ウッドデッキにパーゴラを追加してみた テラス撤去編

★テラスの撤去


今回のDIYの難しいところは、ただ新しくパーゴラを作る、というだけの作業ではないところです。




作りつつ、奥に見えるポリカ屋根のテラスを撤去しないといけません。


家の壁に傷をつけないで、うまく取り外し、最終的にゴミ出しまでしなければいけないので、かなりの難易度です。


このパーゴラ作りを決意するのに、最後まで悩んだのはこの部分です。


いろいろとシミュレーションしてみたのですが、考えていてもなかなか進まないので、とりあえずねじが外せるところから外してみることにしました。




脚立に乗って上側を見ると、結構外せそうなねじがありました。ねじを外していけば、ポリカ素材の屋根は外すことができそうです。




ポリカ屋根との格闘に専念しすぎて、写真が撮れていませんが、ポリカ板の撤去に成功しました。


重いし大変でしたが、ねじさえ外せばここまでは問題なく進めることができました。



屋根が撤去できれば、あとは分解できるだけ分解していきます。


ポリカ屋根を支えていた横向きの柱材もネジを外せば取れました。


同じテラスでもなければ参考にならない作業ですが、横向きの柱はこんな風に接続されています。外側からは結合部分が目立たないように工夫されています。


縦向きの柱もネジを外せば簡単に取れました。


工場で同じ形状に加工して現場で組み立てれば、ゆがみやずれがなく全く同じ製品ができあがると考えると、日本の工業技術ってすごいなと思わされます。


私が加工すると、ゆがみやずれが発生しまくりで、どうにかしてそれを何とかすることがDIYの醍醐味になっていたりします・・・。


金属製なので、1つ1つの部品が重いですが、同じ形状なのでまとめて置いておきます。



本体は撤去完了です。


壁に柱を取り付ける用の部品が残っていますが、パーゴラ本体の雨仕舞いのために使えるなら使いたいので、このまま残しておきます。



★柱をどうするか



残ったのは、2本の足です。


こちら側には、雨水を流すための雨どいもあります。



こちらは、ウッドデッキの中にありました。


この柱を撤去するとなるとウッドデッキをどうするかも考えないといけません。



作りかけのウッドデッキですが、柱周りの画像がありました。


柱が邪魔なので、板を加工して床材を貼っています。


もし柱を撤去するとなると、床材を何とかしないといけません。さあ、どうしましょうか。



あれこれ悩んでいたのですが、とりあえずなくならないと、考えがまとまらないので、切ってしまいました。


切るのはジグソーを使いました。




丸ノコでも、刃を金属切断用にすれば、切れると思いますが、丸ノコは刃の交換が面倒です。


対してジグソーなら刃の交換が簡単です。まっすぐに切断する必要もないので、金属用の刃を使ってカットしました。



内部はただの金属の管で、どこにもつながっていないので雨水が入っても問題ありません。なので、ふたなどをせず、このままにしておきます。


ウッドデッキの床下で、入るところでもないので、このまま放置しておきます。



もう片方の柱は、ブドウやカボスの木の近くなので、土の中に埋め込んでしまおうと思います。


四角の方は、先ほどと同じくただの管なので水が入っても問題ありませんが、もう片方の丸い方は雨どいなので、雨水枡につながっています。


そのままで土をかけると、土が雨水桝の中に入ってしまい、詰まってしまうかもしれません。


画像はありませんが、家にあった空き缶をかぶせて土が入らないようにしてから、土をかぶせました。


続いて、カットした後に穴の開いてしまったウッドデッキの修正です。



作りたての頃の画像で、今よりもきれいな状態ですが、このように、柱をよけるために床材に大きな切り欠きをしています。


穴をふさがないままでは、穴の開いた危険なウッドデッキになってしまいます。


小さい方の切り欠きは、このように側面から木材をあてがって、ネジどめしました。


もう片方の切り欠きですが、


このようになりました。


痛恨の作業風景の撮り忘れです・・・。


言葉で説明してもわかりにくいのですが、床材の下には床材を支える根太という柱が通っています。


もともとの切り欠きの位置だと、根太の位置が合わず、うまく穴埋めができない状態でした。そこで、板をカットして場所をずらすことで、根太で重さを支えることのできる位置に穴をずらしました。


最終的に、上から木材保護塗料を塗り、一体感を出させます。




木材保護塗料の一流メーカー、キシラデコールです。


他のメーカーだと、白があまりないのですが、キシラデコールだとワイスという色があります。



他の部分がくすんでいるので、色がぴったりあったとはいえませんが、今後使っていくうちになじんでいくと思います。


やりながらどうするか考えていたので、うまくできてほっとしました。

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