英語スラング「IRL」の意味＆使い方を徹底解説！

SNSなどで「IRL（アイ・アール・エル）」という言葉を見たことがある方は多いと思います。

初めてこの表現を見た時には、どんな意味かわからないですよね。

当記事を読んでいただければ英語表現「IRL」の意味や使用方法について間違いなく理解を深めることができます。

「IRL（アイ・アール・エル）」とはどんな意味？

早速ですが「IRL」は「In Real Life（現実世界で）」の略で、「オンラインやゲームの世界ではなく、実際の生活で」「リアルで会うとき」という意味のスラングです。

いわゆる「オフ会」的な意味もあります。

特にSNSやオンラインゲーム、メタバースなどの仮想空間と、現実世界を区別するために使われます。

さらに「ネットではこうだけど、現実ではこう」といった対比を表現するときにもよく使われます。

【重要ポイント】
オンラインとリアルの違いを強調するときに使う
ネットのキャラと現実の自分を区別するときにも使われる
カジュアルな会話やSNS、ゲームのチャットなどでよく使われる

「IRL」の例文・使い方

それでは「IRL」の具体的な使用例をみていきましょう。

1.オンラインのキャラと現実の自分を比べるとき

ネット上では社交的だけど、現実では違うというニュアンスを伝えるときに使う。

例：I talk a lot in games, but I’m shy IRL.
（ゲームではめっちゃ話すけど、リアルでは人見知りなんだよね。）

2.SNSの投稿で「リアルではこう」と言いたいとき

ネットでの発言と現実を対比するときにも使われる。

例：I look confident online, but IRL, I’m a mess.
（ネットでは自信満々だけど、リアルではめちゃくちゃ。）

3.ゲームやSNSで知り合った人と会うとき

ネットで知り合った人と実際に会うときにも使える。

例：We’ve been gaming together for years, but we finally met IRL!
（何年も一緒にゲームしてたけど、ついにオフで会えたね！）

4.リアルなイベントに参加するとき

オンラインではなく、実際の会場でイベントが行われるときにも使われる。

例：I usually watch concerts online, but this time, I’m going IRL!
（いつもはオンラインでライブ観てるけど、今回はリアルで行くよ！）

「IRL」に似ている英語表現５選

続けて「IRL」と同じように、「現実世界」「オンラインとの対比」を表すスラングを紹介します。

1.Offline（オフライン）

「ネットやゲームの世界ではなく、現実の世界」という意味で使われる。

例：I’ll be offline for a while, let’s meet IRL.
（しばらくオフラインになるから、リアルで会おう。）

2.F2F（エフ・ツー・エフ）

「Face to Face（対面で）」の略で、IRLと似た意味を持つ。

例：Let’s discuss this F2F instead of chatting.
（チャットじゃなくて、対面で話そう。）

3.Meatspace（ミートスペース）

「インターネットではなく、物理的な世界」という意味のスラング。

例：Social media is fun, but real connections happen in meatspace.
（SNSは楽しいけど、本当のつながりはリアルな世界で生まれる。）

4.Real-world（リアルワールド）

「現実の世界」という意味で、特にオンラインの世界と対比するときに使われる。

例：In the real world, things aren’t as simple as in games.
（現実世界では、ゲームみたいに物事は単純じゃない。）

5.AFK（エー・エフ・ケー）

「Away From Keyboard（キーボードから離れる）」の略で、オンラインの世界から一時的に離れることを示す。

例：AFK for a bit, need to do something IRL.
（ちょっと離脱するね、リアルでやることあるから。）

「IRL」と対義的な英語表現５選

最後に「IRL」の反対に、「オンライン上で」「現実ではなくネット上で」といった意味の表現を紹介します。

1.Online（オンライン）

「ネット上で」という意味で、IRLの逆の表現。

例：We only talk online, never IRL.
（私たちはネットでしか話さない、リアルでは一度も会ってない。）

2.URL（ユー・アール・エル）

「ネット上で」という意味で、IRLの逆のスラングとして使われることがある。

例：We’re friends IRL, not just URL.
（私たちはリアルな友達で、ネットだけの関係じゃない。）

3.VR（ブイアール）

「Virtual Reality（仮想現実）」の略で、オンラインの世界に没入することを示す。

例：I spend more time in VR than IRL.
（IRLよりもVRの世界で過ごす時間の方が長い。）

4.Metaverse（メタバース）

「仮想世界」という意味で、ネット上のコミュニティやバーチャル空間を指す。

例：I met so many cool people in the metaverse, but never IRL.
（メタバースでたくさんのクールな人に会ったけど、リアルでは一度も。）

5.LARP（ラープ）

「Live Action Role-Playing（ライブアクションRPG）」の略で、ゲームのキャラクターをリアルに演じること。

例：In LARP, we act as fantasy characters IRL.
（LARPでは、リアルでファンタジーのキャラを演じる。）

まとめ：「IRL」は幅広く使える便利な英語表現

以上のとおり「IRL」という英語表現についてご紹介しました。

「IRL」は、「現実世界で」「ネットではなくリアルで」という意味のスラングで、オンラインと現実の違いを表現するときや、ネットで知り合った人と実際に会うときに使われます。

ぜひ今回の記事の類似表現や対義表現も活用して、オンライン英会話でさまざまなフレーズを使いこなしてみてはいかがでしょうか？