ウッドデッキにパーゴラを追加してみた 基礎編その2

★屋外での木材の扱い方


家の中、庭でDIYをしてきて、たくさんの失敗をしてきました。

その中でも一番感じるのが、屋外で木材を使うときの防水対策です。

一番失敗したと感じたのは、

をしたときです。

もともとの屋根は、



SPFの1×4材を使って、水平に作っていました。

作った当時は、DIYをやりだしてすぐの頃で、今後このSPFがどうなっていくのか、まったく考えずに見た目だけを考えて作っていました。

写真で見ての通り、木材は朽ちてしまっています。

近くで見ると、写真で見る以上に劣化してしまっています。

せめて、同じようにSPFを使うにしても、勾配をとって、水がたまらないようにしておけば、違ったのだろうと思っています。

こういう失敗を経て、ウッドデッキや作業小屋を作るときには、常に水に触れ続ける箇所を作らないように工夫してきました。

今回でも、コンクリートの基礎に直接柱を載せれば、雨が降るたびに、コンクリートの基礎と柱の間に水が溜まってしまい、そこから朽ちることが予想されます。

そこで、基礎ブロックの上に、キソスペーサーを挟んで、水が直接柱につかないようにします。

基礎ブロックの設置作業中です。




ブロックの上に載せるキソスペーサーを近くのホームセンターで探すと、こんなものが売っていました。

この大きさだと、柱2つ分になるので、1つ買ってカットして使おうと思います。


刃が悪くなるかもしれないので、お勧めはしませんが、普通ののこぎりでサクッとカットできました。

ちなみに、ネットで探せば、柱1つ分のスペーサーもあるようです。


こんな感じのものが、2つできました。

金属プレートがゆがんでいるように見えるかもしれませんが、実際にゆがんでいます。

前回も書きましたが、コンクリートブロックの中に石が入っているのか、ドリルで穴をあけても、コーススレッドが埋まるところまで穴が開かず、ずらして固定するしかなかったのです。

見た目に美しくないし、うまく柱が固定できるのか、という感じですが、柱は重いから自立するだろうし、他の柱や壁と組み合わせていけば、固定されるだろうというゆるい考えで進めていきます。



1か所目は、ここに設置します。

横の木材はフェンスを浮かせるために置いたものです。

フェンスぎりぎりに設置したいので、そういう位置取りにしてみたら、フェンスが微妙に圧力をかけてきます。

固定されれば、重いし大丈夫と思うのですが、セメントが乾くまではセメントの上で滑っていきそうにも思ったので、乾くまでフェンスに挟んでおきます。

それでは準備が整ったので、基礎ブロックを固定していきます。


重たいのと、設置場所が狭いので、移動に苦労しますが、設置してしまえば、もう動かすことはないので、ひと頑張りです。


★私の左官道具


少量のセメントを練る時には、この洗面器を使っています。

なぜハート型なのかというと、以前友だちと巨大プリンを作ろうということになって、プリンの型として購入したものだからです。

プリンは市販のプリンミックスを大量に買って牛乳などと混ぜ合わせて、無事にハート形にできました。

その後、それ以外に使い道がなく死蔵されていたものが、セメントを練るのに使えるということで日の目を見ました。

暑い日にセメントを使うと、急激に水分が蒸発して、不完全な固まり方をしてしまうので、注意が必要です。

写真の奥に置いてあるじょうろで設置場所を十分に濡らし、基礎ブロックも濡らしてから、セメントで固定しました。



セメントDIYあるあるだと思うのですが、作業中の写真が全くありません・・・。

セメントが固まるまでに短時間でセメントを練り、手荒れ防止のために防水手袋をして(しかも素人だと防水手袋にセメントが付く)、できるだけ短時間で作業をすまします。

なので、写真を撮る精神的・肉体的な余裕がありません。後で記事にしようとしたときに、写真の少なさに気づきます・・・。

設置は無事に完了したので、あとは定期的に水を撒いて、急激な乾燥がないように気を付けます。

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