- B4−5E
三木監督の本気
初戦では浅村の開幕5番スタートに三木監督の「チャレンジ」を見た気がしました。そして初戦でのノーヒットを見るや第2戦では打順を1つ落とし6番に。三木監督は本気です。どうやら浅村を特別扱いしないと決めたようです。
その浅村にも昨日の第1打席で今シーズン初安打が出ました。
89年(生まれ)組は元気です。
昨日のオーダーは1番から4番までは変わらず。浅村の代わりに5番に置いたのが阿部でした。
阿部の起用は2−2の同点で迎えた延長10回表に効果を発揮します。3番小郷のヒット、4番辰己が四球を選んで1アウト1、2塁とした展開から5番阿部に2点タイムリー3ベースが飛び出しました。2点というのが大きかった。
このあと前の回から6番フランコに代わりサードについていた大地にも貴重な追加点となるタイムリーが出ました。これで3点差。阿部、大地の89年組は元気です。延長10回裏に1点差まで詰め寄られました。大地の追加点が効きました。
浅村からの脱皮
三木監督は浅村から脱皮しようとしているんじゃないかしらん...の予感は6回表、四球で出塁した浅村に代走を送ったことで確信に変わりました。終盤の7,8,9を残して浅村を下ろす采配は今まであり得ませんでした。
しかし三木采配はそれをやりました。「今取れる1点を取りに行く」という姿勢が見えます。
ランナーが浅村から武藤に変わったことで少なからずプレッシャーが増したか、九里のボークを誘い結果1点を追加する展開になりました。結果オーライといえないこともありませんが、こういう展開になる可能性を高めた采配ではあったように思いますw。
浅村を普通に扱う采配で攻撃が賑やかになってきた印象があります。特に目立つ変化の1つはフランコが良くなっていることですねw。たまたまかもしれません。もう少し様子見ですw。
心配はリリーフ陣
楽天TVの解説者も指摘していましたが、楽天はリリーフ陣がまだ不安定のように見えます。ソン、酒居といったベテラン組が離脱してスタートしたシーズン、この2人をカバーできる実績を持つ藤平、鈴木ソラの2人が簡単に失点しまっているところが気になります。
先発からリリーフ復帰となった内も3点リードで迎えた延長10裏に2アウトから1点差まで詰められました。
まだシーズンも始まったばかり、負けなかった粘りを良い経験として徐々に本来の調子に上げていきたいところです。
先発の古謝はよかった
腰のハリのためローテ飛ばしとなったハワードの代役は古謝でした。ボールが強かったですね。5回71球2安打無失点は代役としては上々、継投のタイミングが早すぎないかと思わせる内容でした。
味方が先制したイニング裏に先頭を四球で出し、牽制悪送球とメンタルの脆さを見せる場面もありましたが、そこを切り抜けたあとは2イニング3者凡退、見違えるようでした。ハワードの故障は「怪我の功名」になったっぽいですw。