪になってもおかしくありません。これを警察が放置する事自体、とんでもないことです。
飯山さんに関しては、このポストを
「つばさの党」根本りょうすけ氏らによる飯山あかりへの選挙妨害の実態。街宣車で後ろから追い回され、口にするのも悍ましいような卑猥な言葉、誹謗中傷、罵詈雑言を、このように浴びせかけられ続けました。 pic.twitter.com/9wGyuwdlAZ
— 飯山あかり Dr. Akari IIYAMA (@IiyamaAkari) April 29, 2024
選挙期間中のこの発言のどこが選挙活動になるんでしょう?まあ、根元が自身の頭のねじが結構抜けていることをカミングアウトしているという見方も出来ますが…でも、傍目にそんな人がマイク持ってギャーギャー言っていたら、怖いですよ。
候補者や応援弁士、陣営スタッフならなら身の危険を感じても、ひどい場合体調不良になってもおかしくありません!
こんなひどい問題、取り締まれないのだろうか?無理だという声もありますが…でも、76年前に最高裁判所が下したこの判決が覆されたとは聞きませんよ
選挙妨害とは「聴衆がこれを聞き取ることを不可能または困難ならしめるような所為」とした1948年最高裁判決。これをくり返した陣営を現認しながら警察は“選挙後の警告”で済ますらしい。司法がヤジ連呼を認め、今度は警察が演説妨害を“警告のみ”とした。日本の民主主義の歴史上、これを放置した緒方禎己… https://t.co/ViHHePCQip
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) May 1, 2024
確か最高裁判決は重いもののはず。それを「下級の」裁判所が無視したり、ましてや警察などの行政機関が無視したりすることは「あってはならない」のでは?
最高裁判決が絶対正しいとは少しも思わないが、とはいえそれを無視してもいいとなれば、憲法で定められている司法制度を否定する事にもなります。司法がそうなったら、日本は法治国家でなくなり、まともな選挙も出来ない国に成り果てかねません
今日(5月3日)は「憲法記念日」です。
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ともすれば「第9条 戦争の放棄」の事ばかり注目され「護憲」「改憲」と騒がれる(実際夕方のニュースを見たら、今年もそんな感じだった)けど、いつまでもそんな答えが出ているようなことに固執せず、「国民の権利・義務」「司法」についても考えるようにしたほうがいいと思えてきました。
選挙における自由と規制…どちらも強く求めれば「矛盾」となりますが、バランスよく両立させなければ、民主主義は危うくなるからです。それくらい、あの補選はいろんなことを考える機会だったかもしれません。
余談ながら、当ブログは今、これらの情報の拡散をお願いしています