朝一コメント:フェニックス【寄り付きトレード】

NYダウは349ドル高と続伸。約2カ月ぶりに最高値更新となりました。
S&P500やナスダックも史上最高値更新となりました。
4月の米CPIが市場予想を下回る伸びにとどまったこと。
そして同時に発表された米小売売上高が大きく低下したことを受け、
米長期金利が4.3%台半ばまで低下。(6月利下げを市場は期待)

金利低下を好感し、エヌビディアが3.6%高と元気よく上昇。
フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は前日比2.9%高となっています。
米消費が本当に低下傾向にあるならば、市場最高値を更新してきたこともあり、
そろそろ一服感を入れてくるの思われます。
(相場の上昇力で消費の強さや消費心理を読む!)

今の米国市場の上昇力が市場最高値更新となりながらも持続する場合は、
来月の経済指標は疑いを持って見ていく必要があります。
(一時的な低下の可能性があるため)
株は経済(消費)のバロメーターですから、
一つのアプローチとしてみていきましょう。

米欧の主要株価指数が最高値を更新したことで日本市場の出遅れ感が強まりました。
本日は日経先物の変化日であることは日々の解説でお伝え済みです。
38810円から38890円の上値抵抗帯を終値で抜くのであれば今日でしょう!
(海外勢からの買いが入るのかに注目!)

ここで上値抵抗帯を抜けないようであれば、
日本市場は海外勢から今は物色対象外となっていることが確定し、
6月の日銀会合まで今の調整相場が続く見通しとなります。
(欧米市場が下落する時だけ連動)
日足の2つの下げ波(青ライン)を抜けてこれるのかに要注目です!

日経先物の次のステージ(黄5)は為替が150円前後まで
低下してからという見方を個人的にはしています!
それまでは上昇しても戻り相場と読んでいきます。


戻り最大値は39920円。
下限値は半値戻しの38810円。(ここは5月7日に達成!)
その中値は39365円。
終値で抜けてくれば高確率で中値までの上昇が想定されます。


日足の下げ波を抜けても、問題が何一つ解決していないことから
黄5へは移行しないという見方で今はいます。
黄4の調整波動内の動きとしてみていくようにしましょう!
前回の為替介入時(22年10月21日以降)の動きを想定しましょう。

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本日の日経先物の注目ポイントは、上 38970円。下 38620円。

60分足のMACDは0ライン位置からのGC。
4時間足のMACDも0ライン以上。
日足のMACDもGC中。本日が変化日であること。
上げていく条件は揃っています。

38780円を抜けば38970円から39010円の上値抵抗帯を試します。
途中、38890円に日足の交点価格がありますので、
一旦は止まる予測値として注目となります。

目の前の上昇波動が39000円を抜けていく波動であれば、
38620円から38570円の下値抵抗帯は本日は割らないと思われます。
買いを狙っていく場合はこの下値抵抗帯をサポートに見ていきましょう!

【寄り付きトレード】

38,620円 売り(A)

38,620円 決済(B)

±0円

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