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【カンボジアニュース】昨年拘束のアンロンベン拠点の特殊詐欺で4人が再逮捕

カンボジアを拠点に特殊詐欺を行っていたとして、佐賀県警組織犯罪対策課は11月27日、太民太容疑者(55)ら男性4人を再逮捕しました。複数のメディアの報道によると、他に再逮捕されたのは、神奈川県大和市上和田、自称自営業の武内徹(35)、兵庫県芦屋市公光町、無職の麦谷祐太(33)、京都府宇治市羽拍子町、無職の松原準一(53)の3人です。

今回の4人を含む日本人7人は昨年5月、カンボジアのタイ国境アンロンベンの特殊詐欺拠点で現地警察に身柄を拘束され、その後日本に強制送還されました。他の3人は帰国後に逮捕されたものの、今回の4人については警察が任意で事情を聴くなどして、慎重に調べを進めていました。そして1年以上にわたる周到な捜査の末、大阪府にいた50代の女性から320万円余りを騙し取ったとして今月6日に逮捕されましたが、27日に処分保留で釈放される際に再逮捕されました。同じ手口で、当時静岡県にいた60代の男性にSNSのメッセージで嘘の投資話を持ちかけ、現金あわせて520万円を騙し取った容疑です。

昨年の日本への移送時に先に逮捕された2容疑者(時事通信社)

警察は4人の役割や他に関わった人物がいないかなどを調べるとともに、特殊詐欺グループの実態解明を進めることにしています。以前にも、プノンペン拠点から逃げ出しベトナムで拘束された容疑者が、処分保留となったもののベトナムでの特殊詐欺の容疑で再逮捕されるなど、複数回の起訴も見受けられます。

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