【レビュー】乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 13(完)【感想】

1.『あらすじ』

 イケメン死すべし!
 モブから始まる、乙女ゲー風異世界ファンタジー!!

 ついに火蓋が切られてしまった帝国との戦争。
 旧人類、新人類の末裔が生存をかけた戦い、どちらとも引くことはできなかった。

 リビア、ノエルの援護もあり、
 敵の本拠地であるアルカディアに乗り込むことに成功したリオンとユリウスたちだったが、
 行く手を阻む帝国の騎士たちに、一人また一人と落ちていく。

 仲間の犠牲で中枢部にたどり着いたリオンは、そこで友人であった敵国の騎士フィンと対峙する。

 お互い譲れない戦いの中、リオンの愛機ルクシオンもまた苦しんでいた……。

 成り上がり異世界ファンタジー、堂々の完結!!

引用:GC NOVELS

※これより下の文章にはネタバレが含まれるので注意してください。

2-1.『レビュー』

 ヴォルデノワ神聖魔法帝国と決戦を控えた、ホルファート王国。

 リオンは決戦前に、仲間たちや恋人たちと言葉を交わす。

 生きて戻ってくるように言われるが、リオンは自分の命が失われるものと考えていた。

 そこまでしないと帝国、アルカディアを倒すことができない。

 リオンは決死の覚悟で、戦いへと望む。

 また専用機が用意されたユリウスたち五人も、リオンに力を貸す。

 そしてホルファート王国の貴族たちが力を結集させ、戦力を整える。

 けれども相手の戦力はこちらの約三倍以上であり、アルカディアの強力な主砲が飛んできた。

 当たればひとたまりもないが、味方の人工知能たちが防御特化のシールド艦でやり過ごす。

 加えてノエルが聖樹の力で、攻撃を防いだ。

 しかしアルカディアも負けてはおらず、驚愕きょうがくの攻撃手段に出る。

 だがそこでリオンはとある作戦を実行して、大きなチャンスを生み出すのだった。

 そして友人であるフィンと戦うことになり、激戦を繰り広げていく。

 果たしてこの決戦は、どのような結末を迎えるのだろうか。

2-2.『感想』

 今巻は帝国との決戦を行い、リオン君が命を懸けて挑む最終巻となっています。

 王国と帝国の戦いですが、実質旧人類と新人類の戦いでした。

 そして敵側であるアルカディアは、強敵です。

 過去の戦いで弱っていなければ、ルクシオンでは手も足も出ませんでしたね。

 それでも不利な状況に変わりなく、リオン君はこの戦いで死ぬものと考えて挑みます。

 実際、激戦に次ぐ激戦でした。

 仲間たちもどんどんやられていき、また足止めにてっします。

 加えて仲の良かったフィン君とも、戦うことになりました。

 両者ともに勝たなければいけない理由があるので、お互いに勝ちを譲れません。

 正に、最終巻に相応しい戦いでした。

 また最後は感動的な展開であり、リオン君とルクシオンの友情が素晴らしいです。

 なのでこの作品が終わってしまうのが、とても惜しいですね。

 ですが外伝であるマリエルートがありますので、もう少しシリーズは続きそうです。

 マリエルートと言えば、元々本編のアンケートSSでした。

 ゆえに本編が終わりということは、マリエルートも終わります。

 けれどもアンケート回答後のマリエルートの内容には、驚きを隠せませんね。

 本編が終了したためこちらも完結する必要があるのは分かるのですが、賛否が分かれる結末でした。

 特に本編を読み終えたばかりだったので、何とも言えない悲しさとむなしさが残った感じです……。

 これは書籍版マリエルートで改善されて、ハッピーエンドになることを祈るばかりですね。(^-^;

 

 それとマリエルートであるあのせか三巻と、この最終巻のキーワードを応募フォームに入力することで、本編の後日談が読めました。

 こちらはどちらかと言えば、雰囲気は日常回という感じですね。

 加えて次の冒険の舞台の状況が、出てきます。

 後日談の先が気になりますが、おそらくこれで本当に終わりな気がしますね。

 この最終巻できれいに終わっているので、引き伸ばされるとはあまり思えません。

 ですがもちろん続きが読めるなら、それに越したことはないですね。

 あとはあのせかのアンケートSSでは、公国ルートが書かれています。

 そのルートの書籍版も、読んでみたいですね。

 またアニメの二期も決定しているので、本編は終わってもまだまだモブセカは続きます。

 それと2024年の秋には、三嶋与夢先生の最新作が動き出すみたいなので、そちらも要チェックですね。

 最後にweb版と書籍版、そして外伝と、どれも大変面白かったです。

 素晴らしい作品をありがとうございました! これからも三嶋与夢先生の作品を読んでいこうと思います。

 リオン君とルクシオンがアルカディアと決戦を迎える最終巻に興味がある方は、是非購入を検討してみてください。

3.『今回のレビュー書籍』

書籍情報
  • タイトル:乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 13
  • 著者:三嶋与夢
  • イラスト:孟達
  • 発売日:2024年3月29日
  • 定価:1,320円 (本体1,200円+税10%)
  • 発行:マイクロマガジン社
  • レーベル:GCノベルズ

 よろしければ以下のサイトより購入していただけると幸いです。

4.『関連書籍』

 

  • 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 1 (GCノベルズ)

  • あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です 1 (乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です マリエルート)

  • 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 01 (ドラゴンコミックスエイジ)

  • 乙女ゲー幼稚園はモブに厳しい幼稚園です 1 (ドラゴンコミックスエイジ)

 


 

【著者:三嶋与夢の別作品】

  • 俺は星間国家の悪徳領主! 1 (オーバーラップ文庫)

  • セブンス 1 (ヒーロー文庫)

 

5.『アニメ配信情報』

 ネットでアニメを見るなら【dアニメストア】がオススメです。

 『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』も配信されており、他にもアニメ5.500作品以上が月額550円(税込み)で見放題となっています。

 アニメ好きなら、かなりお得と言えるでしょう。

 初回は月額無料となっていますので、この機会に試してみてはいかがでしょうか?

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 ※初回31日間無料(31日経過後は自動継続となり、その月から月額料金全額がかかります)
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